タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

台風が心配

2020年09月03日 | 日々雑感
台風9号は九州の西方を北上して韓国に上陸したようです。

台風からはかなりの距離がある拙宅でも、未明には波板が音をたてていました。最近の台風は大型で、強力なので韓国でも被害が出ているのでは?

これまで何度も行った韓国の、タカ長たちが滞在した町にも強風が吹いたのではないかと心配しています。

本当は、すぐすぐ後に10号が来るので、人の心配より自分たちのことを考えないといけないのでしょうが、台風9号と10号の強風域には友だちやその家族も住んでいるので、ついつい気にするのです。

   

   

韓国で一番滞在日数が多いのが釜山市です。対馬が見える太宗台(テジョンデ)公園で観察していました。

この写真は観察ポイントに近い灯台です。公園になっています。海辺に近いところには観光客相手の飯屋みたいなものがありました。

強風が吹いたら被害は免れません。

    

ナクトンガン河口エコセンターです。まわりには、海からの風をさえぎるものは何もありませんでした。

    

    

釜山の南西にある巨済島(コジェド)最南端の望山(マンサン)です。

あの山に登ったことは紹介しましたが、タカ長たちがここに来る最大の目的は、、、、

    

言うまでもないことですが、タカの渡り観察です。

この日はマンサンの頂上の右方向からたくさんのハチクマが現れました。

    

宿泊したのはこのペンションです。2階の部屋に滞在しました。

1階には食堂もあり食事の心配は不要でした。2階の部屋のドアーを開ければマンサンが見えるのですから、横移動ゼロの観察地です。

この地に初めて行ったのは1999年9月でした。そのころは何もない寒村でしたが、数年の間に観光開発がすすみ、便利にはなりましたが、その分滞在費がかさむようになりました。

    

この村のもう一つの名物がキリです。と言うことは海からの気流の影響をまともに受けると言うことです。

台風9号はこの村や釜山市の西を北上したようです。風の被害が拡大する最悪のコースだったのでは???

    

韓日猛禽類共同調査と書かれています。

渡り調査のひとつの到達点ですが、その後の動きは加齢とともに悪くなり、今は立ち消え状態になっています。

その開拓に関与した一因としては残念なことです。

    

    

9号台風は慶尚南道の、日本でいう県庁所在地、昌原(チャンウォン)を直撃したようです。

ここには友だちのご両親が住んでおられ、夕食を一緒したこともあります。

この町を強風が吹いたはずです。

    

    

その昌原の西に順天(スンチョン)あります。

正式名称は忘れましたが、そこのエコセンターにも行きました。

台風10号は9号より西を北上する予報が出ているので、この順天も被害を受けることになるのでしょうか?

タカ長たちが行くところはこのように開けた所です。言葉を変えれば風をさえぎるものがない所です。

9号も10号も強大な台風なので、ついついこのようなことを気にしています。

    

その西の方、木浦(モッポ)に近いところに月出山(ウォルチュルサン)があります。

宿泊したホテルから撮ったものです。あの頂上に立ちました。

あの山が台風で壊れることは無いでしょうが、この町はどうでしょうか?

嫌な台風の襲来を機に、韓国での旅を思い出しました。