タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

加藤武三回顧展に行く

2020年03月16日 | 山歩きから
    

タカカノと加藤武三回顧展に行きました。

サンデー毎日のタカ長、久しぶりにラッシュアワーの道を走って市内に入りました。天気は雨模様、山には雪が降ったようで、途中に見える呉娑々宇山には雪が見えました。

そもそも市内に出ることが少ないタカ長ですが、目的地の「ギャラリーブラック」には迷うことなく行けました。

これでも一応、広島人ですから、そのようなことは当たり前のことですね。

    

加藤武三のことは何度か紹介しているので、あらためて書くことはありません。

タカ長たち広島の登山者の大先輩です。いまにして思えば残念なことですが、一緒に山を歩いた経験はありません。

加藤武三は「雲の上の人」で、タカ長はぼんくら登山者ですから、接点がないのは仕方ないことですが、でも、やはり一緒に歩いた経験がないことは、今にして思えば本当に残念です。

    

加藤武三と言えば広島の登山者で、何と言っても芸北山群と言われた、広島県北西部に足跡を残された人だとタカ長は感じています。

その頃の芸北山群はブナの山、と言っても過言でないと思います。会場にもブナの絵がたくさん展示されていました。

本当のことを言うと、下の写真は島根県の大万木山の「タコブナ」だと思われます。

    

展示された作品とともに、スケッチブックも紹介されていました。

そこにはハッとするような言葉もあります。それらの一部を並べてみます。

    

    

    

ハッとする言葉がありますが、、、、、

一番心に響いたのは、、、、、

    

この、最後の2行です。何でもない言葉のようですが、ハッとしました。

下手なコメントは書きません。それぞれの人が加藤武三の言葉に何かを感じて頂ければ、一人の登山者として嬉しく思います。

    

タカ長ごときが心配することではないかと思いますが、コロナ騒ぎの影響で会場に来られる人が少ないのでは、と気にかけていたのです。

しかし、それは要らぬ心配のようでした。

タカ長が芸北山群を熱心に歩いた頃、同じように歩いておられたベテランの人や、若い登山者など、多くの人が来られました。

    

その「加藤武三回顧展」は明日までです。

未だの人はぜひお出かけ下さい。何かを感じることができる回顧展です。