タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

思わぬ風景

2020年03月03日 | 山歩きから
    

昨日はあの稜線を歩きました。

白川のバス停から山に入り、アップダウンをくり返しながら窓ヶ山へ登り、右側の峰(東峰)で昼食。

それから向山への道を歩き、仏峠から下山しました。

    

右のピークが向山でその左側に仏峠があります。

このあたりを歩いたことはありますが、近くても度々行っていません。この前はいつ行ったやら???

6月にはキイチゴを採りに行ったこともあります。しかし、、、、

昨日は、とにかく、久しぶりでした。

    

仏峠から下りながらYamapの軌跡を見ると、そこに記された赤い線と、自分が歩いている青い軌跡が違っており、チョッと不安になることもありました。

Yamapの赤い線は入山のところでも違っているので、その面ではあの軌跡を100%信用できません。そのためチョッと気持ちが動いても、自分を信じて下りてきました。

   

ふり返った風景がとても山深く見えました。

写真には撮っていませんが、進行方向を見ても、人工物は高圧線の鉄塔くらい、すぐ近くにある団地らしきものはまったく見えませんでした。

一瞬、どこか知らない山に迷い込んだような気がしました。

    

林道のそばも茂っていました。

このような風景を見ながら、何かしら得をした気分でした。

私たちの町にある団地のすぐそばに、このような風景があることが嬉しく思われました。

いつも思うのですが、私たちが見ている風景は2次元の風景、せいぜい「2,3次元」の風景です。

しかし、そこを歩けば3次元の風景、間違いなく奥行きを感じます。

昨日もその「奥行」にふれて、とても幸せな気分になりました。

     風光る林道山に尽きるとき   鷹蝶