タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

年寄りの半日仕事

2019年10月30日 | 山歩きから
    

今日は団地の長寿会の運動会でした。

この運動会は過去何度も雨にたたられ、室内での競技に変更されましたが、今日はその借りを返すような好天でした。

何度も雨にたたられているときは、長寿会の会長は「雨男」だと言うような声も聞こえましたが、、、

我らが長寿会の会長が雨音発言をしても、どこかの大臣の発言のような話題にはなりません。当たり前のことですね。

   

運動会、と言っても、軽いお遊びです。

これは輪投げ。10投して4個成功すれば合格、と言うようなルールがそれぞれの競技に決められていました。

   

その競技ですが、輪投げ、ゲート遠し、ホールインワン(グランドゴルフ)そしてペタンクです。

タカ長はその4競技すべてで合格しました。

合格できない人は出来るまで何度でもトライできるので、一発合格よりは運動になったかも分かりませんね。

    

要するに、会場に出かけて行って、皆でおしゃべりしながら体を動かすのが目的なので、競技の成績は2の次、3の次なのです。

皆でおしゃべりしながらゆっくりと進んだようですが、それでも11時過ぎには競技は終わり、早めの昼食タイムになりました。

そこでまたおしゃべり。山歩きが続いたタカ長には格好の休養日になりました。

    

タイトルの「年寄りの半日仕事」と言うのはタカ長が考えたことではありません。

高名な冒険家、三浦雄一郎氏のヒマラヤでの登山活動を見て、彼のチームの人が「年寄りの半日仕事」と言っていた、と国際山岳医・大城和恵氏の著書に紹介されていました。

その言葉を拝借したわけですが、今日の運動会もまさしく「年寄りの半日仕事」で、楽しい昼食タイムを終えて帰宅しても、時計は12時を少し過ぎただけでした。

タカ長たちの運動会と、三浦雄一郎氏の山岳活動ではレベルが違いすぎますが、その考えるところは同じようなものです。

要するに、年寄りには無理は禁物、と言うことです。

半日仕事でもリフレッシュできますし、その半日仕事を積み重ねてゆけば、まだまだそれなりの山に登ることも可能です。

長寿会の運動会を終えてそのようなことを考えました。