タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

講座を前に

2019年10月15日 | 山歩きから
    

台風19号のあと初めての裏山歩きです。

裏山歩きのコースは事前に決めるのではなくて、その時に参加している人たちが何となく決める雰囲気なのですが、、、、、

今日は23日の講座を前に、その日に歩くコースをもう一度歩いてみることになりました。

それが正解でした。前回の裏山歩きでコースの整備は終わったつもりでしたが、、、、

    

椿乗越を過ぎると、目の前に大きな倒木が道をふさいでいました。

台風19号の風によって倒されたものと思われます。その倒木を前に、船頭ばかりが喧々諤々。

    

タカ長は高みの見物です。おんな船頭唄を含めて、何やら言っていましたが、、、、、

どうやら鋸で伐って、この倒木を道の端に寄せることに決まったようです。

    

そうと決まれば工兵隊員の出番です。体力自慢が駆り出され、、、、

    

何人かの手によって伐ることに成功しました。

枯木なので、見た目ほどの難しさはなかったようです。

    

伐った木を道端に寄せて、、、、タカ長さまの通り道が完成しました。

足腰の衰えたタカ長さまも安心して通れるようになったので、講座の日に初心者の人が来られても問題ありません。

この倒木は想定外でしたが、彼らの頭の中には、処理すべき倒木がもう1本あったようです。

その現場に行こうとしたら、あんたは空を見ておれ、と戦力外通告を受けました。

その通告を素直に受けて、せせらぎ広場で空を見ていましたが、今日は何も飛びませんでした。

下山して、下の観察地で聞くと、今日はハイタカが多く飛んでいる、と言うことでした。

    

想定外の倒木は他にもあったようですが、それらの処理を終えてせせらぎ広場に集まりました。

ここに集合すると、、、、、

    

このところ1軍も2軍もなく、コーヒータイムをすることになってしまいました。

タカ長は居残りして、山の上でタカの渡りを見るつもりでしたが、この時間、山は時雨そうな感じになったので、皆さんと一緒に下山しました。

   

倒木のあったところもご覧の通りです。

普通に歩いたら、ついさっきまで倒木が道をふさいでいたことなど誰も気づかないでしょう。

これで講座の準備は終わりました。

と言っても、皆さんが手はずを整えて下さるので、タカ長は何もしないで出かけて行き、「先生面」をしているだけで良いのです。

いい役でしょう。だから、この講座の講師は一度やったら辞められないのです。