タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

平家山下見登山

2019年01月10日 | 山歩きから
スマホから投稿したように、平家山と源氏山に行きました。標高106メートルと165メートルの低山です。

この山を知ったのはネット情報からですが、何よりその名前に惹かれて登る気になったわけです。

    

軌跡の右端がスタートゴール地点の山口県岩国市のJR岩国駅です。

ご覧のように市街地に近い山ですが、市街地に近い山は登り口を探すのが一苦労です。

今日も例外ではありませんでした。分かってしまえば簡単なことですが、タカ長はこのあたりの山を歩いたことがないのです。

超マイナーな山なので登山口を示す案内板もありません。だからマイナーな山が面白いのですが、最初は戸惑うことがあります。

    

下のほうの軌跡がごちゃごちゃしているのはそのためと、下山したあと西念寺を訪ねたりしたためです。

中央で軌跡が右に曲がったところの手前のピークが平家山です。

その上のほうで下向きの軌跡が止まったところが源氏山です。

源氏山で昼食のあと岩国山のルートを確認するために足を伸ばしました。

左上で軌跡が止まっているところが岩国山へのルートです。今日は岩国山には登らないでひき返しました。

    

市街地から平家山へは距離は短いけど急登でした。


少し登るとすぐに展望が開けてきます。


    

こちらは周防大島方面です。今日は曇りだったのでキレイな風景写真は撮れません。

    

岩国市の市街地です。岩国空港の管制塔が見えています。

米軍岩国基地と共用しているので軍用機の発着があります。今日も軍用機と民間機の両方を見ることが出来ました。

    

平家山で小休、源氏山を目指しました。

このあたりは高圧線の鉄塔が多くて、鉄塔めぐりをしているような感じでした。

    

沢すじに下りて、涸れた沢を渡り、谷すじの道を登ります。

    

むかしは畑などがあったのでしょうが、今は荒れ放題になっています。

冬鳥などがたくさんいてもおかしくない雰囲気ですが、これといった鳥には出合いませんでした。

    

このような石垣のそばを登ったところが源氏山への分岐点です。

そのルートに入って数分で源氏山に着きます。

    

こちらからは広島方面の山も見えますが、今日の天気では遠くの展望は期待できません。

ここで昼食。少しだけのんびりして、岩国山へのルートを探しに行きました。

そのルートの途中では、、、、、

    

梅の花が咲いていました。

イメージ的には少し早い感じですが、丁度そのとき会った地元の人に聞くと、この梅は小梅で早い時期に花をつけるそうです。

岩国山へのルートは簡単に見つかりました。

その登り口に小さな小屋掛けをして、何かをしている人がいました。

聞いてみると茶道に使う茶筅を作っているとか、、、、、。

しかし、目の前には作成途中の茶筅はありませんでした。タカ長と同じ高齢者で、茶筅づくりを初めて2年とのことでした。

今度は仲間ときますから、茶筅をずらりと並べておいて下さい、と言って別れました。

この歳になって誰とでも気軽に話しかけることが出来るようになりました。

市街地に近い山とはいってもほとんど人に会わない山です。そのようななかで梅の話や茶筅の話を聞くことができて嬉しく思いました。

お蔭さまで今日の下見登山は大成功、本番は気候の良い時にして、山頂で昼寝したい、、、、

というようなことを思わせる山でした。