救急救命法を学びました
タカ長団地では毎年2回くらい近くの消防署から救急隊の人に来ていただき、自主防災の講習会を行っています。その中のメインが毎年7月に行っている講習会です。
今年度は7月8日の行われました。今年は最初にビデオによる講習のあと、屋内で救急救命法を学び、そのあと屋外に出て土嚢のつくり方を教えてもらいました。
ここではタカ長自身の復習をかねて救急救命法を紹介します。
町で倒れている人を見つけたら勇気を持って近づき、まずその人に声をかけてようすを見ます。そして本当におかしいと感じたらまず救急車を呼ぶ手配をします。(写真左)
この場合「誰か救急車を呼んでください」と声をかけるのではなく、、、、、
「そこの黒いカバンを持っているあなた、救急車を呼んでください」と言うように、誰に頼んだのか具体的に分かるようにするのがポイントです。
そのあと顔を近づけて呼吸をしているか確認します。(写真右)このように顔を近づけて呼吸をしているか、自分の肌で感じるとともに、目で倒れた人の胸が動いているかどうか確認します。
呼吸をしていなかったら、まずあごを上げて気道を確保し(写真左)相手の鼻をつまんで口から空気を送り込みます。(写真右)
そのあとすぐに心臓マッサージをします。
親指のつけね(指根部)を相手の乳と乳の間において、力を入れて30回押さえます。(写真左)押さえる間隔は心臓の鼓動より少し早い程度ですから、結構速いテンポで1,2,3と押さえることになります。
そのあとまた人工呼吸、そして心臓マッサージ、、、、、と言うことになりますが、現場の状況によっては人工呼吸が難しいこともあります。その場合優先させるのは心臓マッサージです。救急搬送先で息を吹きかえしても、脳に血液が届いていない時間が長くなると、命は救っても寝たきりの状態になるので、とにかく心臓を動かすことを優先しなさい、と言うことでした。
ひと口に心臓マッサージと言っても、それを行うには相当の体力が必要です。コツとしては
左の救急隊員のように、肘を伸ばして自分の体重で押さえること。
右の人のように肘が曲がった状態で、腕力で押さえると余分の体力を使うことになり長時間できません。
いくら上手にしても、この心臓マッサージは体力の要ることですから、出来れば複数の人が交代で行うのが良いです。
どのくらい強く押さえるか、と言うことですが、とにかく強く、強くです。
救急隊員の人の経験では骨が折れるのを感じることもあるそうです。生きるか死ぬかの時ですから、胸の骨が折れることなどに頓着してはおれないと言うことですね。
救急隊員の人が強調されていましたが、このような救命活動のときに骨を折るようなことがあっても責任を問われることはないそうです。
だから、もしこのような場に遭遇したら勇気をもって救急活動をして下さい、と言うことでした。
私たち山のグループは平均年齢が限りなく70歳に近づいています。そのようなものが人里はなれたところを歩くわけですから、この程度の知識は皆が持っていないといけないようです。
タカ長たちのメンバーには医師も看護師もいるので、その面では少しは安心できますが、しかし、その医師や看護師がいつも一緒にいるとは限りませんから、緊急の場合の対応法については皆で研究しておかないといけないようです。
タカ長団地では毎年2回くらい近くの消防署から救急隊の人に来ていただき、自主防災の講習会を行っています。その中のメインが毎年7月に行っている講習会です。
今年度は7月8日の行われました。今年は最初にビデオによる講習のあと、屋内で救急救命法を学び、そのあと屋外に出て土嚢のつくり方を教えてもらいました。
ここではタカ長自身の復習をかねて救急救命法を紹介します。
町で倒れている人を見つけたら勇気を持って近づき、まずその人に声をかけてようすを見ます。そして本当におかしいと感じたらまず救急車を呼ぶ手配をします。(写真左)
この場合「誰か救急車を呼んでください」と声をかけるのではなく、、、、、
「そこの黒いカバンを持っているあなた、救急車を呼んでください」と言うように、誰に頼んだのか具体的に分かるようにするのがポイントです。
そのあと顔を近づけて呼吸をしているか確認します。(写真右)このように顔を近づけて呼吸をしているか、自分の肌で感じるとともに、目で倒れた人の胸が動いているかどうか確認します。
呼吸をしていなかったら、まずあごを上げて気道を確保し(写真左)相手の鼻をつまんで口から空気を送り込みます。(写真右)
そのあとすぐに心臓マッサージをします。
親指のつけね(指根部)を相手の乳と乳の間において、力を入れて30回押さえます。(写真左)押さえる間隔は心臓の鼓動より少し早い程度ですから、結構速いテンポで1,2,3と押さえることになります。
そのあとまた人工呼吸、そして心臓マッサージ、、、、、と言うことになりますが、現場の状況によっては人工呼吸が難しいこともあります。その場合優先させるのは心臓マッサージです。救急搬送先で息を吹きかえしても、脳に血液が届いていない時間が長くなると、命は救っても寝たきりの状態になるので、とにかく心臓を動かすことを優先しなさい、と言うことでした。
ひと口に心臓マッサージと言っても、それを行うには相当の体力が必要です。コツとしては
左の救急隊員のように、肘を伸ばして自分の体重で押さえること。
右の人のように肘が曲がった状態で、腕力で押さえると余分の体力を使うことになり長時間できません。
いくら上手にしても、この心臓マッサージは体力の要ることですから、出来れば複数の人が交代で行うのが良いです。
どのくらい強く押さえるか、と言うことですが、とにかく強く、強くです。
救急隊員の人の経験では骨が折れるのを感じることもあるそうです。生きるか死ぬかの時ですから、胸の骨が折れることなどに頓着してはおれないと言うことですね。
救急隊員の人が強調されていましたが、このような救命活動のときに骨を折るようなことがあっても責任を問われることはないそうです。
だから、もしこのような場に遭遇したら勇気をもって救急活動をして下さい、と言うことでした。
私たち山のグループは平均年齢が限りなく70歳に近づいています。そのようなものが人里はなれたところを歩くわけですから、この程度の知識は皆が持っていないといけないようです。
タカ長たちのメンバーには医師も看護師もいるので、その面では少しは安心できますが、しかし、その医師や看護師がいつも一緒にいるとは限りませんから、緊急の場合の対応法については皆で研究しておかないといけないようです。