タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

節電の夏

2011年07月03日 | 日々雑感
 節電の夏本番。

 いまのところ広島は気が狂うほどの酷暑にはなっていないので助かっていますが、、、、梅雨明けを迎えると焦熱地獄が待っているのでしょうか?暑さに弱いタカ長としては気になるところです。

          

 見ただけで暑さを感じるベトナム・ハノイの電線。電線が町の風景を害しているのは日本もベトナムも同じですが、それにしてもこれはひどすぎない???

          

 町の一流レストランから町を見ても、ここでも電線が邪魔をして暑さがいっそうましてくるようです。

 このような状態ですからトラブルも多くて、そのために停電することも少なからずあるとか。素人が見ても分かるような気がします。

 これだけたくさん電線が張りめぐらされていてもレストランの中の照明は暗いもの。町の電線の数とレストランの明るさには何の関係もありませんが、日本人から見ると穴倉に入って食事をするような、そのような気がすることも事実です。

          

 メニューを見るのも一苦労で、窓際に座って外の明かりで見ることになります。不便と言えば不便ですが、これも慣れてしまえば何て言うことはないのかも分かりませんね。大体いまの日本がギンギらギン、何もかもが明るすぎるともいえるのです。

          

 いくら暗めとは言っても証明が全くないわけではありません。タカ長には経験ありませんが、高級レストランでは証明を落としてローソクの明かりで食事をするところもあるとか???

 福島原発の事故で発電量が低下、政府からも節電要請が出ています。明るさになれた私たちには厳しい要請のように思えますが、しかし、ものは考えようで、証明を落とした高級レストランにいる気になれば、、、、、、節約できる電力はまだまだあるはずです。

 明るさを競うのではなく、ほの暗い陰影を楽しむ心を持てば、私たちに出来ることはいろいろあるのではないでしょうか?