|耐震課外授業耐震補強実績授業実践マニュアルアンケート調査報告書お問合せ 2006年度防災教育
 チャレンジプラン選出
 詳しくはこちら

課外授業に新たなツール

ようやく「全国を概観した地震動予測地図」報告書を読むことができました。かなりのページ数だったので読むのに苦労しましたし、専門用語も多いので理解しきれていませんが、これがかなり有益な資料であることは間違いないと確信しています。

これまで静岡県が発表した「第三次被害想定」を元に耐震課外授業を行ってきましたが、今後はこの報告書も活用したいと思います。特に地震動予測地図は使えると思います。

ここ最近、各方面から地震についていろいろな情報が伝えられています。
今年1月から30年後までの地震発生確率が東海地震が86%、東南海地震が61%と大変高い数値であったという報道は、多くの方々にあらためて衝撃を与えたと予想されます。
それにしても東海地震だけでなく東南海地震の存在も気をつけなければならないとは、静岡県はやはり地震の危険性が大変高い地域だといわざるをえませんね。
ちなみに静岡市で30年以内に震度6弱以上の地震が起こる確率は86・1%。南海トラフの地震(東海、東南海・南海地震)によってもたらされる場合が90%以上と発表されているので、あまり悠長なことはいってられないなという印象をどうしてももってしまいます。ですが、だからこそ冷静な対応が必要だということは、何も地震に限ってのことではないと思いますし、私も冷静に活動しようと考えています。

政府は、発生が切迫しているとされる東海地震、東南海・南海地震を対象に、「今後10年間で死者数、経済被害額を半減させる」ことを目標に掲げたようですが、実現させるためには様々な課題をクリアーしなければならないと思います。ですが、政府も本腰で防災事業に力をいれるつもりであることは確かです。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

信頼できる協力者との別れ

これまで私の活動に協力的でした方々が異動になります。
一人は、大井川町役場建設都市課の方、もう一人は静岡県地震防災センターに勤務していた方です。このBLOGでもよく登場しました。非常にお世話になっていましたし、これからの活動に不可欠な存在でありましたが異動となれば仕方がありません。

今後、どのような影響があるかわかりませんし、もしかしたらさらに良い方向へ進むきっかけとなる可能性はありますが、不安はどうしても隠しきれません。

お二人とも本当にお世話になりました。別部署に異動となっても元気がんばって欲しいです。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

建築よろず相談会に参加

本日は、大井川町役場主催「建築よろず相談会」に参加しました。
建築よろず相談会は、大井川町に住む方の建築に関する質問に専門家が答えるというものです。
今回は、非常に多くの方が会場である大井川町役場にやってきました。

一番すごかったのが、すでに耐震補強をやってしまったが補助金がでるかどうかという質問。3尺間の壁を増設しただけで67万円の請求がきたそうです。やってきたのはおばあさんなのですが、どうにも気の毒でした。最低限これだけはやっておいた方がいいというアドバイスだけ伝えましたが、やはり工事をやってもらう前に一度、役場に連絡してほしかったですね。手遅れの感は否めません。

その他にも様々な質問があって、勉強になりました。
こうやって経験を積める場をいただけることに感謝しなければならないなと思っています。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

地震被害写真解説は4月2日と3日

4月2日(土)と3日(日)の午後は、写真解説を私が行おうと思っています。
解説といってもほとんどが耐震診断とか補強の話になりそうですけど。

写真展は、4月9日(土)まで開きます。その期間にどれだけの方が足を運んでいただけるかわかりませんが、足を運んでいただけるように私自身もPRにつとめたいと思います。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

「全国を概観した地震動予測地図」報告書


地震調査委員会から「全国を概観した地震動予測地図」報告書が発表されました。大変興味深い資料なのですべてしっかり読みたいと思っていたのですが、回線が混雑しているようなので開けません。しばらく待ってみようと思います。

図書館で開いている写真展は毎日、お昼に足を運んで福岡県西方沖地震の資料を更新しています。やっぱり、最新の情報を知りたいですからね。もちろん、私の行っている耐震事業促進活動とは別の活動もあるでしょうし、行政でもやっているとは思います。私がやっていることが絶対正しいとかそういう信念みたいなものはまったくありません。ただ私は私が考えていることを実際に行い、結果を出すことに意義を見出そうとはしています。写真展はそのひとつですね。やってみなければわからないって気持ちは持っています。

やってもいないのに意味がないと決め付けるということは元々好きではない性分なので、しっかり考えてきちんとした計画がある企画なら最終的に実行するようにしています。もちろん不安もありますし、失敗も挫折もありますが、若い私にはそれらは財産だと思うようにしています。
アントニオ猪木がよく言う「迷わずいけよ、いけばわかるさ」というやつでしょうか。

写真展の存在は、大井川町に住む方々には知られていないようです。地道に続けていくことで知名度を上げていければと思っています。実は、将来的にはもっとすごいことを考えているんですよ。まだ、構想段階なので書きませんけど。

今回の写真展は、だいぶ耐震補強色が強くなりました。
なにしろ、補強についてあまりご存じない方も多いですし、うさんくさいと思っている方もいます。しかし、実は耐震補強は特別なことではありませんし、ごくごく当たり前のことをしっかりやればいいだけのしろものなので、やはり専門家はしっかりと説明する必要があると思います。分かりやすく説明するということをおろそかにしているくせに危機意識が足りないからだと決め付けるのはどうかと思うので、まずはできるだけ理解を深めてもらう努力を私はするつもりです。

それにここ最近、非常に興味深い補強方法も増えました。
新築住宅に使用できるものまで登場したということは喜ばしいことだと思います。
耐震診断・補強の促進は、新築住宅にもプラスの効果があるでしょう。
今後は、これまで培った耐震技術を新築に生かそうと考えています。

写真は、耐震補強方法を説明するために作った模型です。
模型といってもほとんど実物大という代物。
父と弟がつくりました。私はアイディアだけ。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 前ページ 次ページ »