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現場





※写真は無断転用禁止とさせて頂きます。

上の写真は、現在保存修理中の焼津市花沢にある法華寺。
だいぶ作業も進みました。

私も最近は、今まで以上に現場事務所にいることが多い。
とにかく図面作成に追われています。

修理報告書に様々な図面が使用されるため、きちんと現場で計測してCADで作図していくわけです。
これが思った以上に膨大な作業量であり、古い建物ですから柱径にしても梁桁の寸法にしても場所によってバラバラなので新築よりかなり手間がかかります。

私としてはできるだけきちんとした図面を残したいと思っています。
現場で必死に作業している職人の皆様に対して、それが礼儀ではないかと思うのです。

大破風の修理案などは、原寸図が必要であり、この部分は私が担当しています。
なかなかやりがいがある仕事です。
孤雲院様や高徳寺様での経験が確実に活きていると感じます。

法華寺は、個人的な関心から限界耐力計算による耐震性能の検討を行う予定です。(今回は保存修理のため、特殊な耐震補強は計画されていない。ただ、修理によって耐震性能は向上する。)
このような古い寺院の耐震性能はどの程度なのか、それを限界耐力で検討できる機会はめったにない。
ここで頑張らなければいつ頑張るのかと思っています。

まだ無理しても体が働ける内に、できるだけ後悔しないように頑張りたいです。
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