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清水第八中学校訪問

昨日は、清水第八中学校を訪問しました。
10月4日に行われる耐震授業の打合せのためです。
静岡市職員も同行しました。

大井川町内の学校より緊張しました。
一通り内容を説明させて頂きましたが、中学3年生相手にどこまで話しができるのか正直不安です。
小学生のようなリアクションを期待する訳ではありませんが、しらけた雰囲気にならないように工夫する必要がありそうです。

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仕上がり具合が結局同じ

新築住宅でも同じことが言えますが、仕上がり(完成したときの状態)が結局どの会社も同じというパターンが多いのかもしれません。
もちろん、いろいろ工夫して差別化は図っているとは思いますが、天井や壁の仕上がりをビニールクロスにして、建具も建材メーカーを使用すれば、それほど差がない印象になりがちです。

私は、これが以前から嫌で仕方がありませんでした。

こうなんというか手作り感がないんですよ。
確かにその方が楽な点が多いです。気がつけば私もそちらを選択していることが多いことに気づきます。

でも古い木造住宅を補強しながら改装する場合、それでよいのでしょうか。
古さを無理やり隠して、新しくみせるやり方もありますが、あえて古さを生かす方法だって良いはずです。

でもそれにはコストもありますが、工期がかかるんですよね。
古い家を嘆いたり、さげすんだりするより、それを生かして新築とは別の価値観を手に入れるという選択もあるということを地道に伝えられたらと思う今日この頃です。(古材を生かすという手もありますね。)
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耐震無料相談会 その2


今回の無料相談会チラシは、裏面にも力を注ぎました。
具体的な建築プランを紹介することで、相談会を利用する人を増やそうというのが狙いです。

チラシは、大井川町役場だけでなく、図書館や多目的ホールにも置かれるようです。回覧板を活用してなるべく多くの方に相談会の存在を知ってもらうということが必要かと思います。

チラシを作成して思ったのは、自分が考えていることをわかりやすく伝えることがいかに難しく、必要であるかという点です。当たり前といえば当たり前ですが、その当たり前ができないくせに他のことに手を出したり悩んだりするのはおろかなことだとつくづく感じます。

耐震補強も同じなんですよね。
地震が発生しなければ効果がわからないと決め付けないで、できる限りの手を尽くして補強内容や効果を説明する努力が求められると思います。

9月9日の相談会は、私が相談員ですが、当日はなるべくわかりやすい説明ができるように資料を揃えたいと思います。

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耐震リフォームの利点

今年初めから2件連続で大規模な耐震リフォームを手がけることができました。
この経験は、私の考え方を大きく変えたと思います。

つくづく感じるのは、建築業者よりも勉強熱心な依頼者(お施主様)が多いということ。
ある程度、理想がはっきりしている方が多く、それを業者にどう伝えるか悩んでいるようにも感じます。
加えて、リフォームでも新築に負けないくらいの仕上がりと特徴を希望しますし、リフォームだから仕方がないという気持ちは少ないように感じます。

これに近い心境は髪型でしょうか。
ある芸能人の髪型が気に入って同じようにしてもらおうと床屋さんのお願いしたら上手に伝わらなかったといった経験が誰でもあると思います。時には、恥ずかしさのあまり伝えられなくて、結局いつも通りの髪型に落ち着いてしまったなんてこともあるかもしれません。(実は私です。)

多くの方が、できるだけ業者が持つ完成イメージを早い段階で知りたい、自分が持つイメージを伝えたいと思っています。とにかくすべて任せておけば大丈夫という時代ではありません。

その点で考えれば、新築よりリフォームの方が有利のように思えます。
新築は、文字通り0(ゼロ)からつくりあげるものです。
以前住んでいた住宅と同じ間取りで新築する方は、まずいないでしょう。
むしろ、家族構成の変化により、まったく違う間取りになるケースが多そうです。

誰でも新築の際、生活していて不便がないようにと細心の注意とこれまでの経験を生かした間取りを検討すると思いますが、実際に建ててみないと分からない点は必ず存在します。その結果、不満を持つ部分が発生する可能性もあるわけです。
よく勘違いする人がいますが、新築すればこれまでの不満はすべて解消されるわけではありません。新たな不満や悩みを生み出す可能性というかリスクは背負います。

逆にリフォームは、不満に感じている部分を改善するという形で行われるため、完成後の不満が少ない可能性があります。もちろん、工事内容が新築よりも限定されるという短所はあります。
正直、すべて不満だらけの家でお金もあるなら新築した方がよいと思います。
しかし、そうではない場合は、リフォームの方がよいという結果もあると確信しています。

どうも日本は、住宅に関して、古いより新しい方が良いという価値観が強すぎる気がしてなりません。
その住宅がもっとも輝いたのは完成直後という形は以前から疑問でした。
逆に古さをアピールした仕上げは、何年経過しても飽きません。10年後に味がでる住宅は、新築の場合かなり工事費が高額になりそうですが、リフォームであれば工事費を抑えられる可能性があります。

古材を生かして、むしろ既存住宅の古さを活用したリフォームを実施する事で新築住宅とは別の価値観を手に入れる。そうすることで、リフォームの延長線上に新築があるという形を打破したいというのが今の私の考えです。

とはいってもすでに実践している方はいると思いますが・・・
(でもだからといって自分が実践しない理由にはなりません。)
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耐震相談会のお知らせ


9月9日(日)午前9時~12時
大井川町役場1階ロビーにて耐震相談会を行います。

相談員は、私です。

増築や改築と同時に耐震を検討されている方の相談にも対応可能です。
ぜひご利用ください。

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