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準備を整える一年でした。

今年の年末ほど晴れやかな年はなかったかもしれないと思えるほど私の気力は充実しています。

なにしろ来年早々新築住宅の上棟があり、その後に続けて、焼津市上小杉にある孤雲院というお寺の庫裏新築と大規模な客殿増築工事が続きます。
住宅は私の友人からの依頼ですし、お寺の仕事は大変名誉ある仕事です。どちらも気合が入ります。

どちらの仕事もきちんと打ち合わせを行うだけでなく、書類による確認を徹底します。
関係業者に対してもそうです。

ある程度のいい加減さというのは必要と思いますが、後で考えればいいやとか工事中になんとかすればいいというのは危険だということは身に染みて分かっています。
私はきちんと依頼者と話をして、情報の共有や積極的な意見交換に努め、工事着工前に必要な準備をきちんと整えたいと思っています。

来年は、このマルワ建工が変わるというか飛躍する年であるようにと今年一年は様々な点で準備や種まきをしました。
遠くにジャンプするためには助走が必要であると同じように会社も飛躍するためには助走が必要であると考えるならば、まさしく今年が助走でした。

時には辛く耐え忍ぶ時期もありましたが、いろいろなお客様からの応援があり、なんとか今年を乗り越えられたことは私にとって自信になったと思っています。









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今日の業務

今日は、材料の買い付けのために父と御殿場の木材市場に行きました。
御殿場まで結構な距離がありますが、運転中にこれからの仕事のことや最近気になっていることなど久しぶりに意見交換ができたのでよかったです。
富士山がとてもきれいでした。

その後は、現在基礎工事中の現場でアンカーボルトの位置と数量のチェック。
明日はコンクリート打設のため、位置や数量を最後に私がチェックしてミスを防ぎます。

1か所見落としがあったので、基礎業者に連絡。すぐに対応して頂きました。
現場では、二重チェックはとても大事です。
今回は私が指摘する方でしたが、逆に私が図面作成時に必要な位置にアンカーボルトを忘れてしまい、業者の方からここにもあった方が良いのではないかと指摘されることもあります。
このようにお互いによい意味で相互チェックができたり、関係業者が一応元請に提案しようと思えるような関係づくりというものは私が大事にしていることです。

それにしても本当に寒くなりました。
体調管理に気をつけなければならないなと思っています。

まだ年越しまでにやるべきことがいくつかあるので、明日もまたがんばります。





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最近の仕事

先日、静岡県建築士会景観整備機構の研修を終えたこともあり、あらためて次郎長生家への改修について意見をまとめられたので、活かす会に提出しました。
研修を受け、歴史的建造物への維持管理についてこれまでとは異なる考えをもつようになったこともあり、自分の意見を文章化できたことについては良かったなと思います。

再度屋根瓦を調査したいと申し出たところ了解を得られそうなので、瓦業者と調査に行きたいと思います。
その調査結果をもとに修繕工事について提案書をまとめたいと考えています。

次にお寺の仕事ですが、ようやく見積もり明細書を作成できたのでご住職に提出しました。
60ページほどある明細書で、材料の拾い出しだけでもかなり時間をかけてしまいました。関係業者からの見積もりを集計整理したりと、見積もり作成だけでここ数日は夜遅かったですが、この作業こそがお客様と私との信頼関係を構築する上でもっとも重要です。製本してミスがないかチェックなどしている内に提出時刻寸前となっていました。

私の見積もりは極力必要になるであろうものを含めるよう心がけています。
安いとぬか喜びさせておいて、あれは別途これは別途という内容とか、いくつも見積もりを分けて作成したため、結局合計いくら支払うことになるのか分からないようなものは、きっとお客様は嫌だろうと思っているからです。
その理由は、私自信が関係業者から見積を頂き、上記のような対応をされると嫌だと思うからです。

また、概算も実はあまり好きではないので極力避けます。
でもどうしても増築工事の場合は曖昧な部分がでてしまうことがあり、そういうときは説明してご理解を頂けるよう努力します。

額が大きい見積は、いくら経験を重ねても提出時は緊張します。
その緊張を乗り越えるためには、何度も何度も見積を見直し、もっと安くてよい内容で見積書を作成できないかといったことを検討することで、自分はここまでのことをやったのだから大丈夫と思える自信を持つことだと思っています。







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定期講習

昨日は建築士定期講習の日でした。

現在、建築士として業務を行っている方は3年に一度定期講習を受ける必要があり、講習後にテストもあります。
テストは配布されたテキスト使用可で講習にきちんと参加すれば解ける内容ばかり・・・と言いたいところですが、テスト中は結構焦る場面もあるのです。
40問で1時間ですが、じっくりテキストの該当部分を探して解いていたらあっという間に30分経過して、あれまだ半分も解いていないと思うと久しぶりに冷汗がでるものです。

問題としては、普段建築士として業務を行っていればテキストを使わなくても解けるものもあるため、落ち着けばそれほど難しいわけではありません。
とはいえ、9時から16時までみっちり学習した後にテストなので結構疲れました。

修了できたかどうかは来年はがきが届くそうです。
テストの出来が悪いとまた受講しなければなりません。

定期講習の内容で最近改正された建築基準法についての解説もあり、私としてはこういう講習が定期的にあるというのは良いことだと思っています。
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基礎配筋検査



今日は、新築工事基礎配筋検査の日。
検査員が定刻通り現場に来て、鉄筋をチェックしました。

私と基礎工事を担当した業者が立ち合い。
耐震等級3を取得する関係から布基礎部分で上端と下端の鉄筋で他と異なる部分が2ヶ所あるため、その点を検査員に念のため説明し図面通りであることを現場で確認してもらいます。
(基礎の検討は、スパン表ではなく構造計算で行いました。)

検査は30分程度で完了。
検査が短いとろくに検査していないのではないかと思う方もいるかもしれませんが、数々の現場を長年検査している方は検査すべきポイントをよく把握していることから手際が良いだけと私は思っています。
逆にこの現場はおかしいなと思ったら現場にきてすぐ気がつくと思います。

私は検査員の方と構造の話を少しするのが好きなので、検査終了後に人通口の補強筋や配置計画などについて自分の意見を述べたり、アドバイスを求めたりして私としては楽しい時間を過ごせました。
きちんとした配筋ですよと私と基礎業者に言って帰られました。
お世辞でもそういってもらえると安心します。

これでコンクリート打設に入れます。
明日は、雨のようなので翌日に予定しています。
明後日からしばらく天気が続きそうなので、この現場は本当に天候に恵まれるなと思っています。



今回からホールダウンアンカーは極力使用することにしました。
この現場では、合計22本。数としては多いと思います。
なにしろ10kNのホールダウンでもホールダウンアンカーを使うため、数は多いのです。

最近はホールダウンアンカーを使わないタイプの金物があり、重宝されているようですが、1階の柱脚部についてはホールダウンアンカーを使った金物を極力使おうと私は決めました。
地震時にこういった配慮は必ず有効だと考えます。

後からホールダウンアンカーを取り付けようと思ってもコンクリートを打てばできません。
できることは最初からできるだけやっておく。

過去の耐震補強などの経験から私が出した結論です。
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