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写真展準備が少し遅れがち

今日は、仕事しないで写真展準備に専念。
なぜそうなったかといいますと3月19日にきちんと写真展を開くことができない可能性が高くなったからです。前回も確か、予定日から2日遅れて開催したので今回は予定日を守りたかったのです。
今回の写真展は、ただ写真をみてもらうといよりは、どうしたら被害を減らせるのだろうかということを考えてもらうきっかけや一般の方々になかなか伝わらない建築に関する事前防災情報を提供することが目的となっています。子供むけの説明文も用意しました。

写真についても静岡県地震防災センターから入手できました。
やはり、何かやる前に防災センターに足を運ぶというのは大切ですね。思わぬところで価値ある資料や情報が手に入ったりします。
今回は、沼津市が行った阪神淡路大震災の調査写真を展示します。
また、それとは別に東京都立大学吉嶺助教授から頂いた写真を被害別に分類し展示します。建築物被害、液状化現象による被害と分けて、その原因についても説明するつもりです。最後に建物倒壊を防ぐための耐震補強工事の写真も展示し、なかなかその内容が理解できない方々へ少しでも補強工事の内容を理解してもらえるようにしたいと思っています。今回は、新しい模型を制作しました。スジカイによる補強、面材による補強、SDU-Wによる補強、SDU仕口補強ダンパーによる補強と4つの補強がわかる模型です。これは今後、小学校の課外授業でも使用したいと考えています。

近い将来ですが1/50くらいの住宅模型を制作しようという気持ちもあります。
これは5月か6月頃に完成すればいいかなという感じです。
それよりも課外授業の報告書をまとめる方が先決でしょう。昔の報告書を読み直したら結構、誤字脱字がありました。今後は、十分気をつけてしっかりとした報告書をつくりたいです。
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木造住宅の簡易な液状化対策

液状化とは、地震によって、地盤が揺れているうちに、地中の水圧が上り、しまいには、地盤が液体状になる現象です。
液状化が起きると、地盤が建物を支えきれなくなり、建物の下の土が流出したり、水圧により建物が浮き上がることもあります。なかには、建物が破壊されるケースもあるようですが、破壊は急激ではないため、人命の損失を来たすことはほとんどないそうです。

対策としては、「地盤を強化する」「液状化に強い木造住宅を建てる」「基礎に鉄筋をいれる」があげられますが、どれも既存住宅では難しいものばかりです。
既存住宅の液状化対策は、もちろんありますが、中でも私が今後取り入れてみようかなと思う方法は、基礎の隅角部、交点にハンチ状に基礎を打ちますという方法ですね。
ただ、その前に液状化の可能性が高いかどうかを調べる必要があります。
地面から1.5m程度の深さまで、液状化しない層がある場合に、被害が極端に減るという調査結果があるようですので、これを参考にして調べることが有効であると思われます。

なお、19日から大井川町図書館にて地震被害写真展をひらきますが、この写真展では地震の被害別に写真を展示し、その対策法も紹介したいと思っています。液状化対策も図を使って説明するつもりです。
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