建築士伊藤の防災教育・耐震診断・耐震補強実績ブログ
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般若寺山門屋根工事
牧之原市にある円覚山般若寺山門素屋根足場。
安全対策も完了し、8月お盆明けには屋根瓦撤去がスタートします。
素屋根足場内はこのような感じです。
現場シートも小さいながらも設置しました。
檀家様の寄付により工事が実現したという感謝の気持ちを忘れない為にもどのような工事を行っているのかお知らせする掲示板を設置しました。
山門を通行する方も多いため、段差解消のスロープ等の安全対策も行っています。
般若寺様の山門は多くの檀家様に親しまれています。
ご住職と檀家様との信頼関係がとても素晴らしく、多くの檀家様にこの工事を見学して頂きたいと思っています。
そのためにも現場の安全管理は徹底しなければ・・・そう思って取り組んでいます。
最近の仕事
近所の書道教室様から増築工事の依頼を頂きました。
地元ということもあり、力が入ります。
予想以上の長雨でしたが本日、増築部分の建て方を行うことができました。
増築の場合はプレカットではなく、自社で木材を手加工するため、新築とは異なるやりがいを感じます。
明日は雨予報ですが屋根はルーフィングも終えていますので問題ありません。
ちなみに金属屋根仕上げということもあり、遮熱効果が高い防水性のある石膏ボードを使用。
上の写真は牧之原市にある般若寺様山門。
来週7月20日、屋根瓦葺き替え工事に伴い素屋根足場工事を行います。
この工事は分離発注で・・・
瓦工事は、河原﨑瓦店。
木工事は、大石建築(般若寺様檀家)。
となっています。今回の分離発注とは、元請がなく、それぞれ各工事業者をお寺様が直接契約するというものです。
マルワは、足場及び工事全体の管理(安全及び工程管理、住職の補佐等)が担当です。
元請けとして手掛ける工事ではありませんが、こういう形でこの仕事に関らせて頂けることで私にとっても良い経験になると思っています。
職人が仕事しやすい足場となるよう心がけます。
これは増築工事のイメージパース。
書道教室の増築完了後に焼津市内の住宅を増築します。
高校生の部屋を2階部分に増築。1階部分はピロティになります。
今回は既存部分の屋根形状や敷地面積のこともあり、増築できる面積は6帖が限度で天井もそれほど高くできないという問題がありました。
このあたりは念入りに設計検討し、今回はSPF化粧垂木を使用した勾配天井とすることで極力、天井高を確保しています。
6帖でも広く感じられるように造作出窓を設けることにしました。
図面では分かりにくいため、イメージパースで説明。
使う予定の高校生の娘様も楽しみにしているようなので安心しました。