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薪ストーブというもの







今回、新築住宅に薪ストーブを設置した。
あとはペレットマンというメーカーの炉壁を設置するだけである。

お客様の強い希望で煙突は屋根直だし(壁出しNG)で二重煙突を室内もなるべく使うことになった。
薪ストーブ本体はMOKIストーブというメーカー。
煙突はホンマ製作所。
薪ストーブはお客様が検討に検討を重ねて決めた。
焼却炉的な用途として活用したい目的もあったようなので、そういう意味では最適なメーカーだと思う。

薪ストーブについては、薪ストーブ専門店に依頼する方が多いのではないかと思う。
ただ、どうしても煙突問題がある。

屋根であれ壁であれ、煙突を貫通するわけであり、そこには防水及び防火上の問題がある。
正直驚いたのは、この薪ストーブに関して、詳しい納まりの情報がなかなか簡単に入手できない点だった。

インターネットで検索すると薪ストーブ業者が工事の様子を写真で紹介している。
ただ、こんな納まりで大丈夫なのかなと疑問を持つ写真や説明書きが多く、これはもうホンマ製作所のサポートセンサーにがっつりお世話になるしかないと覚悟した。

他者に質問するということは、自分が何を質問したいのかを相手に明確に伝える必要がある。
電話であれこれ必死に状況を説明して正しい情報を得ようとするのは都合が良い話だと思っているので、かなりしっかり住宅の断面図を作成し、自分内にホンマ製作所HPから入手した情報を元に煙突設置図も用意した。
気合が入っていたことは事実だ。

それら資料をメールに添付。
自分が薪ストーブ未経験者であることやネット上の情報で疑問に感じたことなどをなるべく整理して文章化して送信。

するとすぐに電話で回答があった。
電話やメールを駆使して、その後もやり取りを重ねるだけでなく、金属屋根を担当する板金職人にも相談し、これならば問題ないと思える納まりまで到達するまでにかなり時間がかかった。
図面は何度か修正しているが、その都度これで問題ないかホンマ製作所に確認した。
火を扱うわけだから石橋を叩くぐらいでちょうどよい。

詳しくは省略するが、これから薪ストーブを自分で設置しようとする方は、とにかく薪ストーブ本体も大事だが煙突メーカーはさらに重要だと思ってもらいたい。
私はホンマ製作所を選んだが、これは国内最大規模で名前も有名だったから。
ここならサポートも親切だろうと考えた。確かに値段は高かったが、正しい情報を提供して頂けたのだから満足度は高い。

ホンマ製作所のサポートセンター担当から私が作成した資料を褒めて頂いたときには妙な達成感があった。
おかげさまで今のところ雨漏りは一切ない。

どの点をどのように工夫したかを書きたいところだがかなりの長文となるため、煙突のことだけ少し書いて今回は終わりにする。

いきなり初めての薪ストーブでしかも難易度の高い納め方を希望されたが、なんとか上手く納められて良かった。
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