建築士伊藤の防災教育・耐震診断・耐震補強実績ブログ
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一区切り
今日で令和5年度も終わります。
3月はとにかく慌ただしい日が続きました。
一級建築士の定期講習を日建学院静岡にて21日受講であることを忘れ欠席。
今年度中に受講しなければならなかったので、慌てて別の会場を探したところERIアカデミーが大阪にて28日に講習を行っていることが分かり、即申込しました。
難しい工事の完了検査も29日に予定していたため、先週はあまり気持ちに余裕がありませんでした。
ただ、以前より落ち着いていろいろ対処できるようになったと思います。
やはり私は一級建築士の製図時代に恩師からたとえ1%でも成功する確率が上がるならその努力は惜しむなという言葉が好きですね。
工事にしても申請業務にしても1%でも成功する確率が上がるならやはり責任ある人間はそれを惜しんだら終わりだと思います。
工事中の事故もそうだと思います。
29日の完了検査も無事スムーズに終わりましたが、そういうことも当たり前ではあるんですが、当たり前にするためにそれ以前の仕事が重要になるわけでして、そのあたりも1%の積み重ね努力が重要と思います。
思えばこの工事もいろいろな方々から協力を頂きました。
今年度は一級建築士事務所としては飛躍的な年度だった気がします。
工務店として長く経営を続け、売上の大半はもちろん建築工事によるものですが、一級建築士事務所を開設してもうすぐ10年という節目が迫った頃に建築士事務所としての方向性と言いますか、スタイルが形になってきた感覚があります。
建築士事務所というのもいろいろなスタイルがあり、特に一級建築士事務所は出来ることが多岐にわたるのですが、その中で何を強みとしてやっていくのかという点を定めるのが難しいのです。
私の場合、高校時代に柔道をやっていた経験が影響しているかもしれません。
例えば、私は背が低かったので、背負い投げを恩師から教えてもらいました。
まずこれを徹底的に練習します。(当時は「させられた」という認識でした。)
背の高い仲間は内股という技でしたね。
技を繰り返す打ち込みという練習がありますが、背負い投げはとにかく運動量が多く、内股がうらやましく思えたものです。
内股も真面目にやれば背負い投げ以上に疲れるのかもしれませんが、当時の私にはうらやましくて仕方がなかった。
で、その背負い投げを活かすために今度は小内刈りという技を教えてもらいます。
背負い投げを警戒する相手に有効な技であり、上達すると一本もしっかり取れる技です。
で、この2つがある程度の域まで上達すると試合に出れるわけです。
正直この2つだけでもかなり上達していれば十分勝ち上がれるらしいのですが、高校生の私からすれば他の技も覚えたいという気持ちになるわけでして、あまり先生には良い顔をされませんでしたが巴投げなども教えてもらいました。
でも巴投げは捨て身技なので先生には試合で使用することは勧められませんでしたね。
それより寝技を練習して上達しなさいと言われた記憶があります。今思えば、本当に素晴らしい指導者から柔道を学べたと思っています。
このように一つの技(技術)を覚えたらその技術を活かせる技術を次に覚える方がよいという感覚が残り、今もそれはあります。
一級建築士事務所もその意味では工務店との相乗効果を狙ったものでした。
相変わらず建築業界に関しては難しいかじ取りが求められます。
少しでも油断するとあっという間に時代遅れ、お客様に求められない存在になります。
どうにかいろいろ毎日工夫して、乗り切りたいと思っています。
3月はとにかく慌ただしい日が続きました。
一級建築士の定期講習を日建学院静岡にて21日受講であることを忘れ欠席。
今年度中に受講しなければならなかったので、慌てて別の会場を探したところERIアカデミーが大阪にて28日に講習を行っていることが分かり、即申込しました。
難しい工事の完了検査も29日に予定していたため、先週はあまり気持ちに余裕がありませんでした。
ただ、以前より落ち着いていろいろ対処できるようになったと思います。
やはり私は一級建築士の製図時代に恩師からたとえ1%でも成功する確率が上がるならその努力は惜しむなという言葉が好きですね。
工事にしても申請業務にしても1%でも成功する確率が上がるならやはり責任ある人間はそれを惜しんだら終わりだと思います。
工事中の事故もそうだと思います。
29日の完了検査も無事スムーズに終わりましたが、そういうことも当たり前ではあるんですが、当たり前にするためにそれ以前の仕事が重要になるわけでして、そのあたりも1%の積み重ね努力が重要と思います。
思えばこの工事もいろいろな方々から協力を頂きました。
今年度は一級建築士事務所としては飛躍的な年度だった気がします。
工務店として長く経営を続け、売上の大半はもちろん建築工事によるものですが、一級建築士事務所を開設してもうすぐ10年という節目が迫った頃に建築士事務所としての方向性と言いますか、スタイルが形になってきた感覚があります。
建築士事務所というのもいろいろなスタイルがあり、特に一級建築士事務所は出来ることが多岐にわたるのですが、その中で何を強みとしてやっていくのかという点を定めるのが難しいのです。
私の場合、高校時代に柔道をやっていた経験が影響しているかもしれません。
例えば、私は背が低かったので、背負い投げを恩師から教えてもらいました。
まずこれを徹底的に練習します。(当時は「させられた」という認識でした。)
背の高い仲間は内股という技でしたね。
技を繰り返す打ち込みという練習がありますが、背負い投げはとにかく運動量が多く、内股がうらやましく思えたものです。
内股も真面目にやれば背負い投げ以上に疲れるのかもしれませんが、当時の私にはうらやましくて仕方がなかった。
で、その背負い投げを活かすために今度は小内刈りという技を教えてもらいます。
背負い投げを警戒する相手に有効な技であり、上達すると一本もしっかり取れる技です。
で、この2つがある程度の域まで上達すると試合に出れるわけです。
正直この2つだけでもかなり上達していれば十分勝ち上がれるらしいのですが、高校生の私からすれば他の技も覚えたいという気持ちになるわけでして、あまり先生には良い顔をされませんでしたが巴投げなども教えてもらいました。
でも巴投げは捨て身技なので先生には試合で使用することは勧められませんでしたね。
それより寝技を練習して上達しなさいと言われた記憶があります。今思えば、本当に素晴らしい指導者から柔道を学べたと思っています。
このように一つの技(技術)を覚えたらその技術を活かせる技術を次に覚える方がよいという感覚が残り、今もそれはあります。
一級建築士事務所もその意味では工務店との相乗効果を狙ったものでした。
相変わらず建築業界に関しては難しいかじ取りが求められます。
少しでも油断するとあっという間に時代遅れ、お客様に求められない存在になります。
どうにかいろいろ毎日工夫して、乗り切りたいと思っています。
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