お寺の耐震検討

相良の方にある以前、スロープを取り付けたお寺ですが、本堂の耐震性を調べてもらいたいと依頼があり、資料（図面）を借りることになりました。
熊本地震で度重なる地震の怖さを感じた住職が、一度調べた方がよいと判断したようです。

JSCA関西の限界耐力計算による耐震検討を知り、いろいろ勉強を重ねてきましたが、なかなか本腰を入れて計算する時間がなく、こういった依頼にすぐ対応できないままでしたが、8月なら余裕がありそうなので、きちんと計算してみたいと思います。
なるべく安い費用で高い効果が得られるような案も提示できればいいなと思います。

久しぶりにTOUKAI-0無料診断も1件担当しましたが、古い建物に対してどのような補強が有効なのか、いろいろ考え方がありますが、私も深く考えるようになりました。
熊本へ視察に行く建築士も静岡では多いようで、私もできればみてみたいと思いつつ、今回はそういった視察にいった方が書いた報告書や説明を聞くことで少しでも行くことができない点をカバーしたいと思っています。

今週

今週は、例えば木曜日や金曜日までに提出しなければならない書類がいくつかあり、締め切りに追われる週でした。
また今週は月曜日から浜当目の住宅のリフォーム工事が開始。
現場に何度も足を運ばないと進まない工事なので車での移動時間も多い週でした。

実は、最近早寝早起きが板につき、夜9時前には寝て、朝4時ごろに起きて事務所に行きます。

これが意外と仕事がはかどりまして、特に夏は昼間がとても暑いので涼しいうちに仕事をすると体も楽です。
夏の時期はこれがいいなと思い始めました。
しばらくは続けます。

昨日は、高徳寺様の位牌堂建築に関して、土地利用申請の審査があり、午後3時頃に大勢の焼津市職員が高徳寺に来て、現場視察。
15名ほどいたと思いますが、職員の前で簡単な設計概要を説明。
難しい質問もなく、15分程度で終わりました。

続いて、16時30分ごろだったと思いますが、焼津市役所会議室にて、もう一度職員の前で同じ説明をし、各課から要望や指摘があった場合は説明がありました。
特別な要望や指摘もなく、以前から聞いていたことばかりなので、すぐにこれも終わりましたが、さすがに15名ほどの職員の前で説明するというのは緊張します。

位牌堂の細かい設計内容を検討する前に、位牌堂の建築許可を得ることに相当な労力を費やしていますが、次に控えている開発審査会が終われば詳細設計に専念できます。
いろいろと手順が多い仕事ですが、着実にゴールに向かっている感触はあります。

そして本日は、いつも仕事を手伝ってくれる大工さんからの依頼で新築住宅の建築確認申請を行いました。
私はあまり他の工務店の申請業務を手伝ったことがありませんが、いつも助けてくれる方なので、ここで恩返ししたいと思って張り切りました。
無事これも許可が下りたので、ほっとしています。

来週水曜日はJSCA関西の木構造分科会があるので、なんとしてでも参加したいと思っています。
そのためにも明日もがんばって仕事して時間をつくらないと。

暑くなりました。

写真は昨日一昨日と実施した窓交換工事。
古いサッシを新しいサッシに交換するというのは、事前に打ち合わせを重ねても思い通りに納まらないことが多い。

現場の状況に応じて臨機応変に対応するということについては、まだ私は父親に及ばないと思う。

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新築住宅も8月7日には完成引き渡しできる目途となり、次の現場の準備に追われています。
この時期はやはり現場で職人が暑さで体調を崩してしまうことが心配です。

久しぶりに

久しぶりに同窓会がありました。
同窓会と言っても大規模なものではなく、当時よく集まった仲間たちが集まり、卒業して約20年後ということで旅行に出かけたのです。

20年というのは人が成人するのに要する時間です。
僕たちは、20年という時間で何を得て、何を失ったのか、一瞬のようで実は大変もない時間を使って今の自分があり、あの頃と何がどう変わって、変わらないところもあるのか、いろいろ思うところはありました。
でも単純に難しいことを考えないで楽しむことができました。

旅行に行く前と後では自分が少し変わった気がします。
もう少し柔軟に伸び伸びと日々を過ごしてもよいのではないかと思えますし、それが仕事にもよい影響を与えると思いました。

最近

天気の良い日の方が瓦と外壁タイルの色が映えます。
イメージした通りの外観となりました。
ベランダ手摺や雨戸、雨樋など設置などがこのあと予定されています。



新築工事の現場もいよいよ終盤となり、仕上げ工事に入っています。
外壁タイルは今度の日曜日で完了。
足場は来週中旬に撤去となります。

造作家具もいくつか設置され、いよいよ来週から壁仕上げとなります。