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オマハのこと、現場のこと



東屋というか茶室風東屋の図面。
屋根瓦工事でお世話になっている渡邊商店社長の息子さんに頼まれて引き受けたのですが予想以上に関わっています。
最初、オマハなのかオハマなのか分からない程度でしたが、今はオ「マ」ハときちんと言えるようになりました。
これだけでも最初の頃に比べると成長したと思います。

いろいろ希望を聞いて、その都度修正していくうちにそれっぽい図面になったなというのが最近の感想。
この図面と建築パースを事業に協力して頂いている静岡市長にオマハ会がプレゼントする予定とのこと。
パースについては、私の方で大阪の有限会社オッシュデザイン・アトリエ部という会社を探しまして、そこに相談しています。
水彩画で背景もオハマ市の建築予定地をイメージして描いていただく予定。

確か、最初は茶室を検討していたようですが予算の関係で東屋。
でもやっぱり茶を飲む空間は欲しいということで、東屋というか茶屋という感じに指示が変わっていったと記憶しています。
気が付けば駿府茶屋という名称がつけられておりましたので図面に記載。

40周年のときは、オマハ駿府御門を築城されたということなので、オマハ会の行動力には脱帽です。

ちなみにアメリカのタイムカプセルに入れる手紙を入れ50年後の100周年に開けるという夢の手紙プロジェクトという企画もあるようです。

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こちらは孤雲院様客殿基礎。
先週金曜日と土曜日、そして本日の朝に基礎配筋チェックを行いました。



気になる部分は補強筋を指示しています。
写真の部分は、私が先週末に突然指示したのですが、すぐに対応して頂きました。
ありがたいことです。



本日の早朝に鉄筋の写真を撮影した後、コンクリート打設作業開始。

設計基準強度  21N/mm2
気温による補正値 3 N/mm2

呼び強度=21+3+Δ3=24
で指示してあったので、指示通りか確認。

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現在工事中の焼津市内耐震リフォーム現場を撮影。
1階部分は全面的に改修で、だいぶ工事も進みました。

来月中旬ぐらいには大工工事もある程度は終わっているようにしたいと考えています。
天候が少々心配。

補助金申請ための現場写真をそろそろ整理しておきたいと思います。
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産業遺産

今は失われたがかつてはその地域を代表する産業だったというものは全国にたくさんあると思います。
その産業を後世に伝えるということは私は意味のあることだと考えます。

清水にはかつて清水瓦があり、瓦産業が清水発展に貢献したという歴史があります。
次郎長生家や清見寺は、清水瓦という失われた地場産業の姿を今に伝える存在としても多くの方に関心を持っていただきたいと願っています。

一方、私の地元である焼津にもそういった建物があります。
たとえば、マルハチ村松発祥の地、焼津市城之腰へ浜通り店(直販店)の裏にある蔵は代表例と私は思っています。

なぜ焼津でかつお節産業が盛んになったのか。
焼津の浜通りに蔵が多いのはなぜか。
その理由や歴史を今に伝える存在といえます。

時代の流れとともに建築士の役割も変化していると私は思います。
歴史的建造物の価値を伝え、その上で保全・活用も提案する。
これも建築士の役割ではないかと私は思うのです。

清水がどうして今の清水となったのか。
焼津がどうして今の焼津となったのか。
書物によって知るだけでなく、の地域に根付いていた産業の姿を伝える建物を実際に見学することで感じることも貴重な体験といえます。

焼津市については、静岡県建築士会のまちづくり委員会というところが市民講座を企画しています。
私も所属している委員会です。

http://www.shizu-shikai.com/files/chububuroltukumatidukuriiinnkaijigyou9.27.pdf

焼津市浜通りの蔵(マルハチ村松の蔵も含む)をいくつか見学もします。
小林さんという焼津市浜通りを愛する地元建築士の方が中心になって浜通りの歴史について昨年から研究を続けてきました。
今回の講座はその集大成といえます。
一般の方も参加できる講座なのでぜひご参加ください。

私も清水瓦を題材に似たような企画を将来実施出来ればと考えています。


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「焼津湊と堀川沿いの蔵群」
~堀川沿いに点在する蔵群の歴史を紐解き、地域文化財としての保存活用を考える~

日時   平成27年9月27日(日)13時~15時
場所   焼津公民館3階大集会室
交通機関 各自
駐車場  公民館駐車場有
詳細   こちらをご覧ください。
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基礎工事



孤雲院様の基礎工事も順調に進んでいます。



今週中には配筋検査ができそうです。
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「生は短く、術は長し」

一昨日は次郎長生家に関する重要な会議がありました。
生家への耐震改修や修繕については一歩一歩前進していますが、いろいろな課題も浮き彫りになりそれをどう対応するという話も具体的になってきました。

私の地元焼津市にも歴史的価値のある建物は沢山あって、もっと多くの方に知って頂きたいという気持ちはあります。
生家の経験を別の機会に活かしたいと思っています。

今回のタイトル「生は短く、術は長し」。
JSCA関西の木構造分科会に所属して知った言葉です。
昨日出席した講演会でも紹介された言葉でもあります。

最初、人生は短いけど技術は引き継がれるから長いという意味かと思っておりました。
調べると全然違う意味だったんですね。
間違った意味で使わなくてよかったです。

一日一日あっという間で気が付いたらもう1年の半分はとっくに過ぎました。
与えられた時間をできるだけ大事に有意義に使っているのかと自問自答した時、頑張っているほうだけどまだまだだなと思えました。


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地鎮祭と基礎着工



昨日、8月19日は地鎮祭でした。
前日と前々日が雨だったので地鎮祭大丈夫かなと心配だったのですが晴れ時々曇りという天候で無事に地鎮祭を終えることができました。
基礎工事を担当する業者社長も参加して頂き、地鎮祭後にもう一度レベル確認を行いました。



そして、翌日である今日から基礎工事がスタート。
既存の客殿と接続するため、基礎工事における最初の段階についてはかなり重要です。
責任をもって監理したいと思っています。

現在工事中の大規模なリフォーム現場も床下地作業に入りました。
当面は、2つの現場を行き来することになると思いますが、どちらも大事な仕事です。
きちんと対応したいと思います。

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