|耐震課外授業耐震補強実績授業実践マニュアルアンケート調査報告書お問合せ 2006年度防災教育
 チャレンジプラン選出
 詳しくはこちら

勾配天井



宗高の増築現場は、増築部分の大工工事がかなり進みました。
リビング部分は勾配天井としています。
勾配天井にしたいために屋根を一部片流れにしました。

法的な問題で増築できる面積も限られていましたが、そういった条件下でも開放的な空間にしたいと考えて提案させて頂きました。
今週には増築部分の下地工事はほぼ完了すると思われます。
増築部分が終われば、既存部分への改修です。
本日はユニットバスの取付作業があり、現場は人が大勢います。



来週前半は、昨年からご依頼を頂いていた相良にある般若寺というお寺に木製のスロープを取り付ける工事を行う予定です。
木材の加工を今週父と弟が行っています。

住職支給の古材を使うため、なかなか加工が大変らしく、父も悪戦苦闘していました。
お寺もスロープ設置など高齢者への配慮が必要な時代になってきたようです。







コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

コンセントプレート



孤雲院様客殿の事務室内に設置した造作机。
コンセントをいくつかつけたのですが、どうも机に合わなかったため、木製プレートに交換しました。

今回はネットで購入ではなく、家具を製作して頂いた職人さんにお願いして作って頂いたので、今後も木製プレートのコンセントやスイッチが必要な場合は迅速に対応できるようになりました。
(当社の造作家具では、コンセントプレート類も木製対応可能です。)


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

40歳直前で思うこと

糸井重里さんの「40歳は、惑う。」というメッセージを読んだ。
反響が大きいと聞いていたが、確かにものすごい強烈なメッセージであり、軽いショックを私は受けた。

私は少なからず自分が40歳となることを意識して生きてきた。
意識し始めたのは、35歳ぐらいになったころ。

とにかく40代というものに対して根拠がない不安があった。
35歳から39歳まではその不安への備えの期間という考えがあって、とにかく焦っていた節もある。

よくわからないが40歳になる前にできるだけの能力や経験を身につけておかなければならないという意識だけしかなかったのだ。
だから40歳、40代ってどうなんだろうというイメージはまったくなかったし、イメージできなかった。
でも「40歳は、惑う。」を読んで40歳の姿を少しイメージすることができた。

文章の中に「今までどおりにはいかない理不尽を感じ始める時期」という言葉があるが、これがようするに私の漠然とした不安の正体そのものだと気がついた。
だからその不安を取り除くためにこの5年間は準備をしてきたのだろう。

でもそれはいわば守りというか過去の延長線を歩くものであり、糸井さんがいう「ゼロになることを意識する」というものではなかった。
もっといえば40歳になって新しいことにチャレンジするというのは危険なことではないかと思っていた節はある。
だから「40歳は、惑う。」を読むことができて良かった。

私の建築士としての立場や活躍の場もこれまでの円の中からでることが増えると思う。
それはいやおうなしに出なければならなくなるし、自分から出ていく必要もある。

その時におそらくこれまで通用してきたことが通用しない場面もあるだろうし、きっと一番しんどいのが40代だったと後になって振り返ることになるかもしれない。
でもこの40代をどう過ごすのか、それこそもしかして人生でもっとも重要と考えたら案外、40代というものは決して悪くないと思えてきた。

そして45歳ぐらいになったとき、おそらくは私は50代を意識して何かしら準備というか心構えをはじめる気がしている。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

iida G11 

3年ほど使い続けたG11が故障してしまった。

G11と検索するとドイツの自動小銃がヒットするが、私のG11はAUという携帯会社のガラゲーのことである。

iphone4がソフトバックで販売され、まだ周囲がガラゲーだったころにいち早く飛びついてみたもののすぐバッテリーが減り、とにかく充電をこまめにしなければならなかったことやなんだかんだでスマホをいじる無駄な時間が多いこと、請求金額がびっくりするほど高くなってしまったという3点に気が付き契約の2年縛りが解消された時点で迷わずガラゲーに戻った。

周囲がスマホに切り替えはじめたころにいわば逆走する選択をしたため、せめて外観がスマホっぽくみえるガラゲーにしようと選んだのがAUのiidaG11だった。
まだスマホも普及していなかったので課金ゲームなどというものもなく、おかげでそういうものに没頭することもないままガラゲーに戻ったのは私の性格から察するに正解だったように思う。

G11は、とにかくデザインが気に入っている。
ちなみに私の妻はINFOBAR2という機種を使っていたが、先日故障し部品もないため、泣く泣く新しいガラゲーに機種編していた。
INFOBAR2は、私も好きな機種でニシキゴイと呼ばれるカラーは特に秀逸だった。

考えてみたら私のAUは大変長い。
IDOの時代から使っていて、初めて契約した時はともさかりえがパンフレット表紙だった。

ついつい、iphone使いたさにソフトバンクに変えた時期が2年あったが、それ以外はずっとAU。
プチメールという半角カタカナで文字入力をした記憶があるが、あれはあれで今となっては電報みたいで味わいがあった。
限られた文字数で相手に伝えたいことを伝えるのはなかなかに難しいものだった。

話が横道にそれてしまったが、G11は私が手にした機種の中でもっとも長く使用している。
妙に自分に合っていて使っていて楽しかったからだが、気が付けばAUでガラゲーは2種類しかなくなっていたため、故障と分かった時は正直焦ってしまった。
販売されて5年経過なのでギリギリ部品は残っているようなので多少高くてもできるだけ新品に近いものになるようお願いした。

G11のように自分の手になじむ道具に出会うというのは幸せなもので、常に新しいものが素晴らしいということではないことを実感させてくれたりもする。
ただ、今後ガラゲーが生産中止になり、使えなくなったらそれも時代の流れと諦め、スマホに変えるつもりではいる。
そのころにはバッテリーもかなり長持ちしていると思いたい。



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

縦桟



宗高の増築現場は、横桟のみの予定でしたが、瓦職人と相談していぶし和瓦に変更し、その関係から縦桟も入れました。

いぶし瓦は燻し瓦、煙で「いぶす」からそう呼ばれています。
和瓦はJ型という表現をされますが、形状が曲線のことです。平な形状だと平瓦でF型と呼ばれることもあります。
いぶじ瓦は、年月と共に味わい深い色合いになります。

当初は増築部分はスレート屋根で考えていましたが既存部分が和瓦だったので、全体の調和を考えて和瓦で最終的に提案させて頂きました。
屋根の世界は奥深く、角度や使用する屋根材や軒先やケラバの出によって見た目が変るためいつも考えこんでしまいます。
このあたりの話はまた完成近くになったら説明したいと思っています。

ちなみに縦桟とは上の写真で説明すると赤で示した部分(実際は赤色ではない)。
瓦を固定するための木下地です。





拡大すると分かりやすいのですが、縦桟があるとがっちりと瓦を固定するため地震時にずれにくくなります。
拡大写真からしっかり瓦が桟にロックされているのが分かります。
横桟も大事ですが縦桟があるとより地震時や強風時に安全です。

今週中には屋根瓦葺きはほぼ完了予定。

先日の月曜日はかなり雨が降りましたが電気配線も給排水管工事も予定通り進みました。
よい流れだと思います。

引き続きのペースで外回り、窓サッシ取付と外壁防水シート取付を急ぎたいと思います。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 前ページ