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大井川東小学校耐震特別課外授業その後


東小学校での課外授業後日談のようなものです。

課外授業後、放課後ですが数人の子供たちが私に津波の資料が欲しいと言ってきました。こういう希望は叶えるべきだと私は思っています。すぐ子供たちの名前とクラスを聞き、後日かならず資料を渡すことを約束しました。資料は、静岡県地震防災センターの協力で翌週には入手することができました。防災センターの協力は本当に頭が下がります。その資料を私は急いで学校に届け、希望した子供たちに渡してもらうようお願いしました。

それから数日のことです。

仕事で郵便局に足を運ぶと東小学校のS先生にばったり出会いました。S先生は、私が小学生の頃の担任でもあります。先生は、この前の津波の資料を子供たちがとても喜んでいたことを教えてくれました。それを聞いた私はとてもうれしい気持ちになりました。
大人にとってなんでもない約束も子供はしっかりと覚えているものですし、子供は大人以上に約束を守らない人がきらいだと思っています。せっかく芽生えた好奇心を少しでも伸ばす手助けができたと思えばやはりすぐに対応してよかったなという気持ちになりました。

授業の内容や私のことを忘れても事前防災の大切さや地震についての関心が頭のどこかに残っていればそれはきっと大きな効果を生み出します。10年後、20年後でなければ効果がわからない活動ですが、だからこそやりがいもあります。
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