北海道でノンビリと

タブタブの何処かへ行こう を改題しました。
何処かへ行く機会も減ってきたので 北海道を楽しもうと思ったからです

白と赤の世界

2016-12-23 21:38:52 | 日記


大きな低気圧が接近してきたと思ったら それが二つに分裂し 東西から北海道をサンドイッチにした。

だから大荒れの天気になり 吹雪の合間に雨も降ったらしい。



外へ出てみると膝下までの大雪。歩く度にズボッ ズボッと足が埋まる。
何でも21センチ降ったらしい。



でも 100キロ隣の帯広では49センチの降雪量だとテレビが報道していた。

49センチなんて 完全に膝上だ。
短足の私ならズボッ ズボッと歩く旅に「お玉さん」が雪に潰されて冷え冷えの白玉のようになったかも知れない。

それを考えると帯広の住人でなくて良かったと胸を撫で下したものの、この21センチの雪も かなりのものだ。

何しろ 途中で少し降った雨のせいで かなり重い。

一生懸命 雪かきしているのだが 雪を運んでいると云うより土砂を持ち上げているように感じる。



必死になって10回も ママさんダンプを押していたら 鼻水がタラリ。

鼻水なんか気にしている場合では無いと さらに頑張っていたら 鼻水の流れ方が尋常ではない。

いつの間にか白い軍手が真っ赤になっていた。
どうやら 力んで血圧が上がり 鼻血が噴き出たようだ。

一緒に雪かきしていたスリスリに ギブアップ宣言をして家へ入り横になった。

世帯主としては 何とまぁ 情けない醜態を見せてしまったことか。

その後 鼻にテイッシュを詰めて外へ出たのだが、近所の人に見られると恥ずかしいからと 通りに出ることを拒まれた。



だから 玄関先をウロウロし 雪かき補助員として 女性群が頑張るのを横目でながめていた。

昔は オンナになんか負けるものか と云う気構えがあったのだが、今では 気力でも体力でも 口でも全戦全敗。

どうやら 私の余生は 何もかも失くして 勝てないままで終わりそうだ。