「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

チバテレ太陽放送2018.6.8=長さんに挑戦する美術商の思惑は・・・

2018-06-07 20:44:35 | ビバ!チバテレビ
本日の太陽放送です。
ファミ劇が再放送のみとなってしまったので、寂しい状態ですが、
チバテレにはぜひ「完走」してほしいですね。


【地上波】

▼チバテレ ボン&ロッキー編

6/8(金)
20:00~21:00
太陽にほえろ!
チバテレ1(地上波)
第327話 偽装

第337話 54.01.12 偽装 (長さん)戸浦六宏 井上博一 新井和夫



両切りピースの吸殻を手掛かりに、長さんはビル荒らしの常習・浜野の行方を捜し求めていた。
そんな時、浜野が以前荒らした第一ビルの近くの矢追ビル3Fにある郷田美商の事務所で強盗殺人事件が発生、発見者は社長の郷田雄三。
被害は金庫から三百万円が奪われ、男が一人殺されていた。
その男の時計は壊されていて、八時二分前で止まっていたが、現場から両切りピースが発見されたことから、浜野の犯行である疑いが濃厚となる。
果たして、浜野は逮捕されたが、荒らしについては認めたものの、殺しについては否認、犯行のあった時刻には何者かに呼び出され矢追公園で待っていたが、誰も現れなかったという。
長さんは、自分と同じように浜野の両切りピースに注目した誰かが、それを犯行に利用したのではないかと考えた。
さらに長さんはその誰かは郷田雄三であると確信していた。
ボスはその長さんの勘を信じ、一係あげて郷田を調査することにした。
一方、何度も自分の前に顔を出す長さんに対し郷田はあからさまに嫌悪を示した。学歴が無く叩き上げで現在の位置にあるのは長さんも郷田も同じだったが、郷田は力で相手をねじ伏せるようなやり方でのし上がってきたため、地道にコツコツと捜査を積み重ねる長さんの手法が、まどろっこしくて見ていられなかった。
その亀のような長さんはやがて千葉にあるデパートから時価五千万の郷田所有の菩薩像が盗まれていたこと、犯人の手口が今回殺された金庫破りの井沢の手口に似ていたこと、さらには犯行時刻の八時には井沢が生きていたことを調べ出し、一つ一つを繋ぎ合わせて結論に達したが・・・・・。

長さんの長所を発揮した、長さんらしい作品。
相手に見下されながら、事実を積み重ね、怪しいながらも証拠が無い「挑戦者」の逮捕も、その積み重ねで実現したというところもありながら、結構今回の長さんは「受けて立つ」的な姿勢が見受けられのがちょっと珍しいかもしれません。
「長さんのテーマ」も流れますし、ちょっとこれまで不憫な主演話は続いていたので、太郎フェチとしては変にスッキリした記憶が・・・・(^_^;)

両切りピース、昔吸ってみましたが・・・・ちょっと潰しすぎたのか、葉っぱ飲んじゃいました(^_^;)

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太陽放送予定表 2018.6.5-10

2018-06-05 06:21:09 | 放送予定
向う一週間の太陽放送予定です。

CSファミリー劇場 PART2は再放送枠が最終回、そしてイッキ見(と云える?)が日曜日という構成です。

地上波、
チバテレ ボン・ロッキー編は、長さんがコツコツと探していたビル荒らしの犯行と思われる強盗事件が美術商の事務所で発生、ビル荒らしは共犯者と目される男を事務所で殺害。証拠はビル荒らしの犯行を示していたものの、被害者である美術商・郷田のある意味挑戦的な態度に疑惑を持った長さんは、その挑戦を受ける形で、郷田のアリバイ崩しに挑戦するが・・・・。
知能犯に「平凡な刑事」だと見下されるが、持ち前の粘りで小さな証拠も見逃さない「コロンボ・パターン」が得意な長さんならではの主演作。
ゲスト・戸浦六宏さんの余裕シャクシャクぶりとの対比が中々オツな作品です。


【C S】

▼ファミリー劇場 PART2=再放送=

6/8(金)
6:30~7:30
太陽にほえろ!PART2 HDリマスター版#9
ファミリー劇場HD(CS)
第11話(通算729話) 62.02.13 神戸・愛の暴走 (ブルース)阿藤海 千葉登四男 仲村知也

6/8(金)
7:30~8:30
最終回 太陽にほえろ!PART2 HDリマスター版#12
ファミリー劇場HD(CS)
第12話(通算730話) 62.02.20 さらば!七曲署(篁)米倉斉加年 井上純一 睦五郎


6/10(日)
12:00~13:50
太陽にほえろ!PART2 HDリマスター版【一挙】#1-2
ファミリー劇場HD(CS)

6/10(日)
13:50~15:40
太陽にほえろ!PART2 HDリマスター版【一挙】#3-4
ファミリー劇場HD(CS)




【地上波】

▼チバテレ ボン&ロッキー編

6/8(金)
20:00~21:00
太陽にほえろ!
チバテレ1(地上波)
第327話 偽装

第337話 54.01.12 偽装 (長さん)戸浦六宏 井上博一 新井和夫

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大蔵住宅(団地)取り壊し(その後、建替え)進む・・・

2018-06-04 22:02:04 | ロケ地検索&メモ
大蔵住宅建替(東京都世田谷区)4期に分割、2030年までの完了めざす・・・・

巡査部長邸宅(^_^;)としてなど、太陽ロケメッカであった大蔵住宅。

昭和30年代に建てられたものということで、建替をするそうです。
昨年8月ごろには新聞報道されていたようです。

仙川沿いで、高速に一番近い区画は既に5月から取り壊しが始まっているようで・・・。

寂しいですね・・・。

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ロケ地検索&メモ PART2 #11

2018-06-03 08:53:17 | ロケ地検索&メモ
たっぷり、神戸観光した気分です。

PART2第11話 神戸・愛の暴走 

*DJ加入後、ブルースと共にジム通いの場面が「スポンサーの恩恵」で度々実現。刑事ドラマでジムロケというのは太陽がパイオニアかもしれません。今回はそのアシックスからのバックアップ力が絶大のようです。
*泉ちゃんの血液型はA型(入院は昭和62年2月、と、放送タイミング)
 しかし、弾着が派手すぎ・・・・あれじゃ、ラガーと同じようにライフルで撃たれたような威力・・・本放送当時度肝抜かされました。。。
 あれで助かった泉ちゃんも凄いですが、渡瀬さんも相当きつかったのでは・・・(^_^;)
*切っ掛けとなった過去事件は当初7年前の設定だったようです。
当初、PART2の設定を数年後とするうちの一つの根拠ですが・・・・あらすじ書く際にすっかり忘れていました(^_^;)
*「復讐」目的で神戸にすっ飛んだブルース、当時のブル尊大ぶりに周りも完全に「殺す」と思いこみながら、篁だけブルをデカとして信じる姿勢を貫くところは、これもなかなかできないことです。
本来、長期放送であれば、これが篁とブルースの信頼構築話となったのですが。
*オサムさんとマイコンのコンビって、なかなか面白い。
*どちらかというと、話の本筋より神戸の風景を重視した傾向がありますが、今となっては貴重な映像。
*マミーが美しい・・・(照
*かなりタイトなスケジュールで撮影されていたようで、とにかくみんな走っている(^_^;)(寺尾さんが足を挫いたというのも、何となくわかる・・・)。
*トシさん、散髪。(ロケ撮影のみ)
*本作はもっと話を膨らませることが出来た筈ですが、最終回は篁主役が決定的だった以上、半チーム編となったのは致し方ない部分があったと思います。とりあえず、ブルースの見せ場は随所に設けているわけで。
ひょっとするとこの話が、三原山噴火に食われた1話のしわ寄せだったのかもしれません。
*片倉と対面したブルース、かなり落ち着いている(^_^;)
 いや、マイコンに「ブルース!」と叫ばれ、反応したときに目が覚めたか(^_^;)
*いやぁ・・・なかなか捨てがたいチームワークなんですよね・・・・。
*もろに水被りのマミー、、、
*オサムちゃん、夜景。。

=ロケ地=

ブルース激走、横浜新都市脳神経外科/神奈川県横浜市青葉区荏田町

泉ちゃん狙撃場所(サンヒルズで買い物の後)/東京都世田谷区船橋6丁目

兵庫県警察本部/兵庫県神戸市中央区下山手通5丁目4-1

神戸ポートピアホテル/兵庫県神戸市中央区港島中町6丁目10−1

兵庫県神戸市中央区北野町3丁目

新神戸駅/兵庫県神戸市中央区加納町一丁目
元町駅(JR)/兵庫県神戸市中央区元町高架通1-100
神戸ユニオンホテル/兵庫県神戸市中央区御幸通2丁目
グリーンヒルホテル アーバン/兵庫県神戸市中央区加納町2丁目5−16
神戸タワーサイドホテル/ 兵庫県神戸市中央区波止場町6−1

県道95号線/兵庫県神戸市灘区鶴甲4丁目~
ネズミ捕りは鶴甲2丁目、警官制止は1丁目。

神戸大橋
中突堤中央ビル/兵庫県神戸市中央区波止場町5−4

神戸ポートアイランド
 神戸新交通 ポートアイランド線 中公園駅/兵庫県神戸市中央区港島中町4丁目
 神戸ポートピアランド
 アシックス本社/兵庫県神戸市中央区港島中町7丁目1−1
 神戸税関ポートアイランド出張所/兵庫県神戸市中央区港島中町2丁目1

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太陽放送 2018.6.1  ファミ劇太陽放送完結=ブルースは妻の「復讐」で神戸へ・・・/篁係長の実子が犯罪を?警察責任者として、母として、揺れ動き・・・

2018-06-01 06:57:32 | 放送予定
本日、長年放送されてきた、ファミリー劇場の太陽HDリマスター版放送が完結。
その辺りの所感に関しましては、後日書くこととします。
後番組は西部署ロケ巡りシリーズを経て、テレ朝で放送された『ザ・刑事』(東宝制作)
表立ってではありませんが、恐らく梅浦P氏が何らかのアドヴァイスをしたのではないかという、太陽濃度が高い作品となっています。
音楽は大野さん、脚本は小川さん、長野さんも参加されています。
他にも太陽OBの参加がありますが、当時はこれを見て、PART2続けていれば・・・なんて妄想もしたりしましたが、演者と制作側がちょっとアンマッチな部分が見受けられた感じがあり、評価を受けることはなかったのが残念な作品です。
これらの反省を踏まえ成功したのが、後の『刑事貴族2』というのが、私の認識です。


【C S】

▼ファミリー劇場 PART2 =初放送=


6/1(金)
20:00~21:00
太陽にほえろ!PART2 HDリマスター版#11
ファミリー劇場HD(CS)
第11話(通算729話) 62.02.13 神戸・愛の暴走 (ブルース)阿藤海 千葉登四男 仲村知也  


ブルースの妻・泉が狙撃されて意識不明の重体に陥る事件が発生。
犯人は刑務所を一ヶ月前に出所した片倉と判明、片倉は4日前に宝石強盗を働き、共犯の戸ヶ崎と共に指名手配を受けていた。
泉を狙撃したのが片倉と知ったブルースは顔色を変える。実は7年前(完成作は5年前)、当時警官だったブルースは、銀行強盗を働いた片倉を逮捕したことがあったが、その際ブルースともみ合いになった片倉の猟銃が暴発、見張り役をしていた片倉の恋人が死亡するという不幸な経緯があった。
片倉は出所後、ブルースを逆恨みして泉を狙ったのだった・・・
翌朝、ブルースは篁係長に警察手帳を返上し、片倉に復讐するために独自の捜査を開始。
オサムさんらの調べから、ブルースが片倉らを追って神戸に向かったことが判明、片倉らが奪った宝石を神戸にいる宝石ブローカーの榊原のところで換金するつもりらしい。ドックたちは神戸の榊原の居所に急行したが、榊原が銃で撃たれて間もなく死亡、先着していたブルースがその場から逃走したことから、ブルースにも榊原殺しの疑いがかけられたが、凶器から戸ヶ崎の犯行と判明、戸ヶ崎は換金するつもりはなく、現金を持ち逃げしたのだ。
やがて戸ヶ崎は片倉と合流するため車でポートアイランドへ向かったが、片倉に裏切られ殺されてしまう。
それから間もなく、ドックらは船で国外へ脱出しようとしていた片倉を発見、逮捕しようとしたが、そこにブルースが現れた・・・・!


ブルースの妻・泉がまた災難に・・・#604では通り魔に、今回は夫への復讐の巻き添え。
何れも、瀕死の重傷でしたが、さすがにブルースの妻、持ちこたえます。
一方、久々に無口なブルースを観ることが出来ますが、あの頃の増長していた態度を踏まえると、ひょっとして片倉を殺す?ぐらいの勢いは感じたものです。
ただ、ハードな展開をみせる部分とロケ作品特有の風光明媚な部分が同居した久々な作品でもあると思います。

太陽史上最後の出張ロケは神戸、先にも書いたように服部P氏によれば打ち上げロケという意図はなかったとのことですが、タイミング的にも本作が最後の撮影作品だと思われることと、ロケ編では2本撮りがセオリーのところこの作品一本ということで、打ち上げの疑惑はぬぐえません(^_^;)
みんな実は楽しそうですしね。
神戸の街も震災前ということで、当時の風景を観て感慨深い方も多いと・・・・。


6/1(金)
21:00~22:00
最終回 太陽にほえろ!PART2 HDリマスター版#12
ファミリー劇場HD(CS)
第12話(通算730話) 62.02.20 さらば!七曲署(篁)米倉斉加年 井上純一 睦五郎


印刷店を営む竹内が殺された。
トシさんらは被害者の知り合いで第一発見者の青木清文から事情聴取を行う事となったが、彼は何と篁の実子だった。
実は篁は10年前に協議離婚し、夫側に引き取られた清文とは久しぶりの再会だった。
調べに対し、清文は竹内とは飲み友達でたまたま知り合いになっただけと供述、だが、篁は清文が何を隠していると直感、トシさんたちに私情を交えず徹底捜査することを指示した。
それから間もなく、竹内宅を捜索していたドックが、引き出しの奥から古い美術専門誌の切り抜きを発見、それには新鋭画家・田坂圭吾の紹介記事が載っていたが、その後の調べで田坂と竹内は同一人物であることが判明した。
竹内は以前、将来を期待されていた画家だったが、鳴かず飛ばずのまま画家を廃業して印刷業を営んでいた。
一方、トシさんらは竹内の住所録に記載されていた画廊経営者の坂口を訪ねたが、聞き取りの最中、不審な男が絵画を車に積んで持ち去ったにも拘らず、坂口はそれを否定。その態度にトシさんは疑惑を抱く。
絵画を持ち去ったのは絵画ブローカー・小田が経営する会社の社員と解ったが、小田は借金のカタに絵画を取ったと主張、その小田は詐欺の前科があるしたたか者だった。
やがて、清文と坂口・小田の3人が密会していた事実が判明、マイコンらの調べから小田は竹内を使って、有名絵画の偽造し、販売していたことが明るみに出たことから、清文が偽造団の仲間である疑いが濃厚となる。
篁は引責辞任を覚悟し、清文に真実を話すよう強く迫った・・・・。

太陽レギュラー放送最後の作品は、篁係長が締める、静かな作品となりました。
果たして、篁の息子は殺しや絵画偽造に関わっているのか・・・・。
離婚して離れ離れとなり、元夫と再婚した女性のもとで育った息子、しかし息子は息子、篁はその息子が何かを隠していることをすぐに見破ります。
篁の心情が揺れ動くところや、元夫、そして後妻との関係など、なかなかホロリとする部分があったり、ホロ苦さを前面に出しながら、ミステリアスな部分を加味していて、個人的には見応えを感じています。

いや、『警視庁殺人課』のようなバッサリサッパリの最終回も良いのですが、太陽の場合は続き過ぎている部分と、基本は生命の大切さを説いているので、いつでも復活できるような余韻を残しながら終わってくれたのは救いだったかもしれません。

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