「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

太陽放送2017.12.01 ファミ劇=マンション連続殺人に過去が絡む主婦にマミーは・・・、ブルース・マイコンがマグナム捜しに奔走  チバテレ=復讐に全てを賭けた女に殿下が立ちはだかる・・・

2017-12-01 01:34:52 | 放送予定
さて、本日の太陽放送です。


【C S】

▼ファミリー劇場 デューク登場編=初放送=


第685話 61.02.21 ロッキーの白いハンカチ (マミー)小鹿みき 藤江リカ 増岡弘 

七曲署にマミーを訪ねてある男が訪ねてきた。
その男は以前ロッキーに逮捕され、その際に手錠のかかった手にロッキーは白いハンカチをかけてくれたことなどを非常に感謝しているという。
亡き夫の温情に触れたマミーら一係に急報が。
メゾン羊ヶ丘というマンションから、レストラン店主・日高が転落死したという。
日高は5年前まで覚せい剤の売人をしていた事が判明、それを念頭に置きながら被害者や現場周辺の聞き込みが開始された。
日高は間もなく結婚を控えており、婚約者の話には覚せい剤からは完全に足を洗っており、現在は真っ当に生活していたという。
マンションの方は、隣は何をする人ぞという体で満足な聞き込み結果は得られなかったが、吉岡という夫人が怪しい男がうろついていたところを見たという。
この証言から、日高の昔馴染みである岩口という男が浮かんだ為、ドックがマークすることに。
そんな矢先「メゾン羊ヶ丘」で今度は目撃者である吉岡夫人が転落死、口封じのため殺されてしまったとも考えられた。
一係内では岩口に注目する一方で、マミーは初動の聞き込み当初から間宮という夫人の態度に不審を抱いていた。
さらに、日高事件まで付き合いの無かった吉岡夫人に急激に近づいたことも妙な話であった。
まもなく、間宮夫人が結婚前に日高から覚せい剤を買っていたことが判明、しかし間宮夫人は結婚後は子供を設け幸せな家庭生活を送っているように見える。
しかし、最近ある喫茶店で日高と間宮夫人が会っているのを死んだ吉岡夫人が目撃したことを聞いたという証言がでてきた・・・・。

マンションで発生した連続する殺人事件に、幸せそうな主婦が果たして事件に関係するのか。
奇遇なめぐりあわせと過去の汚点、その接点を偶然目撃した夫人の悲劇をマミーが解明していきます。
冒頭で増岡弘さん演じる男が熱く語るロッキーの優しさが、クライマックスに響いてきます。
この作品、仮面ライダーの地獄大使役の潮健児氏が唯一太陽に出演していることで知られている部分もあるかもしれません。
 

第686話 61.02.28 俺の相棒 (ブルース・マイコン)伊藤敏八 金子研三 工藤啓子 

錯乱して自分の子供を盾にして抵抗しようとした覚せい剤中毒者にブルースはマグナムを捨てながらも逮捕した。
しかし、その放り投げたマグナムが消えてしまった・・・!
間もなく、一係のボスのもとに拳銃を拾ったという男から電話が入り、安西という前科者の男に殺されそうだから逮捕してほしい、その上で拳銃を返すという。
緊張した男の声、そしてタイミングの速さから悪戯とも思えず、電話の男が誰か解らない以上、安西という男を捜すより方法は無かった。
ブルースはマイコンと共に血眼になって探し始め、安西が修理工場に預けている友人のワゴンを借りようとしていることを突き止めた。
ブルースと安西は修理工場で対峙するが、安西はワゴンで逃走、カーチェイスの末、安西は消えてしまう。
一方、安西がエーテルを手に入れようとしていたことも判り、彼は誰かの誘拐を企てていたと考えられた。
さらに安西の弟の口から、安西は石川という葬儀会社の社長を、自分が関係したことのある女性を愛人にしていることで脅し、手切れ金をゆすり取ろうとしていたようだ。
その石川が愛人と共にゴルフ場に出かけたという情報でブルースとマイコンが駆けつけ、案の定ゴルフ場に安西が現れ逮捕される。
しかし、石川らはゴルフ場に現れず姿を消してしまった。
計画が破綻したうえ逮捕された安西は、ブルースたちにこれまでの経緯を聞いた後、悔しそうに今回の事件で組んだ「相棒」の存在を明かした・・・・。

ハードな活劇が多かった中、ブルースの「身近な相棒」に焦点を定め、さらにブルコンコンビの軽妙さ、笑い込みごみのカーアクションなど、軽快さを笑いを押し出した感じのライトな雰囲気もありながら、マグナム盗難を絡めた緊張感も忘れないという、一方で太陽らしい作品になっていると思います。
久々に漢・吉野哲男も登場、後輩格のブルースたちにも低姿勢で対応するというのもある意味涙モノです(^_^;)



【地上波】

▼チバテレ ボン&ロッキー編

第316話 53.08.18 ある人生 (殿下・恵子)三浦真弓 角野卓造 佐々木一哲

殿下の婚約者・恵子の手術の結果は思わしくなく、車椅子が必要だという。
自分の代わりにこのような事態になってしまった殿下は落ち込むが、必死に自らの状態を受け入れようとする恵子の姿に救われる。
そんなある日、観光会社の社員二人が次々に何者かの狙撃に遭う。
二人は真面目な社員で、人に恨まれるような覚えは全くないという。殿下らは観光会社の社員や関係者のアリバイ捜査を始める。
殿下は犯人が倒れた被害者に何度も拳銃を発射しているのに、酷く狙いが外れているのに気づき、もしかすると非力な女性の犯行ではないかと思い出す。
殿下は観光会社の社員である杉本和子に狙いを付けマークするが、和子は又しても何者かに襲われた・・・。

愛する者を傷つけられ、まさに地獄を味わった殿下、「復讐」の為に自らの私生活を捨て、「復讐」に没頭することを生きがいとする一人の女性。
その心情が刑事と犯人という立場の違う二人ではあるものの、シンクロして最後には説得する側、される側となります。
恵子の健気なリハビリ姿、それを胸を締め付けられる一方で奮起にもつなげる殿下、その二人の姿を交えながら、不幸に遭遇して何かを新しい生きがいとし、することに気付いた人々を描きます。
確かに重い題材ですが、それをあまり重量感満載で作品化しないというのも太陽らしい、そういう作品かもしれません。

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