「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

ザ・刑事の終末と特捜隊のうぶごえ

2018-10-14 12:24:00 | 浮気心
クタ寝けぶでございます<(_ _)>
最近、脳内BGMが「ボンのテーマTVバージョン」と「非情の街」と「スペクトルマン変身前の曲」(大都会IIIや西部警察で流用)のリピート(^_^;)

どうも、先月からの疲れがピークに達して、腹下しと爆睡・・・・。
ポンコツが加速している小生のことは置いておき、

ちょっと、浮気心をメモります。

▼ファミ劇『ザ・刑事』

最終回を迎えたわけですが、確かに話題性があまりなかった、悲しい作品・・・。
豊さんが出ていた割にはあまり遊びが無かったというか、変に真面目で硬すぎる作りだったのが、制作側も演者も方向性を決めかねてそのままENDという印象・・・誰かが弾けたら、あれだけのメンツだったので、いい方向に振ったと思うと残念ですね・・・。

その最終回、寿署長メインで懐かしき小高恵美氏。東宝だから小高氏か、と当時も思いましたが、しっかりした演技力の女優さんだったので、体調不良により女優生活の短命は惜しまれます。丹波御大にももっと活躍してほしかった・・・。
ロケ地では太陽でおなじみな場所も散見された本作ですが、最終回で真打ち七曲署使用(麻薬取締官事務所)もあり、その辺りやっぱり意識していた部分はあったんじゃないかと思います。

ただ、横谷雄二さんの扱いが雑すぎた・・・。
結局セミレギュラー的立ち位置に居ながら、ワンシーン登場が殆どでかつ、クレジットの基準がおかしいし。


▼東映チャンネル『特別機動捜査隊』#1(初見)

ノンクレのOP映像で始まるのですが、映像自体は後年のもので、音声はオリジナルのようなので、テーマ曲はあれが初代ということで良いと思います。(劇中BGMともアレンジ合致点があるので)
ゲストが前から豪華なのは聞いていましたが、太地喜和子さんが可憐ですなぁ・・・。
事件自体は結構血生臭いというか・・・流石に当時の深夜であった22時放送作品ではあるなぁ・・・という感じと、自動車事業部諸兄にも楽しめるカーアクション(とは言いつつも、派手ではない)と「5そ9205」の特捜車(警視303)セドリックスタンダード(それも初期型)が素晴らしいのと、トライアンフ・メイフラワーが盗難車・・・・何ちゅう世界だ(^_^;)
で、特別機動捜査隊自体もちゃんと設定どおり初動捜査を担当・・・・ただ、これはすぐ行き詰ったようですが。
詰所(待機部屋)も狭く、金子係長への報告は一課部屋で行われるというスタイル。
ラストは渋谷駅近辺らしいですが、全く面影が・・・・。

では初動キャラの状況を。

立石主任=既にキャラ確立(^_^;)、チョット若くて鋭さがある。
妹尾部長刑事=若き長さん。主任を「主任さん」と呼ぶ。現在にも通じる風貌とちょっとインテリチックな言動(日立中央研究所に友人がいる)など、本番組の中核となるのではないかという立ち位置も#20を以て降板。
橘刑事=№3であるものの、台詞が絶望的に少ない・・・・胸ポケットにペンは初回から。(当時のメンバーの中では一番クールな感じ)
桃井刑事=ソフト帽の中は角刈り。特捜隊に配属されて間もない?台詞多し。
内藤刑事=特捜車運転手&お給仕。防弾チョッキを所望(^_^;)、主任を「主任さん」と呼ぶ。
金子係長=紳士だが百戦錬磨の余裕を感じる。
「牧さん」巡査=実はモモさんに匹敵するほど台詞がある。

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ファミ劇ですが、太陽が始まる他はあまり観るべくものがない・・・
確かに、CS全体的にHD化でソフトも不足しているので、最近の作品を重用するのはわかるのですが。
ただ、東映チャンネルの攻め方を目の当たりにしていると、やっぱり東宝系の作品が弱いのが寂しいところです。
この際、開き直ってリマスタ版ではないものも放送してはどうかと思いつつ・・・。

要は視聴ターゲットの見極めなんですよね。
映像コンテンツ自体が多用化と変革しつつあるので、逆に本来の姿で特化してほしいという部分はあります。
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