仕事脳発動中ののけぶでございます<(_ _)>
また余裕がない、、、(^_^;)
犬塚弘さんが亡くなられ、クレージーキャッツが全員鬼籍に・・・・。
犬塚さんが悪役を演じられたときのキレが好きでした・・・・そして善人役でも押し出さない自然体の演技が光るところが好きでした。
ご冥福をお祈り申し上げます。
さて、10/29サンテレビ・太陽放送。
#176は、ヤクザにあこがれる3人組が暴力団幹部を白昼の路上で刺し逃走、ただし確証がない為3人組を逮捕できずマークするゴリさんたちだったが、3人組も狡猾に動き回り煙に巻く。さらに3人組は別な計画を敢行しようとしていて、それを察知したゴリさんは何とか彼らを止めようと一計を案じます・・・・自らもやさぐれた経験のあるゴリさんがヤクザにあこがれる若者を何とか救おうと奮闘します。
ゴリさんの過去が何となく垣間見られる部分(妄想するとボスとの出会い?)、後年は小野寺さんと同じくソフト二枚目路線が定番となる中島久之さんの暴走若者役(おそらくあの革ジャンはのちにテキサスが着用)、中村ブン氏の自然体演技、定番ロケ地セール(^_^;)、久々なゴリVS「K&U」などと見どころ多しです。
それにしても、あの白の横浜ナンバー縦目グロリア・・・・黒に再塗装されて#178でアクション→爆発するんですけど、表面だけですが結構しっかり塗装されているようで、なぜかフェンダーミラーまで塗装している謎が・・・<何?
石塚「10年以上前の話だがな、俺も奴らとそっくり同じ目をして、街をうろついたことがあるんだ。」
【地上波】サンテレビ・テキサス&ボン編
10/29(日)
11:00~11:54
ドラマ 太陽にほえろ!(テキサス・ボン編 第9話)
サンテレビ1(地上波)
第176話 50.11.28 狼の街 (ゴリさん)
レギュラー:藤堂俊介
石原裕次郎
三上順
勝野洋
田口良
宮内淳
山村精一
露口茂
石塚誠
竜雷太
島公之
小野寺昭
野崎太郎
下川辰平
矢島明子/木村理恵
ゲスト:中島久之
中村俊男 藤井つとむ
田中浩 遠藤剛
大村文武
村越伊知郎 水野こうさく 池永通洋 邦創典
(ノンクレジット)永野明彦 戸塚孝 大宮幸悦 他(K&U)
脚本:小川英 田波靖男 四十物光男
監督:山本迪夫
暴力団・戸川組と竜神会の対立抗争が激化しているさなか、戸川組の中堅幹部の有藤が交差点で何者かに刺された。
ゴリさんらは有藤を取り調べるが、そんな折、戸川工業の社長秘書・尾山から電話が入り、戸川組は竜神会と異なり近代的組織なので捜査に全面協力すると言ってくる。
有藤の話では彼を刺したのは一見シロウト風の黒皮ジャンパーの男を含む3人組だったという。ゴリさんはゲームコーナーで遊んでいる3人組を見つけるが、彼らは事件当時スナックに居たことを主張、スナックのマネージャー・三島も証言した。
しかし、それでも3人の眼つきを見て彼らの犯行と確信したゴリさんは執拗に彼らの行動を見張る。
そんなある日、三島が殺され、彼の自宅を捜索した結果、三島と尾山の会話が入ったテープが発見された。
その会話によると、どうもすべては警察と世論の力で竜神会を封じ込めるための戸川社長の策略だった・・・。
暴力団とネオヤクザとの乱戦にゴリさんが加わる感じですが、そのネオヤクザが当時とすればチンピラでもなく見た目では普通の若者にしか見えない面々、だからこその危うさと恐怖。そういう微妙な若者を後にソフトな役が定番になる中島氏に中村ブン氏に藤井つとむ氏という、なんともそのアンバランスさが絶妙な均等をもった3人組が演じます。
そこにゴリさんがある意味突っ込む形ですが、ゴリさんも上京したころは似たような若者だったという告白もあり、そのゴリさんが3人組に食らいつき何とかヤクザ道を諦めさせようと奮闘します。(これはもしかするとゴリさんが同じように救われたからかもしれません。)
しかし、この作品はいろんな意味で豪華ゲストです。
交差点であっさり刺される有藤が田中浩氏というだけでも豪華なのですが、尾山の大村文武氏も東映作品の印象がある方なので珍しい感じがあります。テキボン期ならではのキャスティングともいえそうです。