調子のいいときに書いてしまいます。
向う一週間の太陽放送です。
【CS】
▼ファミリー劇場・ブルース活躍編
#619、作品中にCMが入るなんて、ファミ劇では見たことなかったので、逆に新鮮でしたが・・・
フィルムの状態が悪かったのか、一部ブレてましたので、ちょっと観ていて酔っちゃった(^_^;)
3/17(金)
6:30~8:30
太陽にほえろ!スペシャル コンピューター計画 HDリマスター版#618
ファミリー劇場HD(CS)
3/17(金)
20:00~21:00
太陽にほえろ!HDリマスター版#619 犯人の顔
ファミリー劇場HD(CS)
3/17(金)
21:00~22:00
太陽にほえろ!HDリマスター版#620 素晴らしき人生
ファミリー劇場HD(CS)
=HD初放送=
第619話 59.10.12 犯人の顔 (ラガー)東啓子 高沢順子 川原英子
若いOLのえりがアパートのそばで何者かに襲われ後頭部を殴られ気絶、その間にえりから奪った鍵を使って彼女の部屋に侵入、なけなしの貯金300万円を奪った。
しかし、部屋を荒らした形跡もなく、貯金の隠し場所も本人しかわからないようなところに隠していたため、犯人は金のありかを知り得るえりの近親者にいると捜査が開始された。
ラガーたちがマークしたのは、ヨガインストラクターの香織とブティック定員のヤス代。
香織はあまりにも健康的な生活なので、その中に嘘があるように思うラガー、ヤス代はブルースの尾行をまいてしまうなどどちらも怪しい。
そんな折、大熊という老人が殴り殺され、老人の部屋から800万円を奪った。
手口がえりの時と同じで、一係では同一犯人と考えた。
マークした2人の女性にも老人との関係性が見出せなかったころ、香織の本音、ヤス代の正体が判明し、彼女たちがシロだと判って捜査が行き詰ったころ、ラガーが部屋で寝入ろうとした頃、壁を挟んだ隣の部屋から隣人の話声が聞こえてきた。
その事にハッっとしたラガーは・・・・。
半年ぶりのラガー主演作。
事件の被害者である、OLの友達たちの悲哀、表向きはスマートにかつ流行に乗っている女性たちも人間らしい一面があるというところと、普段はまったく気にしていないところに犯罪に巻き込まれる危険があるという恐怖と、同じ事件の関係ながら二つのセンが絡み合うのは、亜槍さんの女性らしい発想所以なところだと思います。
また、亜槍さんの脚本にはラガーが良くマッチしています。
第620話 59.10.19 素晴らしき人生 (山さん)牟田悌三 中西良太 中田譲治
繁華街で薬品会社の販売員・中原が、家具工場の工員・土屋五郎に大型ナイフで刺され死亡した。
間もなく五郎は七曲署に自首、中原とは路上で肩がぶつかり、カッとなって殺してしまったと自白したが、山さんは腑に落ちない。
五郎はかつては大変な暴れ者だったが、6年前に刑務所を出てからは真面目に暮らしてきたことが判り、そんな男が殆どわけも無く人を殺したことに増々疑念を覚えた山さんは、さらに五郎の周辺を調べはじめた。
その中で五郎が出所した直後にある金貸しの老人が殺害され金が奪われた現場の近くにいたことが判った。
もしかすると、その時の犯人が五郎で、中原がそれを強請り続けていたとも考えられた。
しかし捜査は進展せず、五郎は傷害致死で証券された。
だが、山さんはあきらめずに捜査を続行、暴れ者だった五郎が心を入れ変えたは、あるレストランで小坂という男と出会い、小坂の親身さに感服していたということが判明、山さんは五郎が自分の人生を棒に振っても惜しくない存在は小坂であると見て、小坂の身辺を調べた。
かつて、小坂には娘があり、ガンで亡くしていた。
亡くなる前の1年間は高額な薬品を投与していたが、その薬品を病院へ納入していたのが中原と判明した・・・・。
ある偶然と勘違いから、殺人犯が暴れ者を更生させたものの、それがまたこの二人を結びつけた強盗殺人事件を発端とした殺人事件を生み出すという、やるせない輪を描いた作品。
牟田さんの人がいいというイメージのままの小坂が過去に起こしたことが、それを覆い隠すためにしたことが皮肉にもある男を更生させたという刹那さ、中西さん演じる五郎のストイックなまでの小坂に対する真っ直ぐさが痛々しく、それを山さんが静かに「暴いて」いくわけです。
残酷だけれども、真実と向き合わなければならないという、久々に結構厳しい作品です。
【地上波】
▼テレ玉・テキサス&ボン編
3/16(木)
20:00~20:55
太陽にほえろ!
テレ玉1(地上波)
「ボディガード」
第182話 51.01.09 ボディガード (ボス)ビーバー 山内明 中井啓輔 西田健
もしかすると、この作品を新年一発目として企画していたのではないのか?というほどのある意味派手な作品。
ニッポン放送「ザ・パンチ・パンチ・パンチ」で「モコ・ビーバー・オリーブ」でデビュー、ananにも登場していたとされ、この頃はドラマでも活躍していたビーバー氏が、太陽史上でも指折りな魅力的な婦人警官・今井京子として登場、彼女を巡る危険と疑惑を描きます。
警察内部の不正と彼女の関わり等と、事件は混沌としていきます。
ボスも2人射殺してしまうというハードボイルドさも加味され、逆に当初はボスのボディガードとして東京に赴いた京子に対する一係の面々の面白い反応なども愉しめる作品です。
事業者事業部諸氏には、休演のスプリンターに代り30系カローラレビンの新車当時の雄姿が観られるのも見どころかも。
見所といえば箱根ロケな今回。
ただ、ロープウェイ以外は特に風光明媚と言う訳ではありませんが(^_^;)
でもこのロケ、もしかすると1975年の太陽チーム忘年会を兼ねたものだったかもしれません(^_^;)
▼チバテレ・ボン&ロッキー編
3/17(金)
20:00~21:00
太陽にほえろ!
チバテレ1(地上波)
第277話 ある娘
第287話 53.01.27 ある娘 (ボス)原田美枝子/久米明 原田清人
ボスは帰宅中、坂下の壁に乗用車が激突している現場に遭遇、既に駆けつけていた警官によると、ブレーキ痕が無いことから居眠り運転ではないかという事だった。
その事故が何となく気になったボスは翌朝も現場に赴くが、どうしても事故の不自然さが拭えない為、一係で背後関係を調べることとする。
被害者は建設会社の経理課長で、男の「事故死」には会社の汚職事件が絡んでいるようだ。
喋られては困ることがあり事故に見せかけて殺された・・・という見方が強くなる。
ボスはその晩行われた通夜に訪れたが、男の娘である洋子が、焼香に現れた建設会社社長に向かって「人殺し!」と叫ぶのを目撃した。
ボス主演作に当時19歳でテレビはレギュラーしか引き受けていなかった原田美枝子さんが初競演ということで当時話題になった作品。
(これ以後、原田さんはテレビドラマのゲスト出演を解禁した模様)
事故なのか、自殺なのか、陰謀なのか、暗殺なのか、狂言なのか、真実なのか・・・・かなり混沌とする話なのですが、原田さんのミステリアスな魅力も手伝い、さらに「待ってました」的ボス=裕次郎さんの紳士的な行動、それに柏原寛司氏の久々にして2回目の脚本と木下監督のシャープな演出が相まって、この作品独特な雰囲気を醸し出しています。
▼とちぎテレビ・スコッチ登場編
3/19(日)
21:15~22:10
太陽にほえろ! スコッチ刑事編 第218話 殿下とスコッチ
とちぎテレビ1(地上波)
第218話 51.09.17 殿下とスコッチ (殿下・スコッチ)小野ひずる 矢野間啓二 斉藤真
単独行動を好むスコッチが「世にも優しい」殿下とコンビを組み対比できる話ですが、殿下自体当初はクールな二枚目というスコッチ的要素を持っており、殿下の「失敗」に批判を口にするスコッチですが、クライマックスには自らが殿下と同じような場面に遭遇すると一体スコッチはどうなるのか・・・という展開になります。
ただ、単独行動を好む割にはボンとはすんなり行動を共にするところも人間らしい、サボテンをめでるのも人間らしい、スコッチはただ冷たいわけではないというのが見えます。
更に言うと、スコッチに対する各メンバーの対応も面白いところです。
ゴリさんにしても初回はテキサスの件で思わずスコッチをぶん殴ってしまうわけですが、ただ対立とは言いつつも初回からスコッチにはただ気に食わないというよりは、いろんなことを説明している感じです。
一係のメンバーは直接的な説教というよりは、意外な所を突いてくるのでスコッチも逆に面を食らっているという部分もあったりします。
登場と今作でスコッチの基本的魅力が堪能できる名作です。
向う一週間の太陽放送です。
【CS】
▼ファミリー劇場・ブルース活躍編
#619、作品中にCMが入るなんて、ファミ劇では見たことなかったので、逆に新鮮でしたが・・・
フィルムの状態が悪かったのか、一部ブレてましたので、ちょっと観ていて酔っちゃった(^_^;)
3/17(金)
6:30~8:30
太陽にほえろ!スペシャル コンピューター計画 HDリマスター版#618
ファミリー劇場HD(CS)
3/17(金)
20:00~21:00
太陽にほえろ!HDリマスター版#619 犯人の顔
ファミリー劇場HD(CS)
3/17(金)
21:00~22:00
太陽にほえろ!HDリマスター版#620 素晴らしき人生
ファミリー劇場HD(CS)
=HD初放送=
第619話 59.10.12 犯人の顔 (ラガー)東啓子 高沢順子 川原英子
若いOLのえりがアパートのそばで何者かに襲われ後頭部を殴られ気絶、その間にえりから奪った鍵を使って彼女の部屋に侵入、なけなしの貯金300万円を奪った。
しかし、部屋を荒らした形跡もなく、貯金の隠し場所も本人しかわからないようなところに隠していたため、犯人は金のありかを知り得るえりの近親者にいると捜査が開始された。
ラガーたちがマークしたのは、ヨガインストラクターの香織とブティック定員のヤス代。
香織はあまりにも健康的な生活なので、その中に嘘があるように思うラガー、ヤス代はブルースの尾行をまいてしまうなどどちらも怪しい。
そんな折、大熊という老人が殴り殺され、老人の部屋から800万円を奪った。
手口がえりの時と同じで、一係では同一犯人と考えた。
マークした2人の女性にも老人との関係性が見出せなかったころ、香織の本音、ヤス代の正体が判明し、彼女たちがシロだと判って捜査が行き詰ったころ、ラガーが部屋で寝入ろうとした頃、壁を挟んだ隣の部屋から隣人の話声が聞こえてきた。
その事にハッっとしたラガーは・・・・。
半年ぶりのラガー主演作。
事件の被害者である、OLの友達たちの悲哀、表向きはスマートにかつ流行に乗っている女性たちも人間らしい一面があるというところと、普段はまったく気にしていないところに犯罪に巻き込まれる危険があるという恐怖と、同じ事件の関係ながら二つのセンが絡み合うのは、亜槍さんの女性らしい発想所以なところだと思います。
また、亜槍さんの脚本にはラガーが良くマッチしています。
第620話 59.10.19 素晴らしき人生 (山さん)牟田悌三 中西良太 中田譲治
繁華街で薬品会社の販売員・中原が、家具工場の工員・土屋五郎に大型ナイフで刺され死亡した。
間もなく五郎は七曲署に自首、中原とは路上で肩がぶつかり、カッとなって殺してしまったと自白したが、山さんは腑に落ちない。
五郎はかつては大変な暴れ者だったが、6年前に刑務所を出てからは真面目に暮らしてきたことが判り、そんな男が殆どわけも無く人を殺したことに増々疑念を覚えた山さんは、さらに五郎の周辺を調べはじめた。
その中で五郎が出所した直後にある金貸しの老人が殺害され金が奪われた現場の近くにいたことが判った。
もしかすると、その時の犯人が五郎で、中原がそれを強請り続けていたとも考えられた。
しかし捜査は進展せず、五郎は傷害致死で証券された。
だが、山さんはあきらめずに捜査を続行、暴れ者だった五郎が心を入れ変えたは、あるレストランで小坂という男と出会い、小坂の親身さに感服していたということが判明、山さんは五郎が自分の人生を棒に振っても惜しくない存在は小坂であると見て、小坂の身辺を調べた。
かつて、小坂には娘があり、ガンで亡くしていた。
亡くなる前の1年間は高額な薬品を投与していたが、その薬品を病院へ納入していたのが中原と判明した・・・・。
ある偶然と勘違いから、殺人犯が暴れ者を更生させたものの、それがまたこの二人を結びつけた強盗殺人事件を発端とした殺人事件を生み出すという、やるせない輪を描いた作品。
牟田さんの人がいいというイメージのままの小坂が過去に起こしたことが、それを覆い隠すためにしたことが皮肉にもある男を更生させたという刹那さ、中西さん演じる五郎のストイックなまでの小坂に対する真っ直ぐさが痛々しく、それを山さんが静かに「暴いて」いくわけです。
残酷だけれども、真実と向き合わなければならないという、久々に結構厳しい作品です。
【地上波】
▼テレ玉・テキサス&ボン編
3/16(木)
20:00~20:55
太陽にほえろ!
テレ玉1(地上波)
「ボディガード」
第182話 51.01.09 ボディガード (ボス)ビーバー 山内明 中井啓輔 西田健
もしかすると、この作品を新年一発目として企画していたのではないのか?というほどのある意味派手な作品。
ニッポン放送「ザ・パンチ・パンチ・パンチ」で「モコ・ビーバー・オリーブ」でデビュー、ananにも登場していたとされ、この頃はドラマでも活躍していたビーバー氏が、太陽史上でも指折りな魅力的な婦人警官・今井京子として登場、彼女を巡る危険と疑惑を描きます。
警察内部の不正と彼女の関わり等と、事件は混沌としていきます。
ボスも2人射殺してしまうというハードボイルドさも加味され、逆に当初はボスのボディガードとして東京に赴いた京子に対する一係の面々の面白い反応なども愉しめる作品です。
事業者事業部諸氏には、休演のスプリンターに代り30系カローラレビンの新車当時の雄姿が観られるのも見どころかも。
見所といえば箱根ロケな今回。
ただ、ロープウェイ以外は特に風光明媚と言う訳ではありませんが(^_^;)
でもこのロケ、もしかすると1975年の太陽チーム忘年会を兼ねたものだったかもしれません(^_^;)
▼チバテレ・ボン&ロッキー編
3/17(金)
20:00~21:00
太陽にほえろ!
チバテレ1(地上波)
第277話 ある娘
第287話 53.01.27 ある娘 (ボス)原田美枝子/久米明 原田清人
ボスは帰宅中、坂下の壁に乗用車が激突している現場に遭遇、既に駆けつけていた警官によると、ブレーキ痕が無いことから居眠り運転ではないかという事だった。
その事故が何となく気になったボスは翌朝も現場に赴くが、どうしても事故の不自然さが拭えない為、一係で背後関係を調べることとする。
被害者は建設会社の経理課長で、男の「事故死」には会社の汚職事件が絡んでいるようだ。
喋られては困ることがあり事故に見せかけて殺された・・・という見方が強くなる。
ボスはその晩行われた通夜に訪れたが、男の娘である洋子が、焼香に現れた建設会社社長に向かって「人殺し!」と叫ぶのを目撃した。
ボス主演作に当時19歳でテレビはレギュラーしか引き受けていなかった原田美枝子さんが初競演ということで当時話題になった作品。
(これ以後、原田さんはテレビドラマのゲスト出演を解禁した模様)
事故なのか、自殺なのか、陰謀なのか、暗殺なのか、狂言なのか、真実なのか・・・・かなり混沌とする話なのですが、原田さんのミステリアスな魅力も手伝い、さらに「待ってました」的ボス=裕次郎さんの紳士的な行動、それに柏原寛司氏の久々にして2回目の脚本と木下監督のシャープな演出が相まって、この作品独特な雰囲気を醸し出しています。
▼とちぎテレビ・スコッチ登場編
3/19(日)
21:15~22:10
太陽にほえろ! スコッチ刑事編 第218話 殿下とスコッチ
とちぎテレビ1(地上波)
第218話 51.09.17 殿下とスコッチ (殿下・スコッチ)小野ひずる 矢野間啓二 斉藤真
単独行動を好むスコッチが「世にも優しい」殿下とコンビを組み対比できる話ですが、殿下自体当初はクールな二枚目というスコッチ的要素を持っており、殿下の「失敗」に批判を口にするスコッチですが、クライマックスには自らが殿下と同じような場面に遭遇すると一体スコッチはどうなるのか・・・という展開になります。
ただ、単独行動を好む割にはボンとはすんなり行動を共にするところも人間らしい、サボテンをめでるのも人間らしい、スコッチはただ冷たいわけではないというのが見えます。
更に言うと、スコッチに対する各メンバーの対応も面白いところです。
ゴリさんにしても初回はテキサスの件で思わずスコッチをぶん殴ってしまうわけですが、ただ対立とは言いつつも初回からスコッチにはただ気に食わないというよりは、いろんなことを説明している感じです。
一係のメンバーは直接的な説教というよりは、意外な所を突いてくるのでスコッチも逆に面を食らっているという部分もあったりします。
登場と今作でスコッチの基本的魅力が堪能できる名作です。