「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

X巡回+太陽誕生(草稿)など

2024-02-10 07:33:27 | 当直室日記

=X巡回=

▼「10周年ファン感謝の集い」ED
流れたBGMは太陽楽曲ではありませんね。本放送当時、結構これが引っかかっていて、いきなり聴いたことのない曲が流れてきて・・・実際、太陽チームとは別な中継チームが組まれていたようなので、そのチームでの編集で汎用曲が使用されたのではないかと。曲自体は悪くないのですが、この放送で初めて観たノンクレOPなど、かなり良かったんで、惜しいなぁ・・・・と。

▼太陽誕生(草稿)
今までいろいろな方の話を聞いてきましたが、太陽構想は『東京バイパス指令』終了後に始められて、竜さんはシード選手のようにキャストイン、主役のみの活動に限定せず幅広いネタと余裕のある撮影体制を念頭に、TBSドラマ(ガードマン、刑事くん、七人の刑事、ホームドラマなど)の影響なども受け、最終的に、主役・ヒロイン・トメ役・準主役というキャスト組と撮影2班体制、そして小川英さんを脚本監修に迎えることを前提として『明日に燃えろ!』が企画、1972年10月ごろスタートを前提に用意されましたが、(実際企画として完成したのは1971年暮れ?)沢田研二さんを主役想定していてスケジュールが合わずショーケンさんへ変更、この前後でナベプロとの協力体制を構築、ショーケンさんも近い企画構想を持っていたという話もあり、話がまとまりかけていたころに、プロレス終了の後番組として浮上(1972年3月ごろ?)、まったく語られていないので小職の憶測ですが、スポンサー側から裕次郎さんの登用を提示され(『富士山頂』で付き合いのあった三菱電機)、企画書に少々不自然な形でキャストイン(これが世に出ている『明日に燃えろ!』企画書、当時の裕次郎さんの本編(映画)に拘った出演スタンスを考えると、いきなり何も後ろ盾がなく日テレPに出演交渉されても許諾しなかったと)、主役の立ち位置はそのままに、トメ役だったハナさんの立ち位置を改訂して、主役級の役柄とし、ハナさんは別にトメ役枠を設けて、OAまでに幻となってしまった、南原課長の平田昭彦さんと、シンコの母・飯屋の主である里子をキャストから外し、何とか6月の撮影にこぎつけた・・・・という経緯と妄想しております。
製作開始当初は初期企画に沿った作品作りがなされましたが、ショーケンさんや高橋惠子さんのスケジュール、裕次郎さんの主役作稼働などから、一係主体の物語として改訂されていき、さらに予算の関係上、サブキャラ的になってしまった、宗吉、優子他の新聞記者連はオミット、企画当初にあった東宝・ナベプロゲストの大挙出演も実現せず。
というのが、ざっくりとした小職の妄想的認識です(^_^;)
さて、いかがなものか。

 


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