昨日は帰宅すると一気にクタネ・・・・起きたら2時ごろで、またコテっと寝て今頃起きています。
熟睡できない代わりにいつも眠いというのも嫌なもので。。。。
さて、3/20のサンテレビ・太陽放送は、100回記念の一環、スペシャルゲストに可憐な役が当たり前だった酒井和歌子さんを迎え、当時人気が爆発していた殿下との共演、しかも唯の恋愛ものとせず、やはり当時の流れだった殿下+女性+悲劇を鎌田敏夫さんがサイコパス的要素を加味して描き、竹林監督のクールかつ温かな映像で実現した逸品を放送。
【地上波】サンテレビ・ジーパン編
3/20(日)
11:30~12:25
ドラマ 太陽にほえろ!(ジーパン編 第45話)
サンテレビ1(地上波)
第101話 49.06.21 愛の殺意 (殿下)
レギュラー:藤堂俊介
石原裕次郎
柴田純
松田優作
内田伸子
関根恵子(欠場)
山村精一
露口茂
石塚誠
竜雷太
島公之
小野寺昭
野崎太郎
下川辰平
SPゲスト:酒井和歌子
永井久美 青木英美
ゲスト:村井国夫
田利之
佐々木敬子 五月晴子
脚本:鎌田敏夫
監督:竹林進
殿下は典子という若い女性と道でぶつかってしまい、買い物袋が破れ、中の夏みかんが転がり出てしまう。
このままでは典子一人では運べない為、殿下は典子の住むマンションまで同行した。
笑顔の爽やかな典子に何となくまんざらでもない殿下。
翌日、典子の兄である誠行の婚約者・美也子の遺体が発見される。
誠行は容疑者として拘束され殿下は典子に事情を訊きに行くが、典子は兄の犯行を激しく否定し、さらに事件当日は美也子と会食の約束をしていたが現れず、誠行も仕事場に電話をかけたが誰も出なかったと証言した。
さらに誠行と典子は一家心中の生き残りであることを殿下に話す。
誠行の仕事場の浴槽から美也子の毛髪が発見され、いよいよ誠行の犯行の線が濃厚になった中で、典子が一係に弁当持参で現れ是が非でも兄に会いたいと懇願し、誠行が犯行を強く否定していることから何か進展があるかと期待したボスは面会を許可する。
典子に会った後誠行は今まで犯行を否定していたのを突如翻し犯行を認める。
その様子にさすがに違和感をおぼえる山さん、典子のハンドバックの中身を偶然見て違和感をおぼえる久美、さらに典子に無条件で同情的だった殿下も、典子をマンションに送り届けた玄関先である違和感を憶える・・・・。
100回記念の一環で、酒井和歌子さんをSPゲストに迎え、冒頭からその酒井さんの演じる典子のサイコパスな行動を描いていきます。
殿下の久々のロマンスかと冒頭で思わせておきながら、既にそのすぐ後で期待が裏切られます(^_^;)
鎌田さん執筆作らしい単純に思われて結構複雑な展開、更に酒井さんの熱演、そして殿下が徐々にその典子の異常さに気付き、その典子を何とかしようと思いながら迎えるクライマックスの悲劇。
太陽作品の中でも色々な意味で異色作になっています。
ちなみにサブタイ変更履歴は、決定稿「狂気」→「愛の狂気」→「愛の殺意」
オリジナルの「狂気」では素っ気ないか・・・。(恐らく、鎌田さんオリジナル(^_^;))
一番相応しいのは「愛の狂気」だとは思います。「愛の殺意」はあの内容ではちょっとマイルドではあります。
今回シンコは欠場、その代わりに「女性心理」を鋭く突くなどクミちゃんが活躍します。