「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

サンテレビ太陽放送2/7=マカロニの拳銃を奪った男の慟哭

2021-02-06 06:09:57 | 放送予定
またもや、深夜帰宅を繰り返しているけぶでございます<(_ _)>。
その帰宅時に片道20kmで3回鹿コンビやカップルに路上で遭遇。わが街はいつから奈良の春日野と化したのか・・・・(^_^;)

太陽関連では佐藤利明氏のnoteでの太陽レビューがほぼ1ヶ月で1年分を消化、ジーパン編へ突入する勢い。
やっぱりプロは早い。
そして茶屋町さんのある意味リーク(^_^;)
あの頃は太陽に限らず、「どこかでみた」話はけっこう多かった。同番組でのリメイクは長寿番組では当たり前だったし、ドラマの数も多かったし。

さて、明日の太陽放送です。

【地上波】サンテレビ・マカロニ編

2/7(日)
11:30~12:25
ドラマ 太陽にほえろ!(第44話)
サンテレビ1(地上波)

第47話 48.06.08 俺の拳銃を返せ! (マカロニ)

レギュラー:石原裕次郎

      萩原健一

      関根恵子

      露口茂
      竜雷太
      小野寺昭
      下川辰平

ゲスト:森本レオ
 柳生博
 中村孝雄 福岡正剛 
 山田はるみ 木島新一 若尾義昭 邦創典 柳沢優一 豊村真理子 関根信昭 小海とよ子 西川幾雄 尾崎八重
 三津田健

脚本:小川英 武末勝

監督:土屋統吾郎

住宅街で聞き込み中、「用を足したく」なったマカロニは、相棒の「腹が減った」ゴリさんに促されてひとりで近くの交番へ駆け込んだ。
マカロニは交番から一係へ定時連絡をするとシンコにからかわれたりで少々くさってしまった。
その最中、サラリーマン風のおとなしそうな男が交番の巡査に道を聞いたが、マカロニの腰元から光る拳銃を見て、眼光が急に鋭くなったが、そのまま立ち去った。
その後、ゴリさんとの待ち合わせの蕎麦屋に向かう途中のマカロニは、道の真ん中で一万円札を拾ってニンマリしていると、急に後ろから鉄パイプで殴られ昏倒してしまった。
通行人に発見され意識を取り戻したマカロニだったが、拳銃が無くなっていることに気付き、すぐさまボスへ連絡。騒ぎを聞きつけたゴリさんや署から急行した長さんらが現場へ駆けつけたが、救急車が到着してもマカロニは何かを捜している。マカロニが見つけたのはタイピンだったが、これは犯人のものだという。捜査を続行しようとするマカロニはゴリさんらに強引に救急車に押し込められ病院へ直行した。
どうしても捜査を続行したいと病院を抜け出そうとするマカロニからズボンを没収したボスは、精密検査が終わるまで病院で大人しくしていることを命じる。
ただ、疑問だったのは、なぜマカロニのような刑事然とはしていない人間から、用意周到に拳銃を奪えたかということだったが、マカロニは交番で道を聞いたサラリーマンがまず思い浮かんだ。
交番の巡査からも人相と特徴を詳しく聞けたが、タイピンの出所である「クラブ・スター」を当ると該当者はいなかった。ただ、別な人間に渡ったとも考えられるので、その線は継続捜査された。
そんな時、居てもたっても居られなかったマカロニが自転車を拝借して脱走、身支度を洋服屋で整え、拳銃のネタが無いか街の情報通を当たった。
その頃、オーロラ商事の遠藤係長が拳銃で撃たれ意識不明の重体に陥った。
現場に居合わせてショック状態の女性社員によると、犯人と遠藤はどこかの「山」の話していたことだけしか覚えていなかった。
山さんたちがタイピンの線から元・中光事務器の佐原という男を割り出した頃、遠藤が撃たれた銃はマカロニのものと確認され、一係一同を落胆させた。
佐原のことを収穫が無く仕方無く一係に戻ったとき偶然聞いたマカロニは、佐原の部屋を捜索する一係の動きとは別に聞き込みを開始し、アパートの住民から彼の行きつけの喫茶店を聞いたころ、今度はレストランを経営している大木が、また山のことを口にした佐原に左腕を拳銃で撃たれた。
マカロニは喫茶店ポエムのマスターから佐原の人となりを聞いた。彼は良い青年でこの店で知り合った恵子という女性と付き合うようになったが、1年前から佐原のみ店に来るようになり、恵子の事は一切口にしなくなったのだという。また、半月前に金を貸すところを紹介してくれと頼まれたことを付け加えた。その紹介された質屋で佐原は10万円借りており、退職金できれいに精算した後、質屋の主人に大吉証券のことを尋ねていたことが判った。
長さんたちは撃たれた大木に佐原が言っていた御影山について思い出すよう食い下がったところ、やっと同窓会の慰安旅行で行った先であったことを思い出した。さらに当時の4人が写っている記念写真で偶然一緒になって遠藤も思い出した。そして残る二人は、大木の同窓生で大吉証券の井口と、第八観光の戸倉だと判明、グアム島へ転勤した戸倉を現地に照会する一方、井口のもとへ向かった。
長さんたちは井口に佐原のことを聞いても知らないという。その頃、マカロニも大吉証券を見張っていて、長さんたちに気付いた。
井口と話していた長さんのもとに、戸倉がグアムで変死していたことが伝えられ、さらに井口に食い下がる長さんたち。
そんな最中に、佐原がフラッと大吉証券に入ってきた・・・・・!

この作品の魅力は、ゆるゆるさと緊張感を同居させたマカロニの絶妙な奔走と、ほんの小さな出来事で一人の女性が死んだことを発端とした悲劇との対比なんだと思います。変に凝っていないから、ストレートにストーリーが入ってくると言うか、ただ単純に訳の解らないことがどんどん解けていく中で、マカロニがいかに振舞うか・・・。
でも、ファーストシーンからゆるゆるなんですよね・・・あの緩さは単純に演技の範囲じゃ出来ない事・・・というかショーケンさんの卒業へ向けての喜びというか(^_^;)それが逆にマカロニらしくて、本当であればこんな重いストーリーは無いんですけどね・・・。
そういう要素がぶつかっているからこそ不条理感満開ですし、それこそ何かお祭り騒ぎ的なざわつきもあったりして、はたまた切なさ満開になったりして。
不思議な作品です・・・泣けるし。

ちなみに、レギュラー・トヨタ覆面車初登場です(^_^;)

ゲストもユル系の森本レオ氏が迫真に演技を魅せるのが素晴らしいですし、野鳥の会・元会長もなかなかハイテンションです。
そこに文学座の重鎮である三津田健氏もご出演なんで、いろんな意味で多種多様です。

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