「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

1975年正月気分は吹き飛んだ・・・

2011-11-19 16:57:52 | ファミ劇日誌
【ファミ劇日誌 ミニ】

今回2作とも濃厚ですね・・・。
テキサス編で面白いところは、ゴリさんや殿下の主演編が充実してくるところも注目なのですが、なんともじっくり考えさせられる作品も多くなること。
正月気分を吹き飛ばす、男の厳しさを物語った二篇です。


第134話 50.02.07 正義 (ゴリさん)早川保 赤座美代子 宮川洋一

ゴリさんの「裏切られ・陥れられる」話の究極。
人が良いゴリさん、よく裏切られますけど・・・畳み掛けて陥れられるというのは・・・。
今回のゴリさんの災難は、
「ゴリさんの拳銃で容疑者が殺される」
「ゴリさんが本庁に引っ張られる」
「ゴリさんが留置場でクサイ飯を食らう」
「ゴリさん、腕に被弾」
「ゴリさんの尊敬している先輩、本庁の山下刑事の死」
それより、なによりなんですが・・・・(ToT)

ラスト、ボスに酔っ払って絡むゴリさんの気持ちが良くわかる・・・・

というよりゴリさん、2月に夏物のグレーのスーツ(通称:初代 ゴリ・危機一髪スーツ)をわざわざ着るのは自ら運気を下げてないか?

  
第135話 50.02.14 ある敗北 (ボス)宇佐美淳 草薙幸二郎 鹿沼エリ 高森玄

社会派で硬派な題材を取り入れ、ボスと宿敵「箱根の人」がクライマックスで静かに対決する意欲作であり傑作です。
近年ではここまで露骨な利権構造は無いと思いますが、この放送当時は色々あったと思います。
その事件性故、#86と同じくスッキリ解決とまではいきませんでしたが、「ある敗北」というのはボスが敗北したイメージが強い感じですが、「箱根の人」も敗北しているわけで。
個人的には結構スッキリした話です。
ただし、#86からの遺恨と云う部分なのですが。

ということで、ある土地に絡んで殺人が起き、敏腕記者のキタさんが殺人事件の容疑者に陥れられるわけで・・・。

約1年後、裕次郎さんと草薙さんの立場が逆になった『大都会 戦いの日々』が製作されるわけですが、もしかするとこの作品はその「ベースソース」になったかもしれません・・・キタさんとバクさんは何となく似た感じですし。


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火野正平さんは基本お変わりない・・・?

2011-11-19 15:54:51 | その他の放送
本日の、とちぎテレビのマカロニ編は、

第5話 47.08.18 48時間の青春 (シンコ・宗さん)火野正平 井上孝雄 

いまNHKBSプレミアムの全国自転車旅で飄々としたところを見せている火野正平さんが本名でしかも少年院からとんづらした未成年役で御出演。
無論、少年係のシンコ登場と相成るわけです。
シンコの初主演作でありますが、一係部屋の中でこれまで比較的ノーマルな印象だった彼女が実は結構大胆な行動をとるというのが判明する話。

今思うと、
火野さんにあの役は相当ハマっていた感じがします。
これがもし他のギラついた若者が演じていたら、何となく直視して観られなかったような・・・(クサ過ぎて)


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