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狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

キチガイにペン

2007-11-13 18:42:34 | 教科書

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沖縄タイムス 2007年11月11日(日) 朝刊 24面  
 
新聞使い調べる力向上/NIEフォーラム

 NIE(教育に新聞を)週間を記念し、教育現場での実践を紹介する県内初のNIE実践フォーラムが十日、那覇市天久の琉球新報社ホールで開かれた。県NIE推進協議会(山内彰会長)が主催。報告では、新聞を教材に取り入れている教諭らが教育効果の高さを強調した。中学生がその場で新聞紙面を作るモデル授業も行われ、参加した教員や学生、教育行政関係者など約六十人が熱心に聞き入った。
 協議会アドバイザーの兼松力教諭(与那原中学校)は、前任の長嶺中や東風平中で生徒が記者として地域ニュースを取材し、沖縄タイムス、琉球新報両紙に記事を掲載した取り組みを紹介。「生徒たちの調査能力、コミュニケーション能力が上がり、紙面の裏側を理解したりするメディア・リテラシーの力も付いた」と報告した。

 モデル授業では、長嶺中の三年生四人が両社の移動編集車「ワラビーGO!」と「りゅうちゃん号」を取材し、両車で新聞を作り会場で配った。仲吉輝さんは「その場で新聞ができてびっくりした」と驚き、船道陽子さんは「不安だったが、間に合ってよかった」とほっとした様子だった。

 末吉沙矢香さんは、記者体験について「身近にあるけど詳しく知らないことなどを取り上げた。いろんな反響があってうれしかった」と振り返り、花城鮎美さんは「絵を描いたり、文を書くのが好きなので、新聞記者になれたらいいなと思った」と話した。また石嶺中の新城健教諭と三和中の新垣光史教諭がこれまでの実践を報告した。

 参加した座間味小中学校の大嶺拡教諭は「難しく考えず気軽に取り組めることが分かり、目からうろこが落ちた。学校で実践できるかどうか考えてみたい」と話した。

                                                ◇

バカとはさみは使いよう、という言葉がある。

うまく活用すればその能力を充分に発揮させることが出来るということだが、

新聞が本来の使命に目覚め社会の木鐸の務めを果たしているのなら、

学校教育の教材としての潜在能力があることは素直に認めよう。

だが、振り返って我が地元の沖縄タイムス、琉球新報両紙の最近の狂乱報道を見て、尚且つこれを学校教材に使用するという教師がおればその教師は、狂師の誹りを受けても仕方ないだろう。

キチガイに刃物という例えがあるが、刃物より危険なペンという凶器で事実を捏造し学校・生徒を狂乱の政治活動へ扇動した沖縄の新聞。

まさに「キチガイにペン」の例えが相応しいだろう。

その狂気の報道を学校の教材に取り入れる前に、教師の教育、そして新聞記者の教育が先決ではないのか。

尤も新聞記者の教育は望み薄。

だとしたら「触らぬ紙にタタリ無し」だ。

沖縄の新聞は一切読まないのが一番の教育ではないか・・・これは皮肉ではない。

全国最低の基礎学力。

序列をつければどこかの県が最下位の不名誉を浴するのは当然だが、沖縄の最下位はブービー賞を通り抜けてダントツの最下位だという。 

せめて「普通の」最下位になって欲しいものだ。

沖縄の学力問題は「有名大学に何に入るか」といったレベルの問題ではない。 

似て非なるもの、基礎学力の問題なのだ。

長年、県立工業高校の数学教師を勤めた友人の1人は、四月に新入生に先ず教える事は数学の授業に困らない程度の読み書きだと述懐していた。

読み書きもままならぬ新入生を高校に迎え、数学どころの騒ぎでは無いと嘆いていた。

彼が嘆くには基礎学力の無い生徒を高校に送り込んだ中学の責任だという。

で、中学にその責を問えば、・・・責任転嫁は果てしなく続く。

 

最近の新聞報道で目に付く記事は「集団」といってもも「集団自決」ではなく、

「集団飲酒」がやたらと目に付く。

かくして責任転嫁は家庭環境・社会環境にまで及ぶ。

生まれた家庭が悪いのか、それとも社会が・・・。
   
少年7人集団、飲酒補導 八重瀬  (11/11 9:55)

中高生ら集団飲酒 那覇署補導

たまりかねて沖縄県議会がこれを決議したと言うから沖縄県議会は決議がよっぽど好きなのだろう。 県議会 未成年飲酒防止を決議  (10/15 16:03)


仲村教育長が先ずやるべきと学力向上の簡単な施策。

それは教師や生徒を「政治活動」と偏向新聞から遠ざけること。

それを事もあろうか、生徒を狂乱の政治活動に扇動した元凶の偏向新聞を学校の教材にするとは。

こんなことばかりしているから、「教科書にウソを書かないで下さい!」

と叫ぶ幼稚な高校生が生まれるのだ。⇒授業前10分 教科書検定問題学ぶ/南風原高

≪高校生の視点で検定問題を考えようと、国語科の仲村将義教諭を中心に数人の教諭らが沖縄タイムスなどに掲載された記事をピックアップ。八時五十分から十分間の「読書タイム」に、黙読し各自で問題の背景などを考えている。≫(沖縄タイムス)

左翼新聞を左翼教師が教材に使う!

ブルブルッ!


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コメント (4)

簡にして明!産経抄の大江批判◆文科省!「示唆」は問題だ

2007-11-13 08:22:47 | ★集団自決


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「集団自決」を長年追ってきた産経新聞なればこそ書ける今朝の産経抄。

簡潔で寸鉄読む人の心を刺す名文。

是非とも大阪地裁の深見敏正裁判長にも是非読んで欲しいものだ。

【産経抄】11月13日【2007.11.13 03:51】
 
 沖縄戦について書かれた本の記述をうのみにして、大戦末期、当時の守備隊長らが、住民に集団自決を命令したと、決めつけただけではない。会ったこともない元隊長の心の中に入り込んでしまう。

 ▼「戦争犯罪人」であり「者」は、「あまりにも巨きい罪の巨塊」の前で「なんとか正気で生き伸びたいとねが」い、「かれのペテンはしだいにひとり歩きをはじめた」とまでいう。三十数年ぶりに『沖縄ノート』を読み返して、あらためてノーベル賞作家の想像力のはばたきに脱帽した。

 ▼もっとも、書かれた方はたまらない。個人名がなくても、隊長は島に1人しかいないのだから特定は容易だ。そもそも「軍命令などあり得ない」と、元守備隊長らが、著者の大江健三郎氏と岩波書店に損害賠償などを求めた訴訟を起こしている。

 ▼先週大阪地裁であった口頭弁論で、大江氏側から提出された陳述書を読んでまた驚いた。大江氏は元隊長ら個人に対してというより、当時の日本軍を貫いていた「タテの構造の力」、あるいは「日本人一般の資質に重ねることに批判の焦点を置いて」いるそうだ。

 ▼具体的な命令がなくても、皇民教育を受けていた住民が、最終的にはほかに道がないとの考えを、日ごろから植え付けられていたことも強調する。「すでに装置された時限爆弾としての『命令』」とは、いかにも“純文学的な”言い回しだが、元隊長のコメントに共感を覚えた。「要点を外し、なんとくだらん話をダラダラするのかといやになった」。

 ▼この裁判の意味は、原告の名誉回復にとどまらない。著名作家の想像力によって歴史がつづられ、政治的な圧力で教科書の検定結果が覆ろうとしている。歴史とは何かを問う裁判でもある。

                      ◇

 

 

【主張】沖縄戦記述 訂正理由「示唆」は問題だ
2007.11.13 03:53
 沖縄戦の集団自決をめぐる教科書検定問題で、教科書会社が文部科学省の「示唆」を受け、訂正申請の理由を「学習上の支障」としていた。

 訂正申請は、教科用図書検定規則で原則として誤記・誤植や明白な事実の誤りなどに限られる。「学習上の支障」は今回の訂正理由として無理があり、政治的な思惑に押されて訂正申請を受け付けたことを表している。

 こうした訂正申請を認め、検定審議会で再審議することは、検定制度をゆがめることになり、文科省の対応は将来に禍根を残しかねない。

 集団自決の記述をめぐり、来春から使われる高校日本史教科書では、検定意見がつかなかった教科書会社も含め、6社8冊が「学習上の支障」を理由に訂正申請した。

 教科書執筆者らが訂正内容を明らかにした教科書もあり、検定前より軍の命令・強制の記述に踏み込んだものとなっている。

 「学習上の支障」を理由とした訂正申請は検定規則で認められているものの、例えば、検定後に視覚障害者への色彩の配慮や難しい専門用語の脚注の追加の必要性が見つかった場合に限って行われてきた。

 文科省が訂正理由まで教科書会社に「示唆」し、安易に検定意見を翻すというのでは、検定意見に反発があるたびに訂正申請を許すことにもつながりかねない。

 軍民合わせ18万8000人が戦死した沖縄戦では、住民が地上戦に巻き込まれ、渡嘉敷、座間味両島の集団自決を含め多くの悲劇が起きた。検定意見は住民らの証言を否定するものでなく正確な史実の記述を求めたものだ。

 集団自決が軍命令だったとするノーベル賞作家、大江健三郎氏の著書をめぐる訴訟では、9日の大阪地裁の口頭弁論で、原告の1人である元座間味島守備隊長が改めて「死んではいけないと言った」「自決命令は出していない」と証言し、軍命令を否定した。

 軍命令・強制で集団自決したとする記述への訂正申請について、沖縄戦に詳しい専門家は「県民の名誉を汚すことにもつながる。逆に学習上の支障がでるのではないか」としている。教科書は実証ある正確な記述が命だ。ゆがめることがあってはならない。

                     ◇

 

今、教科書が危険な状況です。

拱手傍観は日本の将来に禍根を遺します。

渡海文科大臣、文科省へ抗議のメールをしよう!

抗議メールはこちら(文科省)へ教科書に対する意見提出窓口(ご意見欄へ)

textbook@mext.go.jp

 

【抗議文の一例】

文部科学省 教科書課御中
 
前略
 
産経新聞の報道によると文科省は、軍命令・強制を修正・削除した教科書会社に対し、今回の教科書「記述変更申請」を10月24日の渡海大臣の答弁を根拠に、訂正申請の理由を「学習上の支障」とするよう示唆し、暗に誘導していたとの事。
 
これに対して断固抗議いたします。
 
これが事実なら大臣の一言で教科書記述が変えられるということになり、国の教育の根幹をなす教科書制度に政治が介入したことになります。
 
「日本軍の命令、強制、関与等」は生徒に誤解を与えるだけで、記述は不要です。
 
高校の歴史教科書には「集団自決」の記述のみで充分です。
 
教科書記述変更の条件は従前と何ら変わっていないのにも拘らず、変更を認める愚を冒すことは、わが国の将来に大きいな禍根を残すことになります。
 
断固、これらの申請を却下するよう申し入れます。
 
                          平成19年11月  日
 
住所
 
記名
 

◆左翼勢力はこんなことをしています。

「真実隠しは駄目」 はがき1153枚、首相へ送る カメラ  (11/12 16:03)

負けずにメールを!

 

◆関連エントリ:

緊急!文科省が教科書を売る!  抗議メールを!



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男はソーキそばを

2007-11-13 06:50:22 | 食文化
与那原在住の友人から昨日エントリの「絶品の沖縄そば」にクレームのメールが入った。
 
地名の付く沖縄そばを羅列し与那原そばを最後につけたのがお気に召さないらしい。
 
昨日に続いて沖縄そば談義ゆえ、興味の無い方はポチッ!だけしてスルーしてください。
 
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久しぶりのソバのお話。
 
ソバの味のついてはオーソリティーである狼魔人さん、Nさんに任すとして控えめにチョット一言。
まず、狼魔人さんのブログで与那原ソバが最後になっているのに苦言を。
 
かって、与那原ソバは全国とは言わないが全沖縄に名を馳せたソバであり、各地域から与那原までソバを食べに行くぐらい繁盛したものである。

私も若いころ、昼休み時首里の職場から仲間と車を2,3台連ね、与那原までソバを食べに行ったものです。

手打ちソバで具はカマボコと三枚肉そしてネギ、スープはあっさり味で、やっぱり与那原ソバはおいしい、と皆言ったものです。

しかし、時代とともに観光化の波に乗って各地に観光客を取り込んだソバの店がどんどん出来てきました。

それとともに、与那原ソバ店は1軒、1軒と消えはじめ、衰退の一途です。

時代の波に乗れなかったということでしょうか。

与那原に1軒、大きな店「与那原家」というのがあります。
 
これについては狼魔人さんが詳しいようですが、本来の与那原ソバの味とは異なっているように思えます。
 
現在、昔からの与那原ソバ店が2軒残っています。
 
しかしながら2件とも道路の拡張工事のため、移転を余儀なくされることになっています。
そのうちの1軒「ひかり食堂」(前に皆で言った店)は東浜(ニュータウン)にこれから出来るスーパー・カネヒデショップにテナントで入るか検討中とのこと。
 
もう1軒の「辺土名食堂」(僕の同級生が経営)は今月で営業免許が切れることもあり、今月いっぱいで廃業するとのこと。
 
どんどん消えていく与那原ソバの状況、・・・ただただ寂しい限りです。
 
廃業と聞けばどこか哀愁を感じながら、かってのラーメン店「太陽軒」(那覇商業高校近く)のように通いたくなるのが人情です。
 
そういうことで昨日食べてきました。
 
最後に苦言というか蛇足を一つ。
 
ソーキそばの「ソーキ」の語源を「正気」と書いてありますが、沖縄方言で竹で編んだ笊(ざる)のことを「ソーキ」ということはご存知でしょう。
 
その竹の骨組みの様子が「あばら骨」に似ているので。「ソーキ」は笊(ざる)のソーキが語源ではないでしょうか。(与那原在住Mさん)
 
                      ◇
 
  
なるほど、一昔、いや二昔ほど前までは美味しい沖縄そばといえば確かに与那原そばの名が上位に上がったものだ。
 
だがご本人が嘆くように今ではその与那原そばも営業しているのは僅かに二店舗。
 
しかもそのうち一店舗は今月一杯で廃業。
 
残りの一店舗「ひかり食堂」も与那原そばの聖地・与那原市場通りを追われて新開地の大型スーパーのテナントになる予定だという。
 
それもあくまで予定であり、決定にあらずというから、ご自慢の与那原そばの運命も今や風前のともし火というとこか。
 
「ただただ寂しいかぎり」との嘆き節も肯ける。
 
今でこそ観光沖縄の名物料理ともなっている沖縄そばだが、戦前まではこれを店舗で食する機会は殆どなかったという。
 
そんな中で与那原町は戦前は隣の大里村の一部だった。
 
周囲が農業を主体とした寒村だったのに比して与那原地区は交通の要所として商業の栄えた賑やかな「町」であり、
 
近隣地域から人々が集まる南部でも有数の繁華街だったという。
 
ちなみに戦前は与那原は那覇と結ぶ鉄道の終点であった。
 
与那原そば保存会のS氏によると近隣から集散する人々を相手に大衆食堂が出来て其処でそばを提供したのが与那原そばの始まりであり、
 
歴史的にいうと那覇よりも食堂で提供したのは与那原町のほうが早いという。
 
もう一つおまけを言うと戦後那覇を中心に栄えた料亭の原型「料理屋」は与那原で最初に営業したという。
 
現在与那原町の入り口近くで「Y家」という大型沖縄そば屋があり、その店名から伝統の「与那原そば」と勘違いしている人が多いという。
 
消えかかった「与那原そば」が今更何をいっても虚しいが、「Y家」のそばが旨いかどうかはさて置き、伝統の「与那原そば」とは似ても似つかぬものとはS氏の弁。
 
ところでMさん、拙エントリの【蛇足】にもクレームをつけている。
 
★蛇足2:「ソーキ」: あばら。 ソーキ骨(ブニ)はアバラ骨。肋骨。「ソーキそば」は豚のアバラ骨付き肉が具のそば。
沖縄では女性に現(うつつ)を抜かすことを、「ソーキ骨を抜かれる」と例えることから「ソーキ」とは「正気」からの訛りだという説もある。

突然下品で恐縮だが「尻の毛まで抜かれる」という言葉がある。

男が女の手練手管にかかって有り金を全部とられてしまうことの例えだが、
 
沖縄語では「蛇足」にいうように,「ソーキ骨を抜かれる」と例える。
 
骨の無いタコやイカがふにゃふにゃな様子は、女に現(うつつ)を抜かし骨抜き状態を言い得て妙で、
 
間抜けな男を例えるには沖縄式のほうが的を射てる。
 
それにユーモアもあると思うのだが・・・、少なくとも、ケツの毛を抜かれるよりはましだとも思う。
 
さて、「ソーキ」を「正気」から来たというのはあくまで「説」があるというレベルの伝聞、それも主に酒場の伝聞の類ゆえ、その信憑性に責任はもてない。
 
酒場で流布する伝聞には「ソーキを抜かれる」を更に想像力巧みに「精気を抜かれる」という伝聞もあるが、ある意味この方が酒席では面白い。 
 
沖縄では、男はソーキ骨が女より一本足らないと信じている女性が今でもいるという。
 
で、ソーキの本当の語源はというと、M君の「笊(ざる)説」も尤もだと思うが正確なところは良く分からない。
 
更に流布する伝聞によるとその昔女性を見るとすぐデレデレする嘉陽宗喜(そうき)という男の名が語源ともいうが・・・これも怪しい。
 
こうなるともはや伝聞というより沖縄の「都市伝説」だ。

この手の話は酒の肴には好適だが、由来、来歴が不明なところがよ酔い、・・・じゃない、良いのではないか。
 
【蛇足】
知らなかったけどこんなのもあるらしい。
 
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