ダブルさんの「気まぐれ日記」

趣味のマラソンを中心に、その日のあったことや思ったことを気まぐれに書いています。

登ってきました「富士山」・・・

2022年08月23日 | その他
7年前の9月5日、富士山に登りましたが七合目あたりから高山病の症状が出始めました。
それからも休みながら登り続け、八合目まで登りました。
高山病の症状、頭痛や吐き気それからふらつきなどが酷くなる一方でそれ以上は危険だと思い引き返しました。
そんな思い出がある富士登山ですが、一昨日(21日)から「もう一度登ってみよう」と思い行ってきました。
行きは「青春18きっぷ」です。
電車を5回乗り換え、御殿場駅に15時38分に到着しました。
今回は高山病の話をしていて「私が一緒に頂上までリードするから大丈夫」と言ってくれたmokoさんが一緒です。
駅の改札口で待ち合わせ、いらないものをコインロッカーに預けて15時50分のバスに乗りました。
その時は小雨だったので「どうするか」迷いましたが、とりあえず予定していた御殿場登山口へ。
雨は土砂降りになってきて、御殿場登山口や水ヶ塚には長時間雨宿りする場所もなく乗ってきたバスで御殿場駅に戻りました。
天気予報で雨が止みそうなのは翌日の午前1時まで、それまで待とうということになりました。
それなら駅から1Kmあまりの「スーパー銭湯」で入浴と仮眠することにしました。
予定どおりの登山ができなかったのは残念でしたが、このような天気ではしかたがないですね。

翌日の午前1時にスーパー銭湯を出発しました。
もちろんそんな時間にバスはありません。
タクシーということもありましたが高い料金はもったいないし、歩いて登山口まで行きました。
スーパー銭湯から御殿場登山口までは18.5Kmくらいかな。
登山口までコンビニに寄ったりしながらアスファルト道路をひたすら歩きます。
下ってくるのはどにルートになるかわからないので、コインロッカーに入れてあった着替えなど全ても持って行きました。
アスファルト道路といってもずーっと上っていて時にきつい上りもあります。
登山口に到着は5時30分くらいで、ちょうど太陽が昇ってきました。
太陽の姿はわずかしか見えませんでしたが、富士山は太陽の光を浴びてとてもきれいです。

天気はよさそうなので「さあ頑張って登るぞ」という心境です。

体温測定をして協力金を納めました。

そして登山準備をしてからちょうど6時、標高1440mの御殿場口新五合目から登山開始です。

しばらく進むと砂場になり、足元が悪くてとても登りにくく、それが延々と続きます。

登りにくいもののほぼ順調な時間に2590mのここまで来ました。

これからが長かったです。
時々自衛隊の演習場から大砲か戦車か、その発射音が聞こえてきます。
徐々に疲れてくるし、軽い高山病の症状も出てきました。

それでもmokoさんの適切なアドバイスや気配りなどで登り続けます。
時々その場所の高度やこれまでの経過やこれからの目標タイムなどを教えてくれます。
彼女はこれまで富士山には何回も登っていて、今シーズンも今回が3回目だそうです。
それから登山経験も豊富で山でのテント泊などもされています。
所々で休憩を入れたり、現在の高度を教えてくれます。
3000mを超えると酸素不足が身体に影響されてきました。
息が切れ、10mくらい進んでは少し休みを繰り返しながら登ります。
途中で何回引き返そうと思ったかわかりません。
それでもせっかくここまで来たのにと思いながら歩を進めました。
それからmokoさんの「登頂させてやろう」という強い思いも伝わってきていました。
高山病の頭痛も出てきていましたが、そんなに酷くはなりませんでした。
3000m以降は続けて進むこともできず、苦しくて休み休みしながらも14時20分にやっとの思いで富士山頂浅間大社奥宮に到着しました。

スーパー銭湯をスタートをしてから13時間20分、御殿場口から8時間20分(コースタイム8時間20分)でした。

さっそく富士山頂浅間大社奥宮にお参りし、70歳以上の登頂者にはカワラケ(土器)と扇をいただきました。

「カワラケは火口に向かって投げてください」と神官に教えられたので、火口に向かって投げました。

扇はこんなものでした。

それから最高峰の剣ヶ峰やお鉢巡りにも行きたかったのですが、バスの時間などのこともあり今回は行けませんでした。
バックは剣ヶ峰です。

何やかんやとしていると30分くらい過ぎ、御殿場口へ戻るとバスの時間に間に合わないので吉田口側へ下山することにしました。
下山開始は15時過ぎでした。
何回もジグザグが続く下山道を2時間くらいで吉田口に着きました。

それからバス停まで20分くらいかかったかな。
下りは砂や小さな石ころが多く、滑って10回くらい転びました。
トレイルシューズを履いていたのですが、古くてソールがだいぶ擦り減っていたのも悪かったようです。
帰りの駅のゴミ箱に石で少し破けたシューズや靴カバー、転倒して肘の部分に穴があいたウエア、汚れたソックスなどを捨てました。

帰りは吉田口から河口湖駅までバス、それから電車で新宿駅まで出ました。

新宿からは夜行高速バスで神戸三宮まで帰ってきました。
それから淡路島行きのバスに乗り換えて我家に帰ってきたのが朝の9時前でした。

今回の富士登山、雨で予定どおりの登山はできませんでした。
それでも翌日から好天気になり、厳しかったものの登頂することができました。
これも同行してくれ、適切なアドバイスや気配りでリードしてくれたmokoさんのおかげです。
ほんとうにありがとうございました。
感謝、感謝です。
富士山、登るのはしんどかったけど今回行ってほんとうによかったです。
また機会があれば行きたいなあって思います。
今度登る時は、延々と続く砂走の御殿場口からはではなく他のルートから登ってみたいです。

今日もこの日記を読んでいただき、ありがうございました。
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コメント (2)
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