虎っ娘ランナーのランニング日誌

マラニックバッグにタイガースメガホンをさして国道2号線を西へひた走るランナーを見かけたら・・・、それは私です。

和歌浦マラソン

2012年11月01日 | ランニング

和歌浦ジャズマラソン。
先週末にハーフに参戦してきたが、過去2回自分の誕生日に出走した思い出深い大会である。
その1回目ではハーフマラソンで初めて2時間を切った。
2回目参加時には仲間たちが感動のサプライズバースディーパーティーを開いてくれた。

           
景観素晴らしい海沿いのコースを走る。
ゴールがマリンパークといのもファンタジーで楽しい。
       
コース上のそこかしこやメイン会場で奏でられるジャズの演奏が心地よい。
ゴール後のご褒美は和歌山産の蜜柑と干梅。
走り終えた体には最高のご馳走だ。
これだけ素敵なコンテンツがいっぱいある大会なのに、毎年運営面でのお粗末さが物議を醸していることが残念でならない。
今年参加してまたまたそれを実体験してしまった。
その1、和歌山駅からのシャトルバスの大混雑。
ある年の大会では参加者をスタート時間までにさばききれずたくさんのランナーがレイトスタートを余儀なくされたといういわくつきの問題点だ。
10キロとハーフのスタート地点を別々にするなどで行きの混雑は解消されていたが帰りの大渋滞は相変わらず。
我々も駅まで戻るのにバス待ち時間と合わせて2時間以上を要した。
その2、会場の案内標示が判りにくい。
荷物受け取り場所、更衣室、バス乗り場etcすべての案内標示が少なく3回出場の私ですら途方にくれること数度。
その3、コース誘導の不手際。
第一折り返しを過ぎた地点では恐ろしい風景が展開されていた。
ここには往路用と復路用と二箇所の給水場所がそれぞれの走路に設けられている。
が、初心者も多い最後尾ランナーたちにそんな区別がわかるはずもなく両方のエイドに群がっていた。
と、そこへやってきたトップ集団。
彼らの走路は給水を取るランナーたちで塞がれている。
「どけ~っ!ボケ~~っ!!」「道を明けろ~!!」
激しい罵声を上げて疾走していく高速ランナーたち。
接触でも起これば大怪我になりかねない。本当に危ない。
記録を狙うエリートランナーたちの怒りはごもっとも。
だが初心者ランナーたちにエイドのマナーを求めるのも無理というもの。
責められるべきは誘導スタッフと運営サイドだ。
折り返すコース上のコーンを設置するとかコース誘導を徹底するとか解決策は多々あるはず。
危険回避の為にも喫緊の重要課題としてもらいたい。
4、不測事態への対応能力の欠如?
前夜からの雨で受付会場は泥沼状態だった。
参加者は皆走る前からシューズをどろんこにして右往左往。
会場をコンクリートの場所(すぐ前にそんなスペースがあった。)に移動するとか板を敷くとか。
ぬかるみ対策はあったと思うのだが。

一生懸命対応してくださったスタッフのみなさんにこんな厳しい事柄ばかり列挙して本当に申し訳ない。
生まれ故郷で開催される大会がもっともっとランナーの好感度を高めてもらいたい。
そんな一心からつい辛口意見ばかりになってしまった。
お勧めポイント満載の素敵な大会であることにかわりなく、
是非一度出場して諸々実感してみていただきたいかと。