虎っ娘ランナーのランニング日誌

マラニックバッグにタイガースメガホンをさして国道2号線を西へひた走るランナーを見かけたら・・・、それは私です。

ウチナージャンキー

2009年05月14日 | 沖縄

一昨日の金本さんの神の如き大活躍に刺激されて自称アスリートは昨夜も練習に
精を出した。本当ならランサボの日であったのに・・・・・。
タイガースの若手頑張れっ!という思いを込めて、老体に鞭打ちつつ、大阪城公
園にて、プチトレイルランに励む。
今宵の試合では遅咲き桜井がやっとその芽が開花したようで、老婆心ながら嬉し
い限りだ。
てことで、安藤投手の完投勝利を記念して母の日のプレゼントの一つ
     「種から育てる美味しい枝豆」  を植樹する事にする!
           
説明書どおりに土を入れ、水を与え種を一粒ずつ丁寧に土に埋め込む。 
これを食する頃にはタイガースが兎を喰っている事を祈念しつつ。
10月には、こいつをつまみに美味しいビールを飲むぞっ!祝杯として。


とはいえ、虎の不調時には読書も進む。
「沖縄 誰にも書かれたくなかった戦後史」(佐野真一著)
                          
ウチナージャンキー(沖縄耽溺者)を気取る者として、避けては通れぬ書籍だと、
分厚い本にめげる事なく取り組んでみた。
実に怖い内容であった。
かつての被害者史観に満ちた沖縄関連図書とは一線を画す戦後沖縄の裏面史。
400人もの関係者に直接取材したという迫力ある筆致でぐいぐい引き込まれる。
目からウロコ的な情報の山に沖縄への思いが少なからず変化したような気もする。

沖縄民謡の虜になったと・・・・・。
ちょい、いい気になって三線など爪弾く私だが。
ジャズの旋律に虐げられた黒人のスピリッツが宿るように、島唄の逞しい響きの
底流に流れる物悲しい旋律にも耳を傾けるべきなのだと、強く思った次第である。

実は、2009年のマラソンレースは「那覇マラソン」で有終の美を飾ろうと決めている。
羨ましい事に姫1号のフルマラソン初レースがこの大会だそうだ。
ちっ。(私もこの大会をバージンにすりゃ良かったサ~。)
まっ、その生き証人となるという口実で久しぶりの沖縄訪問と念願の那覇マラソン
出場を実現させる。

大好きなあの街を、あの空気を。
新たな視線で、万感の思いで駆け抜けよう!