TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

HAYLEY

2008-05-30 13:38:06 | インポート
昨日キャンプ旅行から帰宅。

標高一万フィート近い場所でのキャンプであった。
目的地へ行く途中、スキーリゾートを通過したのだが、山道を走ってたら
急に吹雪となり、あっという間に銀世界。一応防寒の支度はしてきたものの
雪までは予想してなかったのでびびった。

キャンプ場に着いたときは晴れていてホッと安心。昼間は真夏の暑さだった。
しかし、夜間は信じられないくらいぐっと冷え込み、防寒しないで寝た夫は
風邪を引いてしまった。カナダ人のくせに全く寒さに弱いのだ。

こちらは完全に夏日。
タンクトップと短パンでちょうどいい。今日は、湖まで出かけて犬を泳がせ
てくる。こんな暑い日は、泳ぐ犬も気持ち良さそうだ。

さてそろそろ帰ろうか、と思ったら、六十代くらいの紳士が「このへんで
ボストンテリアを見かけなかったかね?」と声をかけてきた。
いつも二頭のテリアを連れてここで散歩しているのだが、今日はそのうちの
メスが逃げていなくなってしまったのだそう。もう一時間以上探しているのに
見つからないとか。

この炎天下で、気の毒だ。夫と二人、TABIを連れて一緒に探すことにする。
草原の向こうは高速道路。そっちへ出ていったとしたら、危ない。
三十分くらい探しまわったが、いない。しかたなく私たちは駐車場までもどる。

すると、湖のほうから紳士が犬を連れてくるのが見えた。
私たちと逆の方向へ探しにいき、ついに見つけたのだという。
良かったねえ、と喜びあう。「五年も一緒に暮らしているんだもの、家族と
同じだよ」と、紳士。わかる、わかる。本当に良かったね。


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