TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

幻のSQ

2008-05-20 05:16:38 | インポート
競技会の今週末は、ガラリとお天気が変って連日夏日。

朝8時に既にジリジリと陽射しが照りつけ、道路上にはガラガラ蛇が長く
なって日向ぼっこをしているので、あやうく車でひきそうになる。
暑い時期は犬を走らせるのもかわいそうなので、比較的外気温が高くない
早朝のクラスと午後遅いクラスのみエントリーした。

土曜日は念願のギャンブラーQを獲得。これまで惜しいところで逃してたので、
うれしい。ペアはTABIはクリーンだったが、チームメイトが二つコースフォルト
をとってしまい失格。ハンドラーがすごく恐縮してかわいそうだったので、
次回も一緒にペアを組もうよ、と申し出て励ます。

日曜日、ギャンブラーの第二ラウンドもQ。クロージングにフレーム・トンネル
の組み合わせがあったが、トンネルが先だったので楽勝。ついてる!
スヌーカーは、ウィーブがバイでなく、簡単に得点できない。ジャッジによると
マップを作ったときはバイにしたんだけど、これじゃあみんな簡単に高得点を
狙えるから変更したんだそうだ。でもSQ狙いならここで得点を稼がなかったら
難しい。見てると、みんなすごい無理な軌道をたどってウィ?ブまで引っ張り、
結局沈没。

うちは大穴を狙わず地道に得点を稼ぐことに。クロージングの6番にブロード
ジャンプがあり、TABIはこれまでブロードを飛んだことは一度しかなかったので
ちょっとどうだろうかと思ったが、難なくクリア。7番のウィーブもタイム
内にクリアして、ギャラリーから大喝采を浴びる。

Dawnが「すごい、これは絶対SQよね!」と自分のことのように興奮して喜んで
くれる。私も夫もQは確実だがSQだったらいいな、とちょっとワクワク。
でも結果は、51点の最高得点をとった組にSQが。彼らはオープニングで三回
ウィーブをクリアしたことになる。う?ん、残念。

Qした四頭のうち三頭までが、プロのトレーナーの犬である。TABIだけが私たち
シロウトの犬。やっぱこのスポーツも、プロとアマの差というのが歴然である。
プロはパフォーマンスが悪いと生徒が集まらなくて死活問題だから、そりゃあ
必死だし、練習量や設備が違う。犬だって、スポーツ用に特別に繁殖された
サラブレッドだ。我々シロウトにチャンスが回ってくるのは、プロが大穴を
狙って撃沈したときだ。そのかわり、アマが大成功したときには周囲が大歓迎
してくれる。それもまたこのスポーツの醍醐味だ。


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