TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

ひとりでできるもん

2007-07-16 08:55:39 | インポート
TABIがいないな、と思ったら、バックヤードですましている。

このごろはドッグドアで出入りするのがお気に入りなのだ。
もともとこの家に住んでいた家族はウェスティを飼っていたので、ランドリー
室にドッグドアを設置した。ウェスティ用だからとても小さい。カナダの家
でも、パティオにわざわざアメリカから取り寄せたドッグドアをつけてやった
ので、TABIは慣れている。だけど、前のは大型犬用で、今のドアの倍以上の
大きさだったし、今のドアは小さすぎて無理だろうと思っていつも閉じていた。

ある日掃除するのでドッグドアを開放してそのままにしてたら、TABIは器用に
体をかがめてするりと外へ出てしまった。名前を呼ぶと、またするりと中に
入ってくる。体が柔軟な子だが、まさかこんな小さいところから出入りできる
とは驚いた。

夜はさすがに閉じてしまうが、日中はいつでも好きなときに外へ出て遊んでいる。
カエデの木の下で、気持ちよさそうにお昼寝してたりする。庭にやってくる
リスや鳥をながめてニコニコしている。野鳥たちも、「ここんちの犬は怖く
ないから大丈夫」ってかんじで、逃げたりしない。地面に落ちたエサをつつき
ながら、TABIの周りを歩いている。

夕方、自動的にスプリンクラーが作動し始めると、TABIは帰ってくる。
お腹空いたよ、ご飯まだ?ってかんじで。

ドッグドアを覚えさせると、非常の際にも便利だ。
この春、犬クラブのメンバーの家が全焼したが、家の中に残された犬たちが
全員焼死した。ドッグドアから避難していれば、助かったかもしれない。
消防隊のための「中に犬がいます、助けてください」のシールも窓に貼ってある
が、状況によってはそこまでやってくれるかわからない。

なんにせよ、自力で出入りすることを覚えさせるのはいいことだ。
もちろん、犬が勝手に逃げないよう躾されていることが前提であるが。


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