TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

Canada Day

2007-07-06 14:26:03 | インポート
カナダ建国記念日の園遊会。

こちらに在住しているカナダ人とゲストのアメリカ人たちが三百人ほど、
昨年と同じ元財閥の私邸に集った。去年はお帽子を被っていかなかったので、
お庭で談話中にクラクラしてしまったから、今年は新調して紫外線対策を
バッチリ。全く、なんだってこのクソ暑い時期に建国したのか、カナダ!

大広間の鏡で見ると、薔薇模様のドレスにピンクのお帽子がピッタリ。
行く先々で「まあなんて素敵なんでしょう」「よくお似合いですこと」と
褒められて、ウキウキ。実は両方とも、夫の見立てである。自分で気に入った
のがたくさんありすぎるときは、彼に選んでもらうことにしている。これが
結構、バッチリうまくいくのだ。

日本人の男は他人の妻に向かって「あなたはとても美しい」などと言ったり
することはないが、アメリカ人紳士は気楽にこういうことを言うのでちょっと
びっくり。それも、夫の前で、である。深い意味はなく、お世辞の一種なんだ
と思うが。そして、西洋人の男は、自分の妻が他人から褒められることが
なにより自慢らしく、ウキウキ喜ぶのだ。自慢の妻は、勲章みたいなものだろうか。

今年のお料理もとても美味しく、カリフォルニアワインもなかなかのできで
ついおかわりしてしまった。やはり暑かったが、雷雨にやられた年もあった
そうで、それに比べれば青空の下のパーティーのほうがずっといい。

任期を終えて来週にもカナダに帰国する人々もちらほら、最後のご挨拶を
かわす。みんな、寂しいような、ホッとしたような、複雑なかんじなんだろうな。
私たちはまだまだ帰りたくないけど。居心地いいんだもん、アメリカ。


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