TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

治る力

2006-08-01 13:08:13 | インポート
今日は日中は暑かったが、夕食後に雨が降り涼しくなる。

私の外耳炎も峠を越えた模様で、耳の周りを押せば痛いが腫れはひいた。
治療らしいことはせず、消毒用アルコールと酢を半々に混ぜたものをスポイト
で耳の中にたらす、というのを一日数回繰り返しただけ。これは、プールで
泳いだあと感染の予防にスイマーたちがやっているのと同じだ。耳の中を
清潔にして乾燥させることができる。

紫外線にやられた皮膚も、回復の兆しを見せている。
ところどころ色素が抜けてまだらになっているが、一時のように爬虫類を思わせる
荒い皮膚ではなく、健常者と変らない落ち着いた柔らかい皮膚に戻った。
いつもながら、自然治癒力とはすごいものだと思う。

私たちはこうした治る力を持っているのだから、やたらと何かといえば薬の
世話になり、結局は副作用であとあと苦しむのはなんと無駄なことか。
体は、どんなに痛めつけられても、いつかはもとに戻ろうとする力を秘めている。

TABIの耳もすっかり良くなったので、今日は水泳解禁。
いつもの湖は誰もいなくて、大喜びのTABIは一人でスイスイ泳いでいってしまった。
今日はあまり長居はしなかったが、泳いでもTABIは耳を気にする様子は見せない
ので、ホッと安心。家から持参した耳の洗浄剤で、泳いだあと耳の中を一応
きれいにしておく。もう虫はいないし、傷もないのだが、念のため。

夕食後、ポーチに夫とTABIとで腰掛けて降る雨に濡れる庭の花々を見ていると、
なんともおだやかな気分につつまれる。TABIも私も痛い思いをしたが、それが
一段落してみると、痛みのない日々というのがどれほどありがたいことかが
よくわかる。このような小さな幸せを感じるために、怪我や病気というものは
時々私たちの身に降りかかるのかもしれない。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする