天路歴程

日々、思うこと、感じたことを詩に表現していきたいと思っています。
なにか感じていただけるとうれしいです。

地上三センチの浮遊

2019-07-13 19:57:56 | エッセイ
「とても悲しい」

どんな理由があっても、どんな気持ちでいたとしても、暴力を振るって欲しくありません。

どんな理由があっても、どんな気持ちでいたとしても、暴言は吐いて欲しくありません。

けれど

いろんな言い訳の元、行われているのが現状です。

「必要悪」「愛の鞭」「現実的対応」

力の強い者が、力の弱い者にしている行為だというのに。

1番簡単で、1番黙らせやすいやり方だからではありませんか。

どんな人間においても、どんな組織においても、 「感情」を伴わない力の支配はありません。 「感情」のはけ口ではない、暴力、暴言はあり得ません。

どんな美辞麗句で飾り立てても、高圧的な態度は、人間の可能性を自ら捨てることです。

暴言暴力をふるう人間は、動物以下です。(こんなことを言うことは、動物に対してすら、失礼なことですが。)

「殴らないで」
「怒鳴らないで」

これは、「お願い」しなければならないものなのでしょうか。

自分と同じ人間という思いがあるならば、相手を尊重することができるはずなのに。(ないから、ぞんざいな態度を取るのですが。)

その不遜な態度は、どれだけ無様で不細工か。

裸の王様の愚かさは、客観性に欠けることからはじまっているのではないでしょうか。

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