もぐもぐ

おいしいものが大好きさ

いつもおいしいものが

食べられる幸せ

食べたいものが

手に入る幸せ

食べたいものを

作ることができる幸せ

今日は

何を食べよう？

寒い時には

温かいもの

ホワイトシチューにしようか

それとも

豚汁にしようか

考える前に　

ジンジャーティーを

飲もう

体の隅々まで

ピリッと

スパイシーな

生姜が駆け抜ける

はちみつドロップ

喉が痛いよ

風邪のひき始め

キミは

金色のドロップを

ボクにくれた

冬の光は

痩せている

それでも

ドロップは

きらきらと輝く

光の粒を集めた

ドロップ

きっと

喉の痛みも治るよ

キミは

にっこりする

ボクは

どっきりする

口にほおりこんだ

金色のドロップ

はちみつのかおり

甘くて

とろり

ボクは

その夜

知恵熱が出たんだ

shuffle

デジタルとアナログ

頭を振って

感じてごらん

背中合わせの快楽

それは

生と死と同じさ

真逆のようで横並びなんだ

荒ぶる竜の背に乗り

豪雨と暴風に打たれ

必死にしがみついていたなら

ほら

雲の隙間から

天上の音楽が聞こえるだろう？

七色の光の波

金色の光の輪

極楽の欠片

心に落ちるだろう

その先には

何がある？

まだ

行き着くことは

できない

鈴が鳴る

薔薇色のリボンをほどいたら

新しい年があらわれた

小さな日々の積み重ねが

大きな歴史のうねりとなる

そんな不思議に

想いをはせていたら

ちりんちりん

耳をすませば

かすかに聞こえる

鈴の音

ちりんちりん

自分の内から

静かに響く

鈴の音

しんと

心にしみいり

りんと

頭を上げさせる

希望という

鈴の音