音楽は聞きたくない
映像は観たくない
そんな夜
ひとりだけれど
孤独ではない
そんな夜
窓を開ける
黒の世界
ぽつんと浮かぶ
雲母のかけら
静の世界
ふいに浮かぶ
子猫の鳴き声
どこからか
足音が聞こえる
どこからか
扉の音が聞こえる
夜のゼンマイが
精巧に
作られる
夜のレースが
精緻に
編まれる
あまりにもなめらかに
時の糸が紡がれる
そんな夜
詞があふれる
泉のごとく
詞があふれる
映像は観たくない
そんな夜
ひとりだけれど
孤独ではない
そんな夜
窓を開ける
黒の世界
ぽつんと浮かぶ
雲母のかけら
静の世界
ふいに浮かぶ
子猫の鳴き声
どこからか
足音が聞こえる
どこからか
扉の音が聞こえる
夜のゼンマイが
精巧に
作られる
夜のレースが
精緻に
編まれる
あまりにもなめらかに
時の糸が紡がれる
そんな夜
詞があふれる
泉のごとく
詞があふれる