昨日の記事に誤りがあったので訂正します。隠公の弟桓公の子の、荘公に三人の弟、云々が正しい。
弟定公立つ。孔子を以て中都の宰と為す。一年にして四方皆之に則る。中都より司空と為り、進んで大司寇(たいしこう)と為る。定公を相(たす)けて、斉公に夾谷に会す。
孔子曰く、文事有る者は、必ず武備有り。請う左右の司馬を具(そな)えて以て従えんことを、と。―中略― 斉の有司、宮中の樂を奏せんと請う。優倡侏儒、戯れて前(すす)む。孔子趨(はし)って進んで曰く、匹夫諸侯を熒惑(けいわく)する者は、罪誅に当(とう)す。請う有司に命じて法を加えん、と。首足、処を異にす。-以下略―
この後斉の景公は国に帰って、かつて侵略して手に入れた鄆(うん)、汶陽(ぶんよう)、亀隠(きいん)の三つの地を魯に返した。
中都の宰 中都(地名)の長 司空 土木水利の大臣 大司寇 司法警察を掌
る大臣 相 賓客に接見する時の補佐役 侏儒 俳優やこびと 熒惑 くらまし、まどわすこと
弟定公立つ。孔子を以て中都の宰と為す。一年にして四方皆之に則る。中都より司空と為り、進んで大司寇(たいしこう)と為る。定公を相(たす)けて、斉公に夾谷に会す。
孔子曰く、文事有る者は、必ず武備有り。請う左右の司馬を具(そな)えて以て従えんことを、と。―中略― 斉の有司、宮中の樂を奏せんと請う。優倡侏儒、戯れて前(すす)む。孔子趨(はし)って進んで曰く、匹夫諸侯を熒惑(けいわく)する者は、罪誅に当(とう)す。請う有司に命じて法を加えん、と。首足、処を異にす。-以下略―
この後斉の景公は国に帰って、かつて侵略して手に入れた鄆(うん)、汶陽(ぶんよう)、亀隠(きいん)の三つの地を魯に返した。
中都の宰 中都(地名)の長 司空 土木水利の大臣 大司寇 司法警察を掌
る大臣 相 賓客に接見する時の補佐役 侏儒 俳優やこびと 熒惑 くらまし、まどわすこと