ワイン載録記 

【 ワイン香の空間(Espace-Vineux)に憩いを求めて 】

アルフォンス・メロ エドモンド サンセール・ブラン 2007

2014-10-24 | ロワール
Alphonse Mellot Sancerre Blanc Cuvee Edmond 2007

ソーヴィニヨン・ブラン(SB)100%のロワールのワインです。実は、このセパージュは好みじゃないのに、年に何度か試しています。で、今回は当りですね。久しぶりに美味いと感じ、舌鼓です。

香りは、開栓当初からボトル口から水飴香、白色や黄色が混じる百合系ブーケ。SBの青っぽさが随分柔らかく変化してきてますし、時間が経ってくるとローストした木の実も出てきますね。あと僅かですが鞣革、生肉っぽさもあります。

味わいは、香りに負けてなくて、水飴の甘やかさに酸が合わさって、少しトロミがあって舌の上での広がりが心地よいです。

ロワールのヴィンテージ’07は、評価的には今一歩だったので、売価も特価だったのか?。でも、若飲みしたら、酸っぱさに辟易し間違いなく受けが良くなかったのではと思います。概ね4~5年程度じゃダメで、せめて熟成8年は必要だろうと思われます。酒躯の力強さがまだありますので、先の熟成も楽しめそうです。

もう一本ありますので、それはあと2年、熟成10年あたりで開けてみたいと思います。



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