ワイン載録記 

【 ワイン香の空間(Espace-Vineux)に憩いを求めて 】

醴泉(REISEN) 純米山田錦(十四代飲み比べ)

2011-10-15 | 日本酒
清酒は先月小分けした十四代中取り純米無濾過を気が向いたときにチビチビやってました
今日のオツマミは指宿土産のカツオの「うんまか煮(枕崎産)」

でもって今日は気になっていた清酒を開封してみました
東京のH酒店主催の「参加蔵元が選ぶ!!単純に呑んで美味い酒ランキング」にて1位になった
醴泉・純米山田錦です。
審査員は錚々たるメンバーが名を連ねており
【飛露喜】廣木社長・【杉錦】杉井社長・【喜楽長】喜多社長・【山形正宗】水戸部社長
【松の司】石田杜氏・【黒龍】畑山杜氏・【玉川】フィリップ・ハーパー杜氏など計84名

私くらいの清酒素人としては
これだけの面々が評価したと言うだけで興味津々であったわけです

香りは
少し酸味を感じる香りが支配的です
酵母臭でしょうか?・・・発酵臭とでもいうのでしょうかあります
フルーツは当初?マークでしたが徐々にパイナップルが出てきました
味わいは
豊潤さのある少し温度が上がってきてトロミも出てきて
厚みのあるフルーティさが心地よいです

<十四代(小分けの東洋美人ボトル)と比較試飲>
①香りは十四代に軍配 ・・・と言うか完勝
②味わいのフルーティさは五分五分か、気持ち醴泉に軍配
③トロミは十四代が気持ち勝ってます
④甘みは強いのが十四代で余韻を引っ張ります(醴泉は切れを感じます)
⑤イメージは、十四代:わた飴 醴泉:京和菓子
⑥酸味は醴泉、その分だけキリッとした感を受けます
⑦全体バランスは醴泉かなぁ(好みで分かれますね)

総合的に見て、飲み飽きしないのが醴泉。華やかさを感じるのが十四代。
十四代のプレミア価格を除き、@的にもええ勝負ですね

清酒の上位陣はワインのような明らかな差異が無く
その差異こそが微妙なワビサビになるのがよ~く分かりました(難し!) 

<醴泉データ>
原料米:山田錦
精米歩合:麹米-東条産特等 山田錦50%
       掛米-東条産特等 山田錦60%
酸度:1.6
日本酒度:2
酸度:1.4
ALC:15-16度
産地:岐阜県
蔵元:玉泉堂酒造
価格:1491円税込

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