ワイン載録記 

【 ワイン香の空間(Espace-Vineux)に憩いを求めて 】

ドメーヌ・ラベ フルール コート・ド・ジュラ 2009 ③

2013-03-06 | アルザス/ジュラ/サヴォア
DOMAINE LABET Cote du Jura Fleurs 2009

昨日のドメーヌ・サント・バルブが、やはり軽いブッショネでした。
グラス一杯だけ飲んでみましたが・・・・・ 飲めなくないのですが、廃棄しました。 T_T
<サントバルブのブッショネ>


サント・バルブがブーちゃんで、若すぎるのが分かってて仕方なくVT09ラストボトルのフルールを開栓しました。
お気に入りのワインで、前回が昨年7月ですから8ヶ月振りです。やはり、このワインは長熟ボトルを使っている意味のあるワインですね。

当初は、まだまだミネラル感が強く酸も元気があったのですが・・・・・、

香りは
1時間半経過してやっと若く甘酸っぱいパイナップル、蜂蜜、木の実、黄色系かブーケ、ミネラル香とオリーブ漬けニンニクのような・・・・・。
味わいは
時間が経つほどにフレッシュなフルーツ、蜂蜜、伸びやかで綺麗な酸、開栓して2時間で将来の姿がやっと垣間見えるんですねえ・・・◎_◎;

普通なら、「購入価格2Kのワインが10年熟成させて何ぼのもの?」っていうスタイルですので、まあ、ワイン通でもこのクラスで10年熟成なんて(わたしも含め)信じないでしょう。わたしも知ったのが1年少々前ですから。

正確に言えば、「飲まなきゃ分からない、分かってなきゃ寝かせられないワイン」という素晴らしいワインです。

白を飲まない家のご意見番が、長熟でまだ70%だよって説明しておいたのですが、2時間経ったこのワインを「これ美味しいよ」だって、生意気に ーー;

<モトックス情報>
醗酵:オーク樽(228L)
熟成:オーク樽熟成10ヶ月(228L、新樽は使用せず)
瓶熟:18ヶ月
年間生産量:6,000本
栽培面積:1ha
平均収量:45hl/ha
樹齢:40年
土壌:リアス期のマール土壌



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