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豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

責任所在で組織は動く…北斗市

2020-05-15 17:41:56 | ファース本部

 

税金の使い方が不透明で、その運用を間違えると国家財政に多大な損害を与えます。

その国家財政で大赤字を出した責任者が、取った話を聞いたことはありません。

私達企業経営者は、3年間の赤字経営を続けると金融機関が確実に資金回収にはります。

 

政府は、1千兆円もの途方もの借金をしながらも高級官僚の方々が、高級車を乗り回します。

企業なら債務超過で倒産、経営者の全財産は、債権者に差し押さえられています。

政府は、福祉政策や子育て支援を拡充するとの理由で消費税増税を実行しました。

 

いまは新型コロナウイルス禍で経済危機状態に陥っております。

これは天災とも云える災害であり、国民誰もが等しくその苦境に喘いでいます。

このコロナウイルス禍もやがて収束して落ち着きを取り戻すことでしょう。

 

今までに経験した事のない「見えない敵」との闘いには勝ったと云えませんが、共存する術を習得した事は事実のようです。

この収束後は、コロナウイルスと上手に付き合って行く事が問われます。

 

私達企業経営者は、経済活動とコロナウイルスとの共存を模索しなくてはなりません。

落ち込んだ経済環境の立て直しは、今年度2021年3月までなどの時限立法で、消費税ゼロ宣言などを行えば、確実にV字回復することでしょう。

 

経済活況化の景気浮揚で税収は、確実に自然増となります。

経済学者が屁理屈を述べますが政治家は、自分の責任で遣り遂げなければなりません。

大阪府の吉村洋史(写真)知事は、自分の責任で非常事態宣言の解除の目途を発表しました。

 

企業も仕事をするのは、経営幹部や社員であり責任を取るのは私達経営者です。

国も仕事をするのは官僚や役人で、責任を取るのが政治家でなければなりません。

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天井の高さと子供の豊かな心…北斗市

2020-05-14 17:28:14 | ファース本部

天井の高い住宅で育った子供は、気持ちにゆとりのある心豊かな育ち方をするようです。

私達がつくる一般の家の天井高は、2.4mが殆どであり、建材なども天井高2.4mになるようなサイズが多く販売されております。

これは、日本の座る、布団を畳に敷いて寝る、との文化が一般化したものと推察されます。

 

東京大学で行った興味深い実験の様子を書いたレポートがあります。

実験では、2つの同じ容積の部屋で、そのうち1つの床面を少し狭くして、その容積分の天井を高くしました。

床面積が狭くても天井の高い部屋の容積の方を、約10%大きいと感じたそうです。

 

実験を指導した教授は、「この実験で、容積を知覚する際に、水平方向の広さ(床面積)よりも垂直方向の高さ(天井高)の方が効くということがわかりました。人間の感覚は高さ方向を強調する傾向があると考えられますから、天井を高くすることで部屋をより広く感じるようになる」との見解を出しております。

 

同じ距離でも見上げる時は、実際より遠く感じ、見下ろすときは近くに感じるそうです。

教授は、「人間の生活姿勢は重力方向と関わっているため、普段の視線はやや下向きです。見下ろすよりも見上げる方が、エネルギーが要るのだと思われ、天井の高さの変化が実際以上に大きな影響を与えている」と推察しています。

 

また異なる文献では、高い吹き抜けのある子供の情緒性に関するレポートもあり、総じて穏やかで素直な子供が多いと感じると云う事です。

この天井高の吹き抜けをつくると上下温度差が大きくなります。そのためには窓ガラスと、壁の中の断熱性能を極限まで高める必要があります。

 

私達のファース工法の家は、7mの吹き抜けで2度程度に抑え込んでおります。

情緒と心豊かな子育てには、ファース工法で高い天井、高い吹き抜けのある家づくりを。

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経営者の想いが形になる…北斗市

2020-05-13 17:38:12 | ファース本部

 

青森県八戸市のファース加盟工務店に(有)シーユーハウジングさんと云う会社があります。

社長の中里肇さん、プランナーの清水端美幸さん、ご子息の中里晋也さん、事務経理の小向麻緒さんの4名と、青木和寛さんで年間10棟前後のファースの家を受注しております。

 

大工さんの青木和寛さんの存在も大きいのですが、小規模工務店でありながら常にファース・グループ工務店の中ではトップクラスをキープし続けています。

シーユーハウジングの中里社長は常に笑顔を絶やすことなく、お施主さまの話を聴くことが大好きであり、その遣り取りを聴いているプランナーの清水端さんが適格にお施主様の様子を把握して仕様書や図面に落とし込み、ユーザー様の信頼を得ているのでしょう。

 

またシーユーハウジングのユーザー会のイベントには、いつも100名以上が参加されます。

お施主様主体のユーザー会であり、終了後は誰もが大満足してお帰りになります。

施工工務店と竣工後のユーザーさんとの付き合いは、ともするとギクシャクした人間関係になる場合が多いものです。

 

シーユーハウジングさんのこの和気藹々とした雰囲気は、普段の信頼関係の構築がなされているからでしょう。

住んで快適な家づくりは、先ず家の性能が不可欠です。シーユーハウジングさんの几帳面なファース施工には定評があり、快適性が担保されています。

 

工務店経営には、この性能(ハード)とヒトの関わり方(ソフト)の双方が相互に整合していなければなりません。写真はシーユーハウジングさんが施工したファースの家です。

出来上がった家の外観から、住む人の個性が何処かに感じます。

中里社長や清水端さんやスタッフとのパートナーシップが生かされているのでしょう。

 

太陽光発電と蓄電池を積んだ電気自動車を組み合わせたスマートハウスの建築は、ファース本部より先に実用化させておりました。

シーユーハウジングは、中里社長の想いを形で開花させる工務店経営を実践しています。

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ピンチはチャンス…北斗市

2020-05-12 17:39:55 | ファース本部

いつまでも平坦で安泰な生活環境などを確保できるとは限りません。

今は新型コロナウイルスの蔓延に社会が翻弄され自粛、自粛の毎日が続いています。

コロナ終息は、感染媒体となるヒトが、他のヒトと接しないでいることです。

しかし私達の社会生活は、ヒトとヒトとの関連性で成り立っており、自粛は社会生活に致命的なダメージを与えることになるのでしょう。

 

今までも私達は、リーマンショックの経済危機や、阪神淡路大震災、東日本大震災大津波などで多く仲間や大切なヒトを失いながらも、その試練を何と乗り越えて来ました。

その試練を乗り越えるごとに知恵を付け、賢くなって行きます。

しかしながら、この新型コロナウイルスの蔓延は地球規模での大災害といえそうです。

中国から始まったコロナウイルスは、瞬く間に全世界に拡散してしまいました。

 

私も長い人生の中でも、この見えない敵と戦うのは初めての経験となります。

1966年の創業から54年になりますが、ウイルス菌と対峙するのはまさに初めてです。

表題の「ピンチはチャンス」という格言は至るところで云われます。

逆境の底辺にいるからこそ、今までに視た事のない、天を見上げる事が出来るのです。

 

「転んでもただは起きぬ」とは、そのピンチをチャンスに変えると同語でもありそうです。

転んで地べたに顔を突っ込めば、目前の間直に雑草や小石が普段と異なる形状で見えます。

転ばなければ見えないモノが見えるのですから、そこから得る情報は多いのです。

そのように思えば、あえて転ばなくとも視点を変えるという賢さが湧き出ます。

 

私の開発した「#ファース工法」(写真)も逆境の中から湧き出た住宅システムでした。

写真は岡山県津山市のFAS加盟工務店、建築工房蔵さんが建てた和風ファースの家です。

さて、この見えない敵と戦いながら行う経営戦略を練るのもまた経営の醍醐味です。

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幾つもある樹脂断熱材の特性…北斗市

2020-05-11 17:30:00 | ファース本部

 

樹脂断熱にも多くの種類があり発泡スチロールは、ポリスチレンを膨らませた断熱材です。魚屋さんの保冷箱等に使用されているのもポリスチレンの一種です。

多くの気泡で構成しており、気泡の中には炭酸ガス(CO2)が封入されています。

安価さの利点はありますが、高温劣化が難点で70℃以上の温度で断熱劣化が生じます。

 

熱に強いのが一般的にウレタンフォームと言われる断熱材です。

ウレタンの気泡にフロンを閉じ込めた断熱材ですが、そのフロンは今年2020年4月から温暖化係数ゼロのHFOというフロンが使用されています。

耐熱性は120℃くらいまで熱劣化を起こしませんが、可燃性が高い断熱材です。

これを住宅の断熱材と使用する場合は火炎対策を講ずることが必須です。

 

私達は、ウレタンをスプレー発泡する断熱工法を平成5年に5年がかりで国内で認定されました。この断熱法は、平成5年4月に福地建装ファース本部が様々なエビデンスを示し、火炎対策も万全を期して日本初の評定交付を受けたことは公知の事実です。

この評定交付後は、堰を切ったように様々な断熱メーカーが参入しています。

ウレタンは可燃性が伴う危険な素材でもあり、施工中、施工後の管理にも相当な対策を講ずる必要があります。昨今は、リスキーな施工を多く見受けられます。

 

スプレー発泡された樹脂の表面には固いスキン層が形成されます。

私は、硬質ウレタンを用い、約20ミリ厚さでこのスキン層を何枚も重ね合わせて断熱層をつくり、このスキン層がフロンガス抜けを防ぎ、性能劣化を抑えます。

多くの手間をかける分の材料費と施工工賃が掛かり価格は、確実に割高になります。

 

安価な水発泡(成分反応でCO2)は、発泡倍率を100倍以上にも増やすことが出来ます。

断熱の善し悪しは、住んだ施主が少なくとも50年以上は快適さ省エネさを担保する事です。

グラフは厚さ10㎝の断熱材を6面体に取り付け、2m×2m×2mのサイコロ状実験boxに100wの電灯を点けて撮った温度データです。

「#ファース工法」専用エアクララの性能が群を抜いています。

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施主を幸せにするために妥協しない…北斗市

2020-05-09 14:37:11 | ファース本部

工務店経営は、先ず技術や技量、知識が確立しており、建主さんの話をしっかり聴けることが肝心です。つまりはお施主さまの心を開き、偏った観念を払拭して上げる事です。

お施主様は、雑誌や展示会等でのイメージが夢となり観念化している場合が多いのです。

 

一般の方々が一度描いたイメージ、思い込みやある種の観念持ってしまえば、その観念を払拭する難しさを痛感します。

私は、「住む人を幸福に出来る家づくり」を目的に30年以上にわたり、住宅システムの研究開発を行ってきました。

 

お施主様家族を幸せにするには、想い付き観念を解き払って上げなければなりません。

これがとても難解なのですが、家づくりは竣工して住み始めてからが真の始まりであることに「気付いて貰う」ことが何よりも肝心です。

 

外壁はこれを、内壁はこれを、システムキッチンは400万円もするこれをと云いながらも、建築予算2200万円では、何処かでの妥協点を見いだす事が必須です。

住んでからの住み心地を担保するには、暖かさ、涼しさ、調湿や蓄熱量、省エネ性能などと、眼で見は見えないながらもお金の掛かるところに費用が掛かります。

 

400万円のキッチンセットを、200万円のモノに換えると殆どは住み心地が担保できます。

その奥さんの得意料理はバーモンドカレーだそうですから、気付いて貰えそうな気がしますが、その見た目や自動で上げ下げできる箱棚に魅了されているのです。

 

ちなみに200万円のキッチンは自動でなく、手動なのですが極めて軽く引き下ろせます。

お施主様を幸せにするためには妥協しないことを、肝に銘じ根気よく気付いて貰うのです。

「#ファースの家」を建築されるお施主さま多くは、最初から理解されているようです。

写真は、昨年にお施主さまのファースの家をお借りして行った竣工見学会の様子です。

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元祖ユーザー会…北斗市

2020-05-08 17:43:47 | ファース本部

パソコンの中の写真類を整理していたら12年前の2008年に撮影したファース・ユーザー会イベント(パークゴルフ大会)で撮った写真がありました。

これは道東 網走市のファース加盟工務店、山内建設株式会社のユーザーイベントでした。

いまでこそ日本全国に多くのファース・ユーザー会が設立しておりますが、この網走市の山内建設さんユーザー会が日本で最初に創られた会です。

写真を良く見ると右端の当方のとなりには、私の妻で福地建装 副社長の姿もあります。

 

前列中央の女性が山内建設社長の奥さまで山内順子さんです。

社長の山内政光さんは、二列目左端に少し屈んでいるヒトで、その左側の帽子を被った女性が現在も山内建設さんを手伝っている娘さんの大島範子さん、右後ろ2人目が専務の山内早善さんです。12年前の写真ですが今も変わらない陣営で工務店経営を行っています。

 

山内建設ファース・ユーザー友の会は、決して山内社長の発案ではなく、既存の「ファースの家」のお施主さまが、寒い網走の一冬超えて、その住み心地に感銘したそうです。

その上で自分が声を掛けて「#ファースの家」を建築した、数名のユーザー様に声を掛けて頂き、そして設立したのが日本初の「ファースの家ユーザー友の会」でした。

 

ユーザー会を創る動機になったのは、山内社長の寡黙朴訥さではこのような住み心地の良い家でなく、ハウスメーカーに市場を埋め尽くされることを危惧したユーザー様方でした。

ユーザー様たちが声を掛け、友の会の設立に至ったのです。

工務店経営者の在るべき姿を反映させたユーザー会誕生の逸話です。

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聖人君主で出来ない会社経営…北斗市

2020-05-07 17:41:57 | ファース本部

 

私達の仕事である家づくりにおいて、手抜き施工で暴利を貪る業者も存在します。

そのような業者は、短期間のうちに地域社会から手痛い仕返しを受けでしょう。

「人徳」を積むという言葉があり、この「徳」を持った人のことのようです。

 

「徳」を持った優れた人格の工務店経営者が建築して引き渡した家は、寒くて住めないとか、あちこちに腐朽菌が発生するような家づくりなど行わないはずです。

性能の伴わない家を供給していたのであれば、その人徳や人格までも失してしまいます。

 

「徳」とは卓越性、有能性などを持つ人で、気品、意志、温情、理性、忠誠、勇気、名誉、誠実、自信、謙虚、健康である事などが伴います。

当然ながら「徳」を備えた人は、人から信頼や尊敬を得られるのでしょう。

 

「人徳」の他に「仁義」という言葉があります。

仁義とは、他人に欠かせない礼儀、義理、道徳上の守るべき道筋などのことです。

任侠道にも通じますが「一宿一飯義理人情」と、一晩泊めて貰い、いただいた一杯の飯の有難さをいつまでも忘れる事もなく、その恩に報いるために一心を尽くす事を云います。

 

特に私達経営者は、関わるヒトや自然に対する気遣い、心配り、優しさ、謙虚さなどで「徳」を積んでこそ大勢の人々の信頼を得られなければ務まりません。

一銭のお金を掛けなくとも人徳があれば、自分や他人の幸せに繋がるものです。

 

会社経営の「経」は、金のことですが、カネで営むのが会社経営です。

つまりは聖人君主で会社経営は出来ないと思われます。

「#ファースの家」も含め、良い家をつくることは、徳を積むことにも繋がるのでしょう。

写真は聖人君主と同意の「雲中白鶴」を象徴した画像です。

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施主ファーストの家づくり…北斗市

2020-05-06 14:15:08 | ファース本部

 

日本の建物は1,200年前建造の法隆寺のように、世界最古の木造建築が現存しています。

江戸時代や明治の日本の住宅は、100年200年寿命が当たり前でした。

高温多湿の夏、乾燥時期の冬などと日本の風土に見合った建物は、

何千年もの歴史を積み重ねながら構築されてきました。

 

匠の技といわれる大工職人達の木を削って建物をつくる技能は、長い歳月を経て、磨き上げられて来たのでしょう。それが高度成長期には住宅を大量生産大量消費が推進されます。

新建材を組み合わせて短期間で建造して30年未満で粗大ゴミにしてしまいました。

 

古来の技能を有した日本の大工がつくる家には、真の100年住宅の真髄が籠っています。その真髄とは、人と自然に対する優しさが保有されているのです。

多くの方々は、立派な大学の住宅専門分野の工学博士と、何十年も家を造り続けて来た街の大工さん、このどちらの話しを信用するかを問えば聴くまでもなく高名な工学博士です。

 

確かに学識者の先生は、私達が及びつかないような高度な実験と理論に基づいています。

その基本の上に立って多くの公的な仕様書が確立させてきたのです。

私達や大工さん達は、その仕様書に添って住宅の建築を行なっており、当然ながら指導書を作っている学識者の意見に重きを置くのは当然の成り行きです。

 

ところがその先生達は、自分で木を刻むわけではありません。

自分で断熱材の充填施工を行なうわけでもありません。

お施主さんと細かい打ち合わせに参加するわけでもありません。

 

家づくりは、公的な仕様で表現出来ない多くの要素を含んでいます。

地域工務店は、受注、施工して引渡し、その後の事象の総てに責任を負っています。

お金を支払ってくれるお施主さまの心情や家庭環境など、多くの複雑な背景も存在します。

 

写真は岡山県倉敷市の林建設さんの作業風景です。

FAS加盟工務店は、いつもその環境下において施主ファーストの家づくりを行っています。

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温度だけが熱ではない…北斗市

2020-05-05 16:19:54 | ファース本部

昭和60年に私は、温度管理だけでなく、家屋内の湿度も一定化しなければ真に暖かく、涼しい家にならない事に気付きました。

そのためには先ず、家を樹脂スプレー発泡施工でシームレス状に包み、温度と同時に湿気もコントロールすることに着眼しました。

 

家屋内でガスや石油を燃やすと、その分の酸素を外部から取り入れ、燃焼ガスを排気させる事が必須となります。そもそも外気導入をしなければ、家屋内が酸欠になってしまいます。

最初のファースの家は、換気をしてもガスが不完全燃焼を起こし始めたことがあります。

 

それが酸欠であることに気付き、近くの窓を少し開けると解消します。

高気密・高断熱住宅を謳っていても、排気型換気でだけでガスレンジが燃焼している家は真の気密性能を有していない証拠でもあります。

 

真の気密住宅では、排気式換気を行っても、ガスや石油を燃やすと酸欠になります。

だからといって換気量を増やすと冬は、乾燥した詰めたい外気を導入することになります。

夏は、高温多湿の外気を入れてしまい、その際にエアコンの室内機が、すった湿気をフィンに絡むため、凝縮熱(結露の際に出来る熱)を排除するため稼働率が膨大となります。

 

この5月は日本列島全域がほぼ乾燥時期となります。

この時期は、一般住宅で床下換気口を大きく開けて床下乾燥を積極的に促す事が必要です。

冬季間は塞いでいた床下換気口(寒冷地の家)を開放させなければなりません。

 

換気口の無い温暖地の家は、床下通気を促すように基礎パッキンなどの通気を完璧にチェックしておく事が必須です。床下通気がなければ、閉じこもった湿気(熱)が腐朽菌を発生させ、大切な家を床下から腐食しさせてしまします。写真は「#ファースの家」の床下です。

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景気・不景気を問う…北斗市

2020-05-04 15:54:23 | ファース本部

 

新型コロナウイルスで私達企業経営者には、見通しのつかない不安感が募っています。

コロナで亡くなる人よりも経営不振や失職者の自殺者の方が多いと指摘する声もあります。

この事態に及んで「景気はどうか」などと聴くだけでデリカシーの無さを問われそうです。

 

景気が良い、景気が悪い、どん底景気と様々な場面で「景気」の単語が用いられます。

経済用語には、この「景気」と単語が存在しないとも云われます。

そもそも「景気」という単語の英訳が出来ないそうです。

 

日本語で要約すると「景気」とは、モノの売買取引など経済活動全般を示すとしてあります。

「景気」の単語は、大昔中世に詠んだ和歌の「余情意識」の表現に用いられたそうです。

読んで字の如く景色、雰囲気などの事であり、日本独特の言葉なのかも知れません。

 

景気とは、経済に関する心、気持ち、精神、意識など、と言えるのかも知れません。

この「余情意識」とは、いつまでも残っている意識とか、印象深いしみじみとした味わいのある意識だそうですが、まさにマインドそのものなのですね。

景気を上向きにできるのは、やはり政治力なのでしょう。

かつて民主党政権から自民党政権に変わる機運が見えた時点で株価は上がり始めました。

 

病は「気」からとも云いますが、不景気、景気もまさに「気」からなのでしょう。

経済活性化も社会に輝きを見せるビジョンを示すのも政治の役割なのです。

ここには、経済学者が述べる経済メカニズムなどは、一線を画した部分もありそう。

 

政府が政策を打ち立てると矢継ぎ早にネガティブな批評が飛び交います。

そのネガティブ学者の一端を借りて野党が政策追及する場合が少なくありません。

今般の新型コロナウイルス不景気は、見えない敵を相手であり手の打ちようがありません。

デスクの上の旗は、星条旗より日の丸旗の方を高くし、気持ちだけでも高くしています。

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チャイナリスクの回避を…北斗市

2020-05-03 15:06:43 | ファース本部

 

全世界が未曽有のコロナウイルス禍は、私達の建築業界にも様々な影響を与えています。

最初に影響は、バスユニット、キチンセットなど什器備品が入荷しない時期がありました。国内メーカーのバスユニットなどは、その幾つかの部材一部が中国製となっております。

 

パナソニックやリクシルグループ等の大手ブランドメーカーは、海外から輸入(自社工場も含む)した部材を国内でアッセンブリして供給しております。

中国製の小さな部材一個が入荷しないため、国内需要に供給出来ない事態となりました。

まさに新型コロナウイルスも中国、部材調達も中国とチャイナリスクの危うさを感じます。

 

チャイナリスクは今回のコロナ禍だけに始まった訳ではありません。

覇権主義である事は明らかです。

中国政府は、南シナ海全域を支配下に納めようとフィリピン沿岸の浅瀬に飛行場をつくるなどの行動にでています。

 

一方で13億人の人口を抱える中国は、世界の工場としての存在でした。

その世界の工場も人件費の高騰で各国は、生産国を中国からベトナムなどの東南アジア諸国に移行し始めています。モノの安価さとチャイナリスクを回避することが目的です。

 

私達のファース工法にも中国上海の関係者からは、盛んに中国大陸誘致の話がありました。

チャイナリスクと云うのは、中国政権の指導部が変わると一日で仕組みも変わるそうです。社会主義国家の一党独裁の効能とリスクでもあり、迂闊にのめる話ではありません。

一方で隣国中国は、日本から膨大な物品購入をして貰っている事実も忘れてはなりません。

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エアコンの成績係数(APF)を知る…北斗市

2020-05-02 16:54:09 | ファース本部

 

昨今は多くの工務店やビルダーが「エアコン1台で冷暖房」と謳ったキャッチコピーを多く目にするようになりました。

まさに「キャッチコピー」なのです。

家は一定以上の断熱と気密性能があれば、居間に設置したエアコンだけでエアコンの無い部屋でも一定程度の暖かさを感じるモノです。

 

当然ながら居間には、容量の大きなエアコンを取り付けることになります。

エアコンは容量が大きいほどエネルギー消費効率(APF)が低下する機械でもあります。

例えば2kwのエアコンは約6.0のAPFを出せますが、4kwになる4.0位まで下がります。

APFとは1kwの電力消費量で、その何倍のエネルギーを汲み取れるかの成績係数です。

 

特に家中を暖かくしようと、容量の大きなエアコンを居間に設置するとエアコンは一生懸命に仕事をしようと頑張り、吹き出し口から大量の熱を噴き出そうとします。

頭上に設置したエアコンから温風が吹き付ける居住空間は、決して快適だと思いません。

 

画像はファース工法の概念図ですが、天井裏にエアコンが取り付けられています。

これに加えて居間にも補助エアコンが付いています。

寒冷地でも温暖地でも4.2kw天井裏エアコン1台、居間エアコン2.8kw1台の計2台です。この2台を同時稼働させた方がAPFが良くあり、いっそう省エネとなります。

この2台のエアコンだけで、30坪(132㎡)の「ファースの家」の場合は、氷点下20度以下になる真冬の厳寒地でも家全体をすっぽりと24度温度を確保しています。

 

「ファースの家」は、サイクルファンで天井裏の気圧を下げ、床下の気圧を上げるような気圧構造で空気循環され、床面、壁面、天井面からの輻射熱だけで冷暖房を行っております。

これはクオリティの高い冷暖房空間の構築とエネルギー消費効率(APF)を極限まで高め、電気エネルギーの有効活用を実践しており、全国で建築されております。

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改正新型インフルエンザ等特別措置法…北斗市

2020-05-01 17:00:54 | ファース本部

 

新型コロナウイルスの猛威によって、人々の過ごし方が変容しつつあります。

政府や都道府県知事からの自粛要請には、粛々と応じている様子が伺えます。

既にゴールデンウイークに入っており、本来観光地はどこも大賑わいになっていた筈です。

 

今日は伊勢神宮のある三重県伊勢市のファース加盟工務店、コーエーホームさんの社長、櫻谷幸久さんと電話で意見交換が出来ました。

天照大御神が祀られている伊勢神宮の近くにある工務店さんです。

 

その伊勢神宮も固く門を閉め、門前の商店街も閉店し、櫻谷社長は閑散とした光景を目にしたのは初めての経験だそうです。写真は、普段の門前「おかげ横丁」です。

それでも自主的に知事要請に基づき、店舗を閉めているのですね。

大阪府では知事の要請を聴き入れ、パチンコ店の全店舗が閉店させていると云う事です。

 

一方で今日の午後、兵庫県は要請に従わない3店舗のパチンコ店に対して「改正新型インフルエンザ等特別措置法42条の「協力要請」の単なるお願いからから45条3項の「指示」の「店を閉めなさい」との強い指示を行ったそうです。

 

表題のように今回は新型コロナウイルスですが、「改正新型インフルエンザ等」の【等】に類すると判断されたようです。粛々と行政要請に従って閉店している店が大半であり、手を煩わせる店は、ほんの一部です。開店中の福岡県や愛知県にも指示が出せるかも知れません。

 

パチンコ店に行列をつくる人は、「好きなことをしてコロナに感染したら諦めも付く」と、言いますが、感染すると周辺施設、自宅、家族、接触した人々に大迷惑を掛けます。

市街地を移動中に運悪く感染した人も、要請を無視して娯楽施設のパチンコ店で感染した人も感染者1名には変わりなく、迷惑極まりない事になります。

 

今回はコロナウイルス禍の影響を聴くため、色々な地域の工務店に電話を掛けています。

私達の仲間のファース加盟工務店は、粛々と経営を行っており安堵したしだいです。

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