豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

一宿一飯・義理人情…北斗市

2016-12-16 18:04:20 | ファース本部

今日は眼検査のために行った眼科の待合室で古い友人と久々に会話ができました。
何十年も前に工事現場で一緒に仕事をした友人は、私達に泊めて頂き飯を食わして貰った事を鮮明に覚えており、忘れられない一宿一飯義理人情だとも話しておりました。

一宿一飯・義理人情とは、高倉健の任侠ヤクザ映画の画面を思い浮かべてしまいます。
これが男気だと、任侠気分に浸って勘違いをしているチンピラヤクザも存在します。
ただ純真に恩義を受けた人の温情を忘れずにいる気持ちは、とても大切なのでしょう。

そもそも義理、人情という人間関係は、昨今はとても希薄になっているような気が致します。
個人情報保護法なる法律が施行されてからは、他人のことを知ってはいけない風潮になっているようにも思われます。

個人情報保護法により、「匿名社会」になりつつあるようにも感じてしまいます。
人は単独で絶対に生きて行けないのにも関わらず、匿名主義、秘密主義で、人の心の開かれた社会を構築できなくなる事をとても危惧します。

人は、他人に優しくした分だけ、自分にも優しくなれるのだと思われます。
優しさの中に真の優しさは存在しません。本当の優しさは、厳しさの中にこそ存在します。
私のトビ職の修行時代に過ごした時間こそ、厳しさの中の優しさを垣間見たときでした。

人生って厳しい事が続きます。私達の工務店経営も辛くて厳しい事ばかりです。
この厳しさの中にこそ見出した優しさこそが、きっと本物なのでしょう。
多くの人々の支えによって今があり、一宿一飯の恩義を忘れないから今があるようです。

一宿一飯・義理人情は、今の時代に忘れかけた心情のような気がいたします。
写真は先般、福岡往復の際に機上から撮った富士山ですが、嵐の中の荒くれ富士山を知っているだけに、この富士山の美しさが際立ちます。

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次姉の15万円が創業資金に…札幌市内~苫小牧市~北斗市

2016-12-15 17:43:09 | ファース本部

私が21歳の時に東京で独立するため貯めたお金は、6万円しかありませんでした。
家を出るときに、二番目の姉が15万円のお金をそっと手渡してくれました。
姉は高卒で勤めた農協職員で、農協の経理を一手に任されており、職場と自宅を往復するだけの毎日でしたが、農家の人々から高い信頼を得ておりました。

東京で仲間と暮らすアパートを借り、最初の請負金が入るまでは2か月間は掛かります。
その間の生活費、交通費、生活用品購入などで、あの姉が出してくれた15万円がなければ、現在の福地建装は存在しなかった事でしょう。その延長線で出来たファースの家です。

次姉は、晩婚でしたが心優しい義兄に嫁ぎ、一男一女の子供を懸命に育て上げ、その子供たちに囲まれて、穏やかで幸福な人生を歩む事が出来ました。
いつも元気な姉だったのですが、体調に異変を感じて検査をしたところ、既に脳細胞にまでガン転移しており末期状態であるとの診断でした。

札幌の病院を見舞いに訪れた時は、照れ臭そうな笑い顔で「直ぐに治るよ」と、自分に言い聞かせているようで、状況を知っている我々にとっては何とも辛い心情に。
何の資金的な裏付けもなく無謀にも船出した私を、姉は事のほか心配し、苦しい時には何も言わずにお金を工面してくれた事もありました。

私は、札幌にくるたびに次姉の事を思い出し、あの15万円の価値を再認識します。
今朝はその札幌市内(写真は吹雪の札幌駅舎)のホテルで朝を迎え、札幌事務所の中村所長の車で苫小牧に移動し、ファースの家の温熱性能のチェック作業を行ってきました。

平成元年にファース工法が出来上がってから幾度もバージョンアップを重ねて参りました。
現在は、全国の何処かで、毎日のようにファースの家が竣工しています。
次姉の15万円が創業資金は、住む人、関わる人達の幸せづくりの根源だったようです。

穏やかで笑顔で暮らせる家づくりの研究開発は、亡くなった次姉の願望もあり、ファースの家は竣工してからが真の家づくりの信念を遂行して参ります。

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無いものを生み出す力…北斗市~札幌市

2016-12-14 18:45:47 | ファース本部

熱いコーヒーの入ったマグカップを持てば手が実に熱い。
そのため半円形の取っ手をつけることになったようです。
取っ手のついたマグカップが当たり前なのですが、指の納まりを良くするため、半円形の取っ手の中央部に窪みをつけると見た目も使い勝手も良くなります。これが発明です。

まったく無いものを生み出すことはノーベル賞ものなのですが、私達は在るモノを使い易くする、見た目を綺麗にするなどは誰にも出来ることなのです。
ところが目にするモノの全てを当たり前にしてしまうと思考力は湧いてきません。

普段使用している道具を、もっと便利に使い易くしようと思えば意外と簡単に工夫が出来るものです。その簡単な工夫が調査すると従前に無かったモノである事も多いのです。
その従前に無かったモノを作ることが発明であり、特許になることもあります。

視野に入ったモノを当たり前に思うのではなく、何故このような形状になるのか、このように変えればどうなるのか、などと思考する事は、新しいモノを生み出す力になります。
また、不便を感じることを改良しようとの思考も大切なようです。

私は100件近い特許申請を行っておりますがその全ては、住宅の温熱性能を向上させるため、従来の部材、資材に新しい工夫を施す必要があったからです。
家づくりの場合は、住む人、ユーザー貢献するための工夫を発想することが必須のようです。

写真は私が企画したマグカップですが、猫のマークの裏表をデザインしたものです。
つまり好奇心こそは、新しいモノづくりの原動力になると思われます。
さて、今日は明日の午前中に行う仕事のため前日移動で札幌入りしました。

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家の断熱性能=暖房クオリティ+省エネ…北斗市

2016-12-13 17:27:39 | ファース本部

ファースの家は、エネルギー消費効率の観点からエアコン暖房を基本としております。
温暖化などで、エアコン冷房がなければ夏を乗り切れません。
そのエアコンは、リモコンボタンのワンタッチで冷暖房へと切り替えができます。

エアコン暖房は、外気から熱を汲み取り、室内気温に汲み取った熱を加温する機械です。
例えば室温が5℃の場合は、エアコン室内機の吹き出し温度が15℃前後となります。
外気温に触れた冷媒ガスは10℃の熱を吸収する特性を持たせているからです。
新型エアコンでは60℃吹き出し機能の付いたモノもありますが、室内機内で10℃ずつ加温させ、60℃で吹き出させますが、この時は膨大な電力を費やします。

エアコン暖房は、家の断熱性能で暖房クオリティと消費電力が大きく異なります。
5℃の室温に10℃加温の15℃吹き出しで、断熱性能の良い家は直ぐでも室温が上昇します。
これは、エアコン温風で室温が15℃になると吹き出し温度が25℃となります。

室温23℃設定では、エアコンはなだらかに省エネモードに自動的に切り替わります。
また、断熱性能の良い家では、エアコン温熱が床面、壁面、天井面に吸収され、その面から輻射熱で住む人のカラダを包み込み、クオリティの高い暖房空間を構築します。

断熱性能のない家の場合は、エアコンが多くの電力を費やしながら懸命に熱を送り出し、その熱は足元を冷たいままに、住む人の頭の上だけを温めて上昇してしまいます。

ファースの家のような高度な断熱性能は、暖房クオリティだけでなく、エアコンのエネルギー消費効率が電気ヒーターの7~10倍も上昇させて使用することが出来ます。
「家の断熱性能=暖房クオリティ+省エネ」と云うことになります。

写真はファースの家の床面をサーモグラフィーで撮ったモノです。
最寄りのFAS加盟工務店が建築したファースの家で是非ともご体感してみてください。

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今があるための過去…北斗市

2016-12-12 17:21:22 | ファース本部

私は、15歳で上磯中学校を卒業してから、もっとも日当が高く、無料で飯の食える飯場(現場宿舎)暮らしの鉄骨トビ職となりました。
19歳の時には、日当から物件ごとに仕事を請け負うようになり、そのトビ職の師匠の強い勧めにより、東京に出て、鉄骨工事の下請けで独立したのが21歳の時でした。

昭和42年、北海道から津軽海峡を渡る青函連絡船で4時間、青森から9時間の旅です。
首都でアパートを借りるにしても鉄骨トビ職と聞いただけで入居を断られてしまいました。
それでも江戸川を渡った市川市本八幡駅近くに、相当に古く、空き部屋の多かった4畳半一間の4間続きのアパートを借りることが出来、4人のトビ仲間を呼び寄せます。

私の鉄骨トビ職の師匠は、東京タワー建造に携わったのですが、独立するなら東京へと拘ったのには、下請けの仕事なら幾らでも貰えるとの都市事情を解っていたからのようです。
しかし仕事をくれる元請けを教えてくれた訳でもなく、翌日から元請け探しに奔走を。
電話帳で鉄骨会社を調べ、飛び込みで下請け仕事の有無を訪ね歩きました。

そんなに苦労することもなくも下請け仕事をくれる鉄骨会社に行き着きます。
最初の仕事は、100坪くらいの建物の骨組みを組み上げる仕事ですが、当時で組み立て終了の月末に組み立て請負金15万円を貰えます。

通常では1週間の工程だそうですが3日間で完了させ、次々と仕事を回して貰うことになり、その1カ月で4現場をこなすことが出来ました。
鉄骨だけでなく木造建築も手掛けるようになり、東京での10年間の歳月が流れました。

そのうち自分の感性や想いが反映されない下請け仕事から、元請けになるため、思い切って郷里の上磯町(現北斗市)に本社を移して現在にいたります。
今日は今年最後の役員会でしたが、扇常務が掲示した過去の画像を見せてくれました。
過去を知る事で、現在があり、明日の事業の在り方を見出す事が出来そうです。

「家物語・ファースの家」12年前から使用しているキャッチフレーズの看板写真です。
家に歴史あり、人にも、企業にも、地域にも歴史がある……

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穏やかな日曜日…北斗市

2016-12-11 17:58:22 | ファース本部

今日も北海道各地は、豪雪や吹雪に見舞われておりました。
とにかく昨日の札幌市内の豪雪には驚きましたが、今日も風雪が続いているようです。
昨夜は、JRで深夜に帰宅し、充分に休養することが出来ました。

北海道各地は吹雪でも、この道南は快晴です。
それでも放射冷却で最高気温−1℃の真冬日でした。
この寒波を活用して住宅システムの様々な実験を行っておりました。

休養日でも、データ測定は、器械が自動的に行います。
写真の社屋屋根では、『雪の積もらない屋根』の状況測定を自動的に実施しております。
明日は、今年最後の役員会を招集しました。
師走の忙しさを実感します。


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主催者不在のイベントで進行役を…札幌市~北斗市

2016-12-10 17:48:42 | ファース本部

札幌開催のシンポジウムのパネラーで参加のため、今日はJR移動を。
空路は殆どが豪雪のため欠航となっておりました。
「健康省エネ国民会議・シンポジウムin札幌」(写真)は、国民会議の本体主催です。

ところが主催者の上原理事長、メイン基調講演の伊香賀先生や弊社の扇常務も含め、イベント主催者が豪雪で飛行機の欠航となり、全員が参加できませんでした。
しかし北海道庁の住宅局課長さんはじめ、パネラー予定者は全員参加しており、多数の受講者が会場入りしておりました。

主だった人と相談して当方が進行役を務め、上原理事長ならこのようにするだろうと予測してイベント開催を挙行しました。
講演者の一人である旭川医大の西條教授に、伊香賀先生のパワーポイントを用いて頂き、建築工学からの視点と、西條先生の医学者の視点と合わせて講演してもらいました。

パネラー予定者にも10分間の講話と質疑応答を行い、ほぼ予定時間いっぱいにイベント終了することが出来ました。
主催者全員が参加できないイベントでもやりようによっては何とかなるものです。

今日のようなイベントでは、参加者の顔ぶれをみると皆さんが一定以上の識者であり、意見交換のような形式でも諦めない限り、価値のある時間を過ごすことが出来そうです。
さて、これからまた4時間かけて北斗市に帰ります。

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日本人としての誇りが…東京都内~羽田空港~函館空港~北斗市

2016-12-09 17:42:12 | ファース本部

江戸庶民の生活様式を凝縮した江戸東京博物館を見ることができました。
昨日は、あらかじめ3時間の時間をつくり、しっかりと見学いたしました。
明治維新以後、我国は20年の短期間で世界的な経済発展と軍事大国に変貌を。

経済発展を為すには、覇権的な行動に駆られるのでしょうか。
ともかく日本は文明開化で内向きの江戸時代から外向きの国家へと変貌したようです。
虚しい敗戦後にも奇跡の回復を果たし、世界有数の経済大国に伸し上がって行きますが、その原動力を内包したのが正に江戸時代だったような気がいたします。

江戸東京博物館で目にする展示物、特に当時の生活風景を模写した人形の表情は、その一人ひとり異なります。長屋の一間で指物師の作業風景を模写したコーナーは、私の幼いころに同じような光景を見た気がします。

コツコツと真面目で実直にモノづくりの技能を積み上げる姿勢は、現代日本人の根源になっているようです。長屋に住む貧乏人からも努力して金持ちになる仕組みがありました。
夢を掲げて、真面目に努力することは、いつかは報われる事が出来たのでしょう。

私が鳶職時代に建造した建造物が、今でも東京都内に残っております。
一日働いていくらの日当鳶職だった自分でも、今では何とか企業経営者になっています。
我国日本は、夢を叶えられる事の出来る国なのでしょう。
その原点は、数百年続いた泰平の江戸時代に培われように思われます。

写真は一昨日に取った栄住産業様の古賀工場で撮ったモノですが、安価な価格で大量蓄電の出来る装置のプロートタイプの実験風景です。
左から栄住産業様の吉田課長、田中常務、当方の隣がクラボウ関西化成の田中課長です。

今回は福岡県での実験や東京都内、法政大学での研究や江戸東京博物館の見学などと盛りだくさんの日程をこなして北斗市本社に帰社してきました。
明日は、札幌日帰りで健康省エネ国民会議札幌シンポジュームのパネラーで参加します。

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見えない熱を可視化する研究…東京都内

2016-12-08 18:54:18 | ファース本部

とかく温熱環境は、言葉で語ってもユーザーに実感して貰えない事が殆どです。
私は、30年前、高気密・高断熱を云っても、誰からも見向きもされない時期がありました。
暖かい、涼しい、冷暖房費用が安価だと云ってみても、見せる事など出来ません。
「快適そうに観える家」の方がはるかに売り易いのです。

この「快適そうに観える家」と「真に快適な家」では、住んでから違いが判ります。
住宅販売会社は、住んでから判る家でなく、今売り易い家を開発しなければなりません。
それが「快適そうに観える家」と云うことになります。

大きな吹き抜け、開放的な間取り、幾方にも開口部や窓飾りがあり、見るからに「住んでみたくなる家」なのです。このような家は、住んでから予想外の事象が発生します。
暖房熱はすべて天井付近に挙がり、足元が冷たく、暖かくしようとすると暖房費用が膨大となります。
夏ともなると冷房機のない部屋には行けない状態となります。

今日は、法政大学デザイン工学部建築学科・工学博士の川久保俊先生(写真)の川久保教室を訪問しました。
川久保先生は、建築物の平面図、立面図を基に日射熱や外気温など自然環境で変わりゆく室内の環境変化を、三次元で表記するソフト開発して活用していました。
その建造物の中で暮らす人のカラダが受ける状況も、三次元で可視化させています。

この研究は、家づくりを計画するお施主様に「快適そうに観える家」と「真に快適な家」の違いを三次元で見て貰うことが出来ます。
川久保先生が研究する法政大学デザイン工学部建築学科は、単なる高気密・高断熱でなく、都市環境と家づくり、それに住む人の健康との関わり合いを可視化する研究です。

私達ファースの家の健康調査票も、川久保先生や首都大学東京の星旦二先生のグループが中心となり監修して行っております。
1000棟のファースの家に健康調査票を送付しましたが12月22日締め切り日を前にして、この1週間で250通の回答がありました。ファースの家ユーザー様に感謝です。
開封せずにそのまま川久保教室に届けます。どのような結果なのか不安と期待が。

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出会う人は自分の資産に…福岡市内~福岡空港~羽田空港~東京都内

2016-12-07 21:07:25 | ファース本部

「袖触れ合うもの何かの縁」
人は、自分独りだけで生きてゆくことなどは出来ません。
行き交う人と袖を触れ合ったご縁で、人生の伴侶となった事例もあると云います。

私達、家づくりに関わるものは実に多くの人々とご縁を頂いております。
ただ擦れ違っただけでは「人脈と云う資産」にはなりません。
その擦れ違ったご縁は、自分自身の大きな財産に育てるアクションが必要です。
人のご縁は、資産づくりの入口のような気も致します。

大工さん、左官屋さん、屋根屋さん、木材屋さんなど実に多くの人が家づくりに関わります。
彼らも家を建てます。現場施工に関わる人々が、自分の住みたくなる家を工務店がコディネート出来ているかどうかも問わなければなりません。
つくる家には、住んで幸せになれるためのハードとソフトが詰め込まれていなければ。

今日は、6年ぶりにファースの家・空調システムの大改革を行った際の立役者、阪下佳和さん(写真)と福岡で再会することが出来ました。
阪下さんの今は、空調や建築関連から生命保険会社に属しており、ファインナンシャルプランナーで、やはり建築関連で一般ユーザー様の家づくりの支援業務なども行っております。

阪下さんとは単に袖触れ合っただけではなく、多くの課題を一緒に乗り越えてきました。
人様とのご縁とは、自分の持っていない情報、知恵や人脈を必ず持っております。
やっぱり人様のご縁は、自分自身の大きな資産となって行くのでしょう。

さて、今回の福岡出張は、栄住産業さまとの共同開発している製品の進捗確認と、阪下さんはじめ、幾人かの人々の親交を深める事が出来ました。
明日は法政大学を訪問するなど、終日を東京都内で過ごすことになりそうです。

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家づくりの盲点に焦点を…北斗市~函館空港~羽田空港~福岡空港~古賀市~福岡市内

2016-12-06 18:29:51 | ファース本部

これが当たり前と思っている事柄が多くあります。
家づくりでは、グラスウール断熱が当たり前と思っていた時期がありました。
当たり前のままでは進化することなどありません。
何故なのか?を連発する事から新しい技術が生み出して参ります。

幼児達は、見るもの、聞くもの、触るものの多くが初めてあり、常に何故?の連続です。
幼児達は、好奇心の塊のようである。然るに何でも吸収して猛成長を遂げます。
それが一定の年齢になると、見るモノ、聞くモノの殆どが当たり前になってきます。
人は、当たり前と思っている時点で好奇心を逸し、成長が止まっている証拠です。

特に家づくりは、昔ながらの大工さんの匠の技が根底にあり、それに先進科学などの技術力が融合して為されているようです。
腕の良い大工棟梁の采配ですべてが出来た時期には、様々な職人技が生かされました。
今、新しいことを実践しようとすると、流れを変えられると忌み嫌われることが。

改革者は嫌われ者なのかもしれません。
私も大いに嫌われてきました。無いものを生み出すと既得権益を犯してしまうからです。
今日は、福岡に本社のある、スカイプラムナードなどの屋上緑化やベランダメーカーである、栄住産業様の古賀工場を訪問しました。

ここでは、今までになかった製品開発を行っています。
栄住産業の田中常務、吉田課長、札幌から来たYKスチールの斎藤社長、東京から来たクラボウ関西化成の田中課長、北斗市から来た当方は、1019年ころに具現化する課題解決のための装置を研究開発しています。写真はその装置ですが中身は出来てから公表します。
無いものを創り出す喜びは、それが役立つ目途がついてから成就するものです。

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ファースの家専用蓄熱材タイトプレート…北斗市

2016-12-05 17:41:57 | ファース本部

太陽熱は一時的に膨大な熱量を地上に降り注いできます。
その太陽光を活用したのが太陽光発電システムです。
ファースの家は、窓から取り込んだ太陽熱を床下の蓄熱材に溜め込み、夜中でも熱活用するような仕組みを構築しています。
日本で初めての「パネルの要らないソーラーハウス」の認定を取得したファースの家です。

ファースの家は、外皮のインナー通気層を通じて天井裏から床下に空気を送り込む空気循環方式となっており、その循環経路の床下に蓄熱する方法をとっています。
当初は表面積の多い40ミリから80ミリまでの砕石を使用しておりました。
ところが砕石は真冬にカチンカチンに凍っており、真夏は70℃もの高熱になっています。

これを断熱・気密の優れた家の中に入れると夏冬は、10日間も快適温度になりません。
そこで住友化学の関連会社である、住化プラステック株式会社が製造するファースの家専用潜熱蓄熱材のFASタイトプレート(写真)を採用しております。

FASタイトプレートは、容器中の液体の気温が下がると固体化され、暖かくなると液体化します。
これを相転移と云いますが、比熱移動で蓄熱量を多くします。
蓄熱量は、モノの比熱×比重×体積×温度で計算できますが、FASタイトプレートは、この比熱を移動されることで蓄熱量を増やしています。保冷剤(アイスノン等)と同種です。

さて、今日は「雪の積もらない屋根」の降雪センサーの仮設置を行いました。
明日から雪だそうですが真価を試します。その明日は1便で福岡に移動します。

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居室と天井裏、床下の温度の影響は…北斗市

2016-12-04 12:39:44 | ファース本部

「人のいない天井や床下、納戸などを温めるのは、無駄以外の何ものでもない!」
このおように、多くの方々が感じている事でしょう。
私は毎月15日発行の日本住宅新聞に連載コラムを書いていますが今回は、「家丸ごと暖房の意義」とのタイトルです。

「健康・省エネ住宅を推進する国民会議」の研究データでは、心疾患や脳疾患の疾患率は断熱性能の高い北海道が極めて少ないとのエビデンスがあります。
冬に氷点下20℃を下回る北海道では、丸ごと暖房の家が多くあります。
丸ごと断熱の家では、気管支炎や糖尿病の割合も低く、省エネ効果より医療負担の軽減での経済効果の方が多いとされます。

暖かい部屋と寒い部屋との温度差は、生活発生水が温度の低い、界壁の露点温度以下になった部位の含水量を増やし、カビの胞子のハウスダストで気管支炎要因となります。
また家中の温度差が少ない場合は、家中の移動がスムーズとなり、寒い家に縮こまり状態で過ごすより、はるかに運動量が多くなり、それが糖尿病予防になっていると云います。

私達のファース工法は、断熱材工、サッシガラス、空調システム、調湿機能で建築コストの高くなる分(約200万円程度)を、常に快適に暮らせた上に、省エネ効果と医療費軽減、それに健康寿命を延ばす事で確実に償還できます。

写真はファースの家のコントロールユニット(現在のデジタル方式の前のタイプ)ですが、先日に外気が-2℃になった時の天井裏20.5℃、床下20.5℃、居間21℃となっています。

さて、今日の日曜日はFAS加盟工務店のある経営者からの経営お悩み相談がありました。
そのため出社しておりましたが、出社するとやることが多くありすぎるので、早めに帰宅して休養します。

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施主と工務店と協力業者…北斗市

2016-12-03 13:28:30 | ファース本部

私達家づくりを生業にするものは、先ず施主からの依頼がなければ何も始まりません。
施主さまから受注できない工務店は、受注の出来ているビルダーやハウスメーカーの下請けに甘んじる事になります。既に直接受注をあきらめた地域工務店も多くあります。

受注には、お施主様が家づくりを計画している段階からプラン集などの提案力が必要です。
更には対応力のスピード感も重要です。相談を受けてから提案まで過度な日数を掛けている間に他メーカーや工務店は、お施主様の気持ちをゲットしてしまう場合も。

首尾よく受注してもお施主様は、安心した施工進捗ができている事が重要です。
それには大工さんや協力業者、納品業者さんなどのコミュニケーションが優先されます。
施工中の不具合の多くは、この現場に入る人達とのコミュニケーション不足が要因です。

竣工して、お引き渡しを行った時点からは、お施主様にとって本当の家づくりの始まりです。
家は、出来てからお施主様が住んでからが真価を問われるのです。
それには、つくる家に基本的な安心、快適、健康、耐久、耐震、省エネなどのハード的な対策が担保されていることが必然なのです。

ハードがあって、関わる方々とのコミュニケーションがあれば、自然とお施主様が住んでから笑顔あふれる家づくりが可能となります。
家を大量に売り捌くと売った家の施主はコストになる確率が高くなります。

私達ファース・グループは、竣工するごとにファースの家のユーザー様が、施工工務店の営業マンとなって頂けるような仕組みづくりを行っています。
今日は、従来に存在しなかった構成の合理的な開口部の研究開発を行っておりました。
写真は研究開発室研究員の富田君とその新構想で開発中のサッシと撮りました。

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省エネ基準や義務化と家づくり…函館市~北斗市

2016-12-02 14:55:01 | ファース本部

昨今は、2020年省エネ義務化対応やZEH(ゼロエネハウス)対応などと賑やかです。
家づくりにおける断熱性能は、国が定める省エネ基準があってもなくても、住む人の快適さを提供するために必須なのです。
手前味噌になりますが私達は30年前からQ値1.3の高断熱住宅を創り続けてきました。

断熱住宅を創り始めたのが昭和54年ですから日本に省エネ基準が制定される前年です。
既に36年の歳月を経て、その間に省エネ基準の数値は、気にする事などありませんでした。
行政から補助金などが出る場合は、ユーザー還元するために数値を意識する程度です。

政府も省エネや住む人の健康状態で医療費の嵩むのを防ぐため、様々な政策を施行します。
政府の施行に則るのであれば、真に施主様が満足する家づくりなど達成できません。
行政指導は、施工的に無理のない平均的な基準とせざるを得ないからです。

住む人の真の幸せを思考した場合は、住んで快適安心が長期間、恒常的に継続できるうる家の性能を担保する必要があります。
国の基準で施工を行えば不具合が生じても施工者は、その責任を回避できると云うのです。

国の基準で家づくりを行い、問題が発生しても基準を作った学者の先生や官庁の役人は責任を取れる仕組みなどありません。家づくりでは施工した業者責任が全てなのです。
それには、自分自身が責任を全う出来る家を施工しなければなりません。

地域の単独工務店で困難な事をファース本部は、長期間の研究開発や大手資材メーカー、大学等の研究機関とも連携し、施工者が施主に責任のとれる家づくりを実践しています。
今日も温熱分析(写真)などを行っておりました。
さて、外は猛吹雪の北斗市ですがこれから函館市内で開催のイベントに参加してきます。

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