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豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

家の価格と住む人の幸せは…北斗市~函館~羽田~伊丹~新大阪~岡山市~倉敷市

2014-07-13 21:16:51 | ファース本部
価格破壊と云う言葉があります。消費者は良いモノを安価に購入出来るに越した事はありません。今では一流メーカー品がネット販売などで安価に購入できるようなりました。
メーカーが生産する際の単価は、どんなにコストカットをしても限界があります。

それが流通段階では価格が大幅に吊り上り、また原価割れの価格になる場合もあります。
ネット販売などは、問屋や小売店などの業者が不要にして、流通コストを極限まで切り下げて安価にしました。住宅量産会社の家づくりは、資材メーカーから直接ハウスメーカーの現場に直接入ります。
資金回収はユーザーから住宅会社を通じて直接回収を。
ロット供給と、中間業者の与信管理がなくなるために考えられない価格で販売しています。

そのような廉価な資材、什器備品は、供給価格に反映されているとは言い難いのです。
家を売る事が目的の販売会社は、相当な宣伝広告や営業経費を掛けざるを得ません。
それが建主さんは、家に住んでからストレスとの闘いになる場合が多いのです。

家づくりは、資材メーカーの製品を地域販売代理店が地域工務店に販売することで、地域コミュニティが育まれます。立派な製品を製造しても施工方法をメンテナンスは必須となり、地域の販売代理店と施工工務店が連携してユーザーサポートが必要なのでは。

住宅価格を安価にしても地域コミュニティが欠如すると建主さんの幸せに繋がりません。
価格を安価にすることで、関わる人の全てが幸せになれればいいのですが…
家は、竣工後のメンテナンスフォローの方が重要なのですが、そこに価格要素が入りこむ事で、結果として不幸を招く場面を多く目にして来ました。

さて、今日は備前市で販売代理店として奮闘する備前アルミの副社長、亀山尚美さんが入院する病院にお見舞いに訪問してきました。
先代が残した店をご主人の社長と一緒に正に地域密着型の販売代理店経営をされています。
無理して痛めた股関節の大手術を終え、懸命にリハビリの真最中でした。来月には現場復帰を!

夜は、明日の工務店訪問のため倉敷市に来ております。
写真は夜になって人通りが少なった倉敷美観地区の中でひときわ目立っていた土産店です。
さて、今日は、動きの大きな日曜日を過ごし、大勢の方々との出会いもありました。
明日は、倉敷市内の工務店などを訪問して大阪市内に入ります。

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日本の気候風土と家づくり…函館市~北斗市

2014-07-12 18:01:49 | ファース本部
省エネのため高気密・高断熱住宅と言うネーミングが独り歩きした時代がありました。
元々、日本家屋は風通しをよくする構造を善いとされ、仕切りを開け放す開放文化でした。
土を捏ねて壁に塗ると一定程度の断熱効果も得られます。
木製建具を入れて庇を伸ばして日射を遮り、窓などの開口部は、紙を貼っていました。

戦後の高度成長期には、国力を上げるために住宅産業を政治的にも国内の基幹産業に位置づけます。当時の住宅金融公庫から安い金利で一般庶民に融資を行い、国の指導で次々に量産住宅会社いわゆるハウスメーカーを設立させてゆきます。

養生期間などで工期が掛かる土壁なの塗り壁は、短期間のうちに乾湿系サイディングへと様変わりしました。まさに新建材でパタパタと家づくりが完遂できるようなります。
建具もアルミサッシとなり、新建材とセットで使用されると必然的に一定の気密断熱の機能が、否が応でも備わっていたのでしょう。

写真のような日本家屋の開放思想などは、いつしか消え飛んでしまいました。
2020年からは高気密・高断熱住宅でなければ建築することが出来なくなります。
ファース本部は昭和年代から省エネ住宅の研究開発を行ってきました。

そこで壁に突き当たるのは、国の断熱基軸である「乾燥した空気を静止させて断熱するグラスウール断熱材」でした。自らが何十棟ものグラスウール断熱の家を作り上げました。
グラスウール断熱材を乾燥したまま何十年も保持することに限界を感じるようになります。

高温多湿の我国の気候風土は、北欧で開発されたグラスウール断熱方法がフィットしないように思い始め、現在のような樹脂スプレー発泡断熱方式を開発することになります。
平成元年に我国の木造建築に樹脂スプレーを用いたのは正に最初がファースの家です。
実績ゼロ、シャ‐ゼロだった樹脂スプレー発泡断熱材は今や年間万棟単位になっています。

土壁で作っていた壁を樹脂スプレー発泡断熱材で包んでしまうと、様々なところに弊害が出てきます。家づくりは単に気密断熱が優れているだけでは成立しないのです。
空気の汚れ、火炎対策、環境ホルモン対策、木材呼吸対策などが…
これらの全ての課題を一つ一つ乗り越え、写真のような日本家屋の思想を落とし込み、現在のファースの家は存在致します。さて、明日の日曜日は岡山県に移動します。

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住宅内の気温を思考した時…北斗市

2014-07-11 18:00:58 | ファース本部
体温より少し高めの「ぬるま湯」に浸っていると実に気持ちの良いものである。
ところが「ぬるま湯」から上がると真夏でも一気に寒さを感じます。
身体に付いた水滴が蒸発(気化)して体温を奪うからです。

42度程度が適温とされる浴槽に浸っていると程よく身体が温まり、上がっても寒さを感じません。身体に付いた水滴が蒸発(気化)して体温を奪うことは変わらないのですが、カラダ全体の血液が好循環しており、ホカホカ感は暫く続きます。

医学的な見地からは、どちらが身体に対して健康的なのかを断言できませんが、適切な温度の浴槽に浸った後のポカポカ感の温泉効果と言われる事象は誰もが経験しています。
ファースの家に住んでいる人は、氷点下の北海道でも半袖姿の人が少なくなりません。
北海道では、室温を24℃ていどに設定しているのが普通です。

本州の一般住宅のような熱損失の大きな家では、膨大な暖房費を使用してしまいます。
数年前からファースの家は、高機能エアコン暖房(氷点下でも使用できる仕様)が標準化しています。しかも、外皮の壁の内部内側を温かい空気が循環しており、床面、壁面、天井面から輻射熱で暖房する仕組みです。※夏は、冷気を循環させて輻射冷房となる。

真冬でも外皮(外に面した壁)に充分な気密と断熱性能を有していれば、構造体の温度を24℃キープするための熱量は極めて僅かで済みます。その半袖姿で雪掻きを行うユーザーさんもおりますが、温泉効果で短時間なら寒さを感じないのです。

「暖房気温は高めに設定」が健康的なのでしょうが、徹底した断熱気密や蓄熱構造になっていなければなりません。また冷房に関しても湿気を熱交換式換気扇のエレメント(来月からダブルエレメント採用)で外部湿気を追い出す装置がついています。
輻射冷暖房と調湿機能、それに空気洗浄機能を伴った住宅システムだから可能なのかも。

今日はFAS検査員講習でした。受講者の方々には、上記のメカニズムをしっかりと勉強して貰いました。全員が立派な点数で合格し、笑顔で地元に帰って行きました。
さて、今日は終日強い雨の予報でしたが、上手に外れて快晴の一日でした。写真は先ほど会社の前から田圃の向こうの函館山を撮りました。
台風一過、気持ち良さそうに佇んでいるようです。

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気遣いこそが最大の営業力か…函館市~北斗市

2014-07-10 17:46:15 | ファース本部
私達、家づくりを生業にするものは、まず受注を行わないと一歩も進むことが出来ません。
その家づくりを計画しているお客様との出会いがあった場合、見込み客さまとして大切に対応を行うことになります。これは数多のライバル他社の全てが受注まで懸命になります。

見込み客さまへの対応は、提案力もさることながら、敏速さ、丁寧さ、好感度も重要です。
その中で最も重視されなければならないのは、お客さまへの気遣いと言うことでしょうか。
敏速さ、丁寧さ、素晴らしい提案内容であったとしても、そこに見え隠れする人間愛が。

家づくりを計画する人は、一生一代の大事業として取り組んでいます。
私達のように仕事で取り組む業者とは、お金を支払う側と受け取る立場の違いがあります。そこには、人間として向き合うことで、その立場を超えることが出来そうです。

私は、ライバル他社より、少々遅れても、プレゼン資料が多少劣っていても、更に重要である人間愛が込められているかどうかを問うべきと。これなら勝ち目が出てきます。
工務店側は、先ず人として住む人に愛情を手向けるのであれば、提案する家にお客さまが住んだ後に、満足感が充分に得られるようなハード的な要素が必須となります。

工務店側は、提案する家に建主さんが住んでから満足感を持たせるに充分な自信があれば、お客さまに対してとても謙虚になれるものです。
家のハード(スペック)が確立するとソフト(真心)が生きてきます。

家のハードとは、耐震性などの頑丈さに加え、暖かい、涼しい、冷暖房費が安価、カビが出にくい、家が腐ることなく高寿命であるなどのスペックです。
思いやりの人間愛があればこそ、そのような家づくりを行おうと必死になるのでしょう。
今日は全国から参集した皆さんと一緒に温熱性能に関する勉強を行いました。

写真、後方左から札幌、桧山建設綜業の西川悟さん、岡山、ユアハウスの石坂晃さん、東京、クラボウの浜田恵輔さん、同じく田中康王さん、八戸、シーユーハウジングの中里晋也さん、前列左から弊社、藤木幸太、道東美幌町、山岸工務店の山岸一行さん、郡山、渡昭建築企画の渡辺昭彦さん、青森南部町、松本工務店の殿村幸さん、山形、創夢空間の海老名恵さん、同じく荒井晴樹さんです。明日は実地研修の後に講習試験を行います。
受講者の方々が建主さまと一緒に幸せになれるための、大切な下地づくりを…

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男が涙を流せる時とは…北斗市

2014-07-09 18:05:29 | ファース本部
公費の不透明な使い方をした県会議員、自らがセットした記者会見で、大声を張り上げ、顔をクシャクシャにて号泣した出来事は、世界のマスコミが面白おかしく報道しています。
日本の男性は、あのような場面で泣いてはいけないのです。
同じ日本の男としてあの「だらしなさ」は、屈辱的な情けなさを感じてしまいます。

樹木の葉っぱが色付き、その葉っぱに強い雨が弾け飛ぶこの時期になると鮮明に想い出す出来事があります。
40年以上も前になりますが、山深い林道の橋梁新設工事現場で、一人の鉄骨トビ職が不慮の事故で命を落としました。
その日は工期が迫る突貫工事で豪雨の中で作業をしていました。
彼は足を滑らせて深い沢に滑落し、全身打撲で重体に陥りました。

当時トビ職だった私も含む工事現場の面々は、親方が手際よく拵えた木板の台に彼を乗せ、手渡しで沢から運び上げ、救急車の入れる道まで担ぎ出しました。
「死ぬなよ!」腹の底から絞り出すような親方の声が今でも耳に残ります。
しかし……救急車を待つ事もなく彼の息は絶え、懸命な心臓マッサージも虚しく…

彼は私より8歳年上でした。
とんでもない暴れ者で、何回も警察沙汰となるような暴行事件を起こした事もあります。
しかし誰よりも人情に厚く面倒見の良い男でした。
当方が、バイク転倒で怪我をし、歩けなくなった時は背中に背負って1時間もかけて飯場まで運んでくれた事も。山奥の飯場(仮設宿舎)でご飯を炊くオバサンの手伝いで、深い沢まで降りての水汲みは、若輩の私の仕事ですが、彼も一緒に付き合ってくれるのです。

彼も中卒で15歳の時に親方に拾われ、飯場暮らしとなり、25歳になったばかりでした。
粗暴な性格ですが仕事も一生懸命で私とはチーム組んで一緒に仕事をする機会が多くあり、親方からも信頼され、翌年には彼とともに独立するよう親方から促されていました。

息をしない彼の亡がらを前にして、師匠である親方の顔を滴るのは、雨のそれではなく、親方の目から嗚咽を堪えて溢れ出る大粒の涙でした。
あんなに強い、男らしい親方の涙を目にしたのは初めてでした。
台風8号の影響か、時折降る雨に濡れた広葉樹の葉っぱを眺めていると、何故か今は亡き40年前の親方の頬を伝う涙を想い浮べてしまうのでした。男が涙を流せる場面とは…

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エアコンの吐き出す湿気は熱なのです…函館市~北斗市

2014-07-08 18:38:11 | ファース本部
先週に訪問したホーチミンは、気温25℃から40℃、湿度は常に80%以上となっています。
冷房されたホテルやオフィスビルから外部に出るとメガネに結露が生じます。
真冬に調湿性能を持ったファースの家は、氷点下の外部から室内に入ると、メガネが一気に結露しますが、ホーチミンはその逆型結露と言ったところでしょうか。

ホーチミン市街地の一般庶民の住宅にもエアコンは設置されております。
ところがそれを稼働させる頻度は極めて少なく、冷風を吹き当てる冷房が嫌いなようです。
多くが扇風機を回して通気を促して過ごしておりました。

これはホーチミンの電力事情の関係ではなく、単に冷風が嫌いだからだそうです。
エアコンは、家屋内の熱を室外へ運び出す機械ですが、この熱の中には「気温」と「湿気」があります。気温下げる「冷気」だけなら半分の冷房効果しか得られません。
ベトナムのように冬のない国では、通気を重点とした家づくりを行っていました。

熱の半分を占める湿気を追い出すに必要な家屋の気密機能などは全く備わっておりません。
そもそも日本家屋も開放の思想で家づくりは為されてきました。
住宅に対する気密性などは、本来の日本家屋も馴染まないものだったようです。

私達が開発したファースの家は、外部の湿気を遮り、内部の湿気も逃がさない徹底した気密性を構築したのが樹脂スプレー発泡断熱材でシームレス状に家を包む手法でした。
気密の鬱陶しさをするため、外皮(外部に面する断熱層)内側に通気層を設けて冷気を循環させ、床面、壁面、天井面から輻射熱冷気を放つ手法を施しています。
これは乾燥して氷点下になる真冬対策も兼ねているからです。

家屋内の湿度を40%~60%までの範囲に保持する調湿効果を得るには、上記のような構造にしなければ困難です。ホーチミンの富裕層がファースの家に興味を持つのは頷けます。
気温20℃の時に50%の湿度の持つ熱は、18.5℃に相当します。
エアコンの室内機から滴り落ちる水滴は、熱そのものであり、気温30℃でも湿度が低くければ人のカラダから水蒸気が蒸発して体温を奪うため暑さを感じ難くなります。

さて、今日は終日、家庭裁判所で調停業務を行っておりましたが、帰社して直ぐに相談のあったエアコン問題の解決策に取り組んでおりました。
気密性ない家と在る家との対応策が異なります。


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何も生み出さない愚かな戦争行為…函館市~北斗市

2014-07-07 18:14:46 | ファース本部
ベトナム戦争は、アメリカがベトナムと周辺諸国が国際的な社会主義化を怖れ、多くのアメリカ兵とベトナム人、そして参戦軍の犠牲を出して行ったものです。
アメリカは、結局その戦争を放棄して敗退することになります。

現在、そのベトナムは社会主義国家となっています。(写真は先日訪問して撮ったホーチミンにある統一会堂)アメリカがことごとく嫌った社会主義国家ですが…
その社会主義国家のベトナム人の多くは、今アメリカを嫌いな人が少ないと言います。
冷戦時代を過ぎ、今や社会主義とか資本主義で戦争する時代ではなくなったようです。

戦争のその後を顧みると、国土を焼き払われ、肉親の生命や財産を奪われ、失ったものばかりはあるのですが、得たものなどは何もないのです。
それは戦勝国でも略奪して得たものが国家資産として生きることなど在り得ません。

一方的な自国の正当性を明文化して他国に押し付け、武力で威圧して領土拡大を行う覇権主義は、戦争と言うもっとも忌まわしい行動に陥りがちです。
先般のベトナム訪問で感じたのですがベトナム人の多くは、中国の南沙諸島の侵略行為が収まらなければ、武力戦争する覚悟でいるそうです。

おとなしくしている隣人、隣国を脅かして得るものは皆無と言って良さそうです。
民族紛争、宗教紛争いずれも殺し合うこと大義は、とても陳腐に思えてなりません。
人は、ともに分かち合う精神を……しかし、このような精神論は何の役にも立たないとも。
為すべきことを為す。為すべきことを為してこそ愚かな戦争行為を抑えることなのかも。

さて、今日は七夕ですが台風8号が日本列島に近づきつつあります。
台風対策も為すことを為して堪えると言うことでしょうか。
今日は家庭裁判所での調停調査を行ない、明日はほぼ終日家庭裁判所に詰めることに…


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地産材を使用する意義…北斗市

2014-07-05 14:55:46 | ファース本部
東南諸国やロシアの森林資源が枯渇しそうだと言うことです。
日本をはじめ先進国が挙って森林資源を活用したことに要因がありそうです。
そもそも我国の人件費は高騰し過ぎで、山林資源が無料だとしても、伐採、搬送、製材、販売コストを算入すると、製材された輸入木材の方がはるかに安価だった理由もあります。

現在は国際的にも地球温暖防止の意識が高まって参りました。
森林とCO2量には大きな関わりがあるとされます。樹木や草花は、炭酸ガスを吸って栄養にし、酸素を吐き出す作用があり、地球環境の空気清浄機の役割を担っていると言います。

森林を野放図に伐採すると、林野における雨水の吸水効力は希薄となり、雨が降ると地滑りや土砂崩れを誘発し易くなるのでしょう。
それは田畑に安定した治水を促すバランスも壊れ、汚水が河川を通じて海に流れ出ますと、漁業にも影響が出ます。
つまり、森林は地球環境を安定させる重要な資源となっているのでしょう。

勿論、樹木を製材のために伐採したら、丁寧な植樹は必然となります。
つまりは、50年、100年サイクルで森林資源を守って行かなければなりません。
北朝鮮を38度線の南側から見ると禿山ばかりが目立ちます。燃料補給のために切り倒してしまい、何十年先を見越した植樹などを行なう余裕などは全くないからでしょう。

今、地産材を多用する啓蒙がなされています。
それは地域の林業の育成で雇用が生まれ、そこから伐採した木材を製材加工する工場が稼働します。そこにも雇用が生まれます。
更には、遠い国や場所から現地まで搬送するまでに大量の燃料を消費して、その燃費によって排出されるCO2は膨大な量になります。

写真は、函館湾で撮った道南杉の丸太です。この地産材の多用は地球環境保持、地域活性化など、様々な可能性を潜在していることになります。
コストを計算する際には、社会的コストも勘案する習慣が必要のようです。
さて、今日は土曜日、月刊誌のコラム執筆を行っておりました。

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発展途上 ホーチミンの工事現場…北斗市

2014-07-04 18:15:01 | ファース本部
東南アジアでは比較的に民度が高いと言われるベトナムです。
写真はホーチミン市街地の工事現場を撮ったものです。
日本では考えられない工事施工の光景です。
作業員はヘルメット、安全帯、作業服も着ておらず、作業足場もご覧のとおりです。

建築物は、図面通り出来上げれば良いのであり、過程を問われることが少ないようです。
日本の場合は、仮設足場などを工事原価に組み入れるのが常識となっています。
出来上がる建造物のクオリティーは、その過程においても異なってくるものなのですが…

良い建築物は、良い施工状況、施工環境で成就できるのですが、誰もがその完成度に気付くほどのものではないようです。民度が高くなればプロセスが問われるようになります。
日本では、建築労働安全法で写真のような工事施工を行うことが出来ません。
しかし、私がトビ職だった昭和30年代は写真のような施工環境で工事を行っていました。

まさに発展途上国の典型的な光景であり、我国の40年前を見ているような感じです。
ベトナム人は、日本に対する信頼度が高く、純真無垢な人が多いので、施工過程も習得して行くことでしょう。特にホーチミンは、親日的の人々が多いように感じました。

さて、今日は久々に北斗市本社に出社して執務を行い、来客対応や北斗市役所で市長、副市長と健康省エネ住宅国民会議北海道協議会の擦り合わせなども行うことが出来ました。
今日のこの時間、北斗市の気温16℃、宮崎市26℃、一昨日まで滞在し、写真の撮ったホーチミンは、34℃となっています。雨が降りそうで降らない一日でした。

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不思議な乗り物の飛行機…北斗市

2014-07-03 19:26:26 | ファース本部
200トンもの機体に300人もの乗客を乗せ、12時間も飛び続ける飛行機です。
大昔の人々は、この金属の塊が空を飛ぶのですから信じ難い光景も知れません。
写真は全日空のフェスブクックから引用した機体ですが、この中で食事やトイレ、映画を観て、そして寝ることも出来るのです。

ライト兄弟が木製枠に布を張った機体にエンジンを付けて数百メートル余りを飛んでからは、まだ100年余りしか経ていません。飛行機は、目覚ましい勢いで進化し続けています。
自分も毎週のようにこの飛行機に乗っていますが、移動速さが魅力です。

昨日は、ホーチミンから戻って来ましたが帰りのフライトタイムが5時間半でした。
偏西風の向い風で往きは6時間半、帰りは追い風に乗って1時間も速いのですね。
私も日本各地に工務店経営者の仲間がいるためこの飛行機は、とても大切な乗り物です。
ホーチミンから5時間半ですが、東北の秋田県南部から移動すると6時間も掛かります。

今日は自分で決めた休暇日でしたが、テレビで九州での大雨のニュースが流れています。日本全国に仲間がいるため、どこで災害が起きても心配です。
さて、1日中なにもしないで過ごすことも必要なことなのかも知れませんね。
今週と来週は来客対応や家庭裁判所での業務があり、再来週からまた飛行機移動を…

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人は環境に育まれるのか…ホーチミン市~ホーチミン国際空港~成田国際空港

2014-07-02 19:27:06 | ファース本部
私達が住む日本には春夏秋冬の四季があります。
特に北海道は30℃になる真夏、過ごし易い秋、氷点下と猛吹雪の真冬、そして麗らかな春と四季がはっきりしています。
今回訪れたホーチミンは、夏のない国ですが、夏のない環境を私達は理解し難いかも。

常に30℃~40℃の気温と60%~90%の湿度が一年中続いているのです。
この時期は雨季なので地面や屋根や車のガラスなどをスコールが激しく叩き付けます。
しかし、地元の人々はスコールの後の爽やかな涼風を心待ちにしているようです。

ベトナムの古い寺院などは、屋根を抜いた吹き抜けの建造物が多いようです。
一般住宅も通風を工夫したつくりになっていました。しかし、通風スペースやドライスペースを構築するには相応の面積が必要です。そこでファースの家のような仕組みに注目を。

全館を年中通して気温25℃、湿度60%にキープできる住宅システムですから……
今回は全日空のマイレージサービスを活用し、全日空のアテンドでホーチミンに来ました。
現地では地元業者、ホーチミン トラベル オフィスさんがアテンドしてくれました。
写真は、全行程を日本語通訳でガイドしてくれたトウさん、そしてドライバーさんです。

今回は数か所の工事現場をノーアポ訪問しましたが、全部の現場が嫌な顔をしないで、丁寧に説明を。また、幹線道路脇の食堂に入り、ドリンクを注文し、そこの店主のオバチャンに住まい中を見せてくれますか、と尋ねたら何と、居間から寝室から台所まで全てを見せてくれました。
日本人は大好きなのでウエルカム、と家族で迎えてくれます。

ベトナム人の殆どが、明るく朗らかでポジティブな性格で日本人が好きだと言います。
何故に日本が好きかと聞いたら、バイクも電化製品も日本製が最高で日本人は誠実だと…
写真のガイド、トウさんもベトナム人気質の典型で、日本が好きで日本語ガイドになり、妹さんも日本語学校で勉強しているそうです。
あの忌まわしいベトナム戦争を振り返っても恨み言などは出てきません。
それでも中国の領土拡大の横暴には憤っておりました。

ともあれ暑さにも慣れてくると、高温多湿の生活の楽しみ方を知っているようです。
ホーチミンの南国特有の大らかでのんびりした風情は、忙しなく日々を過ごす私達日本に、学ぶべきことがとても多いように思います。

さて、今夜はシェルトンホテルでのサヨナラディナーに参加し、その後にホーチミン国際空港から帰国します。明日早朝の成田国際空港です。

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理不尽旭な侵略や攻撃に勝利するには…ベトナムクチ地区~ホーチミン市

2014-07-01 00:02:28 | ファース本部

アメリカ軍は、その強大な武力行使と、膨大な数の兵力で攻め立ててもベトナム(ベトコン)とのその戦争に勝利しませんでした。
アメリカ軍の執拗な攻撃を避け、更には駆逐するためには、武力での勝ち目などありません。
つまりは、兵力の闘いでは勝ち目がないのでしょう。

ホーチミンから60㎞の距離に在るクチ地区が米軍との戦いの最前線だったと言います。
今日はそのクチ地区に保存されているクチトンネルを見学する機会がありました。
写真は、森の中の地面の下の網の目のように縦横無尽に掘られた地下トンネルの中に、隠れこむ方法や攻撃する方法を再現している場面です。

自分の生命、土地、財産は守り抜くとの強い絆で解放軍と民兵、民衆が一体化し、トンネル作戦を実践したと言います。
全長250㎞にも及ぶ地下トンネルを掘って、その中で生活をしながら襲い掛かる米軍を駆逐した様々な資料が遺されています。

当時のベトナム人は、アメリカ兵を恐れることなくトンネル作戦で成果をあげてゆきます。
世界一巨大な軍隊であるアメリカ軍は、結局敗退してベトナムが統一されますが、ここでも多くの米兵が亡くなりました。他人の生命財産を奪おうとする侵略者は駆逐されるのです。
このクチトンネルには、今日も多くのアメリカ人も見学に来ておりました。

何人も何国も、他国を侵略してはなりません。返り討ちで駆逐されてもそれは報いなのです。
ベトコンに反撃され、立ち往生し、反撃されるアメリカ兵の成り行きを、説明するガイドさんの言葉をアメリカ人が真剣に聞き入っておりました。
ここで亡くなった米兵は、決して好き好んでこの戦争に来たわけではなかったのでしょう。
戦争は万民を不幸にします。

理不尽な侵略行為や略奪などがあったときは、味方同士が知恵を絞り、一体化してチームワークを行えば、きっと成し遂げることも出来るのでしょう。
他国や他人を脅かそうとする行動行為は、戦争の引き金に。決して脅かしてはなりません。

今日の見学でベトコンのチームワーク勝利は、企業経営にも大きなヒントをくれました。
今日も天候には恵まれましたが、時折降るスコールの凄さにも驚きです。
明日は最終日、ホーチミン市内を見学する予定です。

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