
穏やかで平穏な日々を過ごすため、「波風をたてないように」と注意された事があります。
穏やかで平穏な暮らしでは、自分自身が安泰なのでしょう。
しかし仕組みや装置などの周辺状況は時間を経るごとに劣化して行く事になりそうです。
波風をたてなければ、周辺状況が少しずつ、淀み煤けて行く事でしょう。
奇人変人と云えば「変わりモノ」と、言っても間違いはなさそうである。
私も振り返るといつの間にか、ずいぶん様々な波風を巻き起こして来たようです。
家づくりにおける住宅システムの研究開発には大きな改革が伴います。
改革とは既得権益を侵食し、既成概念を上書きする事が多いのです。
既得権を侵されるとプライドが傷つくだけでなく、生活権まで脅かされることになります。
今まで何の抵抗なく飯のタネになっていた事が改革者なるモノに食い荒らされることに。
何の影響力にもならない改革は、真の改革と云う事が出来ません。
従前の技術や考え方を上書きするには、相応の影響力を持つ斬新な改革が必要です。
そのような改革者の多くは、奇人変人と云われる人なのかも知れません。
単なる変わりモノでなく「奇人」とは鬼才、天才、偉人、超人など意味にも訳されます。
「奇人」のつかない単なる変人と「奇人変人」は、大きく異なるようです。
世の中を大きく動かす偉人は、まさに奇人変人の部類に入っていそうな気がします。
私自身も、単なる変わり者の道楽モノと軽蔑された時期がありました。
無いモノを生み出すには少なからず「奇人変人」の部類に入るのでしょう。
辞書で見ると奇人とは、常識にとらわれず、文明の進化、発展に寄与する人と記しています。
これは、とても名誉な事と勝手に解釈しております。
その奇人変人は、無いモノを生み出す次の仕掛けづくりを行っておりました。
写真は現在研究開発中の透明で、グラスウール150㎜相当の断熱壁です。

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